健康、生活 › 2017年08月11日

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2017年08月11日

 「歯みがきをすると歯ぐきから血が出る」といった症状に覚えはありませんか? 

これは歯周病のおもな症状の一つです。歯周病にかかっている可能性を疑ってください。歯周病は、日本人の成人の約8割がかかっている、または予備軍であるといわれる病気です。悪化すれば歯が抜け落ちてしまうこともあり、実に日本人が歯を失う原因の第1位に挙げられています。大切な歯を守るには、早めの治療・予防が肝心です。

歯肉炎
歯肉炎は、歯肉からの出血で自覚することが多い病気です。歯ぐきにのみ炎症が起き始め、歯周ポケットにプラーク(歯垢)が溜まっています。セルフケアとPMTCで完治できます。
マイクロスコープ 歯科
軽度歯周病
歯ぐきに炎症があり、ブラッシングにより出血します。痛みを感じないことも多いです。どの部分に炎症があるかを検査し、歯石を除去します。またブラッシング方法を確認します。治療期間は2~4週間程度です。

中等度歯周病
歯垢や歯石により歯周組織に炎症が生じます。口臭が強くなり、容易に歯ぐきから出血します。歯がグラつく場合も。どの部分に炎症があるかを検査し、歯石を除去します。症状がひどい箇所は歯周ポケット深くまで徹底的に掃除します。またブラッシング方法を確認します。治療期間は1~3ヶ月程度です。
パルスオキシメーター
重度歯周病
歯がグラつき、歯ぐきが腫れることがあります。触れると痛み、強く噛めない場合も。検査をおこない、抜歯することもあります。ほかの歯が同じ症状にならないよう、歯周病の治療をおこないます。最終的には、1~2歯欠損している場合はブリッジで、3本以上の場合は入れ歯になることが多いです。治療期間は、1~3ヶ月程度です。
歯医者 器具

歯周病治療の基本となるのは「毎日の正しい歯みがき」です。同時に歯科医院でも専門的な治療を行いますが、いくら治療をしても歯みがきを疎かにすると歯周病を改善することは難しいといえます。逆にいえば、きちんと歯みがきを継続していれば歯周病は改善することができます。

まずは、毎日お口の汚れをきちんと落とすことが基本だと理解しておきましょう。そこで当院では、患者様自身に正しい歯みがき方法を身につけていただくために歯みがき指導を実施しています。また歯みがきで落とし切れず、歯周ポケット(歯と歯ぐきの間の溝)にできてしまった歯石の除去を行っていきます。  


Posted by koikenina at 15:43Comments(0)