健康、生活 › 2017年08月14日

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2017年08月14日

通常、お口の中には300~400種類の細菌が1000億~1兆個もいるといわれています

これらの菌は普段は悪い事をしませんが、不衛生な口腔内環境や食物の摂取により、粘着性の物質となり歯の表面に付着します。これを歯垢(プラーク)と言い、このプラークが細菌の住処となり歯周病を非子起します。そして、歯周病は進行性の病気です。ですから歯周病から歯や歯肉を守るには、ブラッシングやプロケアにより、この正常な歯周組織を保つ事重要といえます。
オートクレープ
軽度の歯周病
軽度の歯周病です。歯茎に少し赤みを帯びた腫れを確認でき、歯肉ポケットができています。この頃からペリオ臭という口臭もでてきます。歯周ポケットが3~4mm程度であれば軽度歯周病と診断されます。

治療法
歯垢(プラーク)と歯石の除去により、赤みや腫れを抑えることが可能です。その後は衛生士によるプロケアとセルフケアによるプラークコントロールを行い、進行を止めます。
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中等度の歯周病
中等度になると炎症がさらに広がり、歯の周り骨も歯の根の長さの半分くらいまで破壊されていきます。歯茎が化膿し、ブラッシングをした際に膿や出血がでることもあります。歯肉のポケットも深くなり4~7mmになります。場合によっては歯がぐらつき始めることもあります。

この段階になるとスケーリングという歯面に沈着したプラーク、歯石、そのほかの歯面沈着物を機械的に除去や、SRP(スケーリング・ルートプレーニング)という歯周ポケット内部に入り込んだ歯石を取り除く処置を行います。場合によっては、場合によっては、歯石を除去する外科処置を行います。
歯科材料

重度の歯周病
重度になると歯の周りの骨が半分以上破壊され、歯がグラつき激しい口臭を発し、歯茎がさらに腫れ化膿が進みます。歯と歯の隙間もかなり広くなり、見た目にもわかるほど歯ぐきが侵食され、歯が長く見えます。歯周ポケットは6mm以上となります。

この段階までくると、抜歯になる可能性が非常に高くなります。治療法としては再生療法を用いて歯周組織の再生を図る事もありますが、進行の度合いによっては抜歯を免れない状況となってしまいます。  


Posted by koikenina at 17:20Comments(0)

2017年08月14日

歯医者は病気の治療をしに行くところ」そんなイメージを持っていませんか

もちろん、治療は歯科医院の大切な仕事ですが、それ以上に大切なのが「病気にならないように予防する」こと。病気を防ぐことができれば、病気や治療で痛い思いをすることも、高額な治療費がかかったり何度も歯科医院へ足を運んだりすることもないのです。

また、適切な治療を行えば症状を改善できますが、治療で歯を削ると歯はダメージを受けてしまいます。ダメージが蓄積されれば、歯の寿命は短くなりいつまでも健康なお口を保つことはできません。いつまでもご自分の歯で食事や会話を楽しめるよう、「病気になってから歯科医院に行く」のではなく「病気予防のために歯科医院に行く」ようにしましょう。
歯科材料
タバコと歯周病
  喫煙による健康への影響は様々ですが、お口の健康にも大きな影響を及ぼしています。喫煙は唾液の分泌を抑制するため、唾液による自浄作用が減り、お口の中が不潔になりやすく、歯周病の原因となるプラーク(歯垢)や歯石が付着しやすくなります。 
 オートクレーブ
また、タバコに含まれるタールが歯の表面に付着することにより、プラークがとても付きやすくなります。その結果、歯周ポケットが深くなり、歯周病が進んでしまいます。さらに、タバコに含まれるニコチンは歯肉の血管は収縮させ、血液の流れを悪くします。そのために、歯肉に酸素や栄養が行き渡らず、歯肉の抵抗力が弱まり、歯周病を進行させます。 

タバコを吸う人は、吸わない人と比べて、歯周病の症状である口臭に関心度が大変低いといわれています。そして、気がついたときには重度の歯周病になっていることが多いのです。 このようなことから、喫煙者はタバコを吸わない人より高い確率で歯周病にかかりやすく、歯を失う確率も高くなります。また、歯周病の治療を行っても予後がよくないと言われています。
歯医者 器具

生活習慣の改善
病気、睡眠不足、ストレスを感じているときなど抵抗力が落ちているときは歯周病菌に感染しやすくなります。十分な睡眠、適度な運動、ストレス解消は歯周病を治療していくうえでも欠かせません。また、歯周病と関係の深い糖尿病にならないような食事、よく噛んで食べるなど食生活を見直す事も必要です。

スケーリング & ルートプレーニング
歯垢(プラーク)は時間が経てば歯磨きでは取り除くことができない歯石になり、歯石は歯周病菌の格好の棲家となるため、早めに取り除くことが大切です。歯 石・歯垢(プラーク)を除去し、再び付着しづらくする治療法がスケーリング&ルートプレーニングで、歯磨きでは取り除けない歯石はもちろん、取り除けてい ない歯垢(プラーク)を歯医者で除去することによって炎症が収まっていき、歯周ポケットの深さも浅くなりますので、歯周病の進行を抑え、症状の改善が期待 できます。
  


Posted by koikenina at 16:13Comments(0)