健康、生活 › 2017年09月20日

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2017年09月20日

歯周病やムシ歯の原因は、歯垢です

歯周病は歯をささえる骨や歯肉の病気です。たとえば家を想像してみてください。家は土台がしっかりしていないとぐらついてきて、ついには倒壊してしまいます。実は、歯周病もこれと同じことがいえるのです。歯周病は、歯の土台である歯槽骨がだんだんと溶けていき、ついには歯が抜け落ちてしまう怖い病気です。

ではここで歯周病のメカニズムを見てみましょう。歯に付着している歯垢が石灰化し歯石になると、歯と歯肉の付着部分に隙間ができます。これを歯周ポケットといい、ここに細菌などが溜まると炎症が起きます。さらに炎症が歯肉内部に広がると歯根膜や歯槽骨が破壊され、歯を支えきれなくなります。これを治療せずに放っておくと、歯の土台となる歯槽骨まで溶けてしまい、最終的に歯を失ってしまいます。
オートクレーブ滅菌
近年、厚生労働省の調査によると、日本人の約8割が歯周病にかかっているという結果が報告されています。歯周病の恐ろしさは、初期段階では自覚症状がほとんどとないこと。歯のぐらつきや、歯ぐきからの出血などの症状が現れたときにはかなり進行していて、すでに手遅れという場合がほとんどです。驚くことに、40才以上の5人のうち4人は歯周病にかかっているといいます。もはや、歯周病は「国民病」と言えるのかもしれません。


歯周病の予防と治療
自分で行う歯周病予防
歯周病やムシ歯の原因は、歯垢です。この歯垢は、ていねいなブラッシングによって、大部分取り除くことができます。程度の軽い歯周病であれば、ブラッシングで治してしまうことも可能です。

ブラッシングの指導
歯科治療の最も基本になるのが、正しいブラッシングを患者さんに知ってもらうことです。歯科医師による診断と治療方針により、歯科衛生士がブラッシングを指導します。
超音波スケーラー
歯石除去をしてもらう
自分で歯石を取り除くことはできません。そこで、歯科医院で定期的に歯石を取り除きます。また歯の表面をなめらかにして歯垢をつきにくくします。

歯周病が進んでしまったとき
抗生物質を歯周ポケットに入れて、殺菌する方法や、さらに症状が進んでしまったときには、手術が必要な場合もあります。  


Posted by koikenina at 17:08Comments(0)

2017年09月20日

歯周病は年齢からくる老化現象と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、決してそうではありません

20代の若い人も歯周炎も含めると約7割くらいの方が歯周病患者です。日本は「歯周病大国」と呼ばれるほど歯周病患者が多くとても身近な病気です。また一度歯周病になった人が再発する確率が高い病気です。それはなぜでしょうか?
 
そもそも歯周病の原因は、歯の表面に付着する細菌によるよって引き起こされる感染症です。しかし、根本的な問題は「なぜ細菌の増殖が起こり、歯や歯茎を蝕んでいったのか?」というところに目を向ける必要があります。

この根本的な問題は人それぞれ違ってきます。例えばストレスによる歯ぎしりで歯や歯茎に負担がかかり細菌に感染しやすい状態になっていることが原因のケースや、被せ物にズレが生じそこに食べカスが溜まりやすい状態となり、細菌増殖してしまったことが原因のケースも考えられます。
歯科治療器具
STEP1 初期検査
綿密な検査をして歯周病になっている原因を調べます。レントゲンを撮ったり、歯周ポケットの深さや日頃行っているブラッシング方法を行ってもらい間違ったブラッシング方法で磨いていないか調べます。

STEP2 初期治療
歯周病の大きな原因である、歯石を除去します。 歯石が付くのは、正しいブラッシングが出来ていない ことが原因です。

STEP3 再評価
歯周病のなおり具合をチェックします。歯石除去や正しいブラッシングで歯周病が治らない場合は、外科的な治療が必要になる場合もあります。

STEP4 外科治療(必要に応じて)
初期治療によって治らない場合、外科手術を行います。
光照射器
STEP5 定期検査
歯周病は、治ってからが肝心です。3ヶ月から6ヶ月に1回は、定期検診を受けるようにしましょう。歯石がたまってしまえば、また歯周病になってしまう可能性があります、歯周病は、早期発見・早期治療が一番です。  


Posted by koikenina at 15:50Comments(0)