健康、生活 › 2017年10月26日

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2017年10月26日

歯ぐきが赤くなり、ブラッシング時に血が出ることがある。

歯周病と聞いて、「自分は関係ない」と感じている方が多くいますが、日本人の80%が歯周病にかかっているとされています。歯を失う原因では、むし歯によるものを越して、歯周病が一番の原因となっています。歯周病は歯茎など、歯の周りにある組織が歯周病菌に感染することで起こる感染症の一種ですが、一度かかってしまうとなかなか簡単には治りません。

歯周病にかかると、初期の頃は特にこれといった自覚症状はありませんが、次第に歯茎が腫れたり、ブラッシング時に出血したりするなど、様々な症状が現れます。症状が進行すると、歯茎が下がって歯が長くなったように見えてきます。そして、最終的には膿が出たり、歯がぐらぐらしたりするようになり、そのまま放置して治療せずにいると歯が抜けてしまう場合があります。
ハンドスケーラー
歯周病は自覚症状のないまま、どんどんと進行していきますので、日頃からケアしておくことが大切です。特に、歯周ポケットに歯周病菌の巣ができるので、歯と歯茎の境目を力を入れ過ぎず丁寧に磨くことが大切です。また、歯ブラシだけでは取りきれない汚れが付着する場合もありますので、ご自宅での日々のケアに加え、定期的に歯科医院でプロによるケアを受けられることをおすすめします。

進行段階1 歯肉炎
歯ぐきが赤くなり、ブラッシング時に血が出ることがある。
コントラ 歯科
進行段階2 軽度歯周炎
歯ぐきが腫れ、歯周ポケットが深くなり、顎の骨が溶けはじめる。

進行段階3 中等度歯周炎
顎の骨が半分近く溶け、歯がグラつく。歯が浮いた感じになり、口臭がひどくなる。

進行段階4 重度歯周炎
顎の骨の大部分が溶け、歯がグラグラになる。出血や膿がひどくなり、悪臭を放つ。このまま放置すると歯が抜け落ちる。

歯周病は予防できます
歯周病は初期段階での自覚症状が少ない病気です。症状が出るほど進行してしまうと、歯を失うリスクが高くなります。歯周病は予防できる病気なので、いつまでも自分の歯で噛むためにも、歯周病にかかってから治療するのではなく、かかる前に予防することが大切です。普段のケアとともに、予防歯科も合わせて受診しましょう。
  


Posted by koikenina at 14:59Comments(0)