健康、生活 › 2017年11月29日

PR広告

  

Posted by at

2017年11月29日

歯肉炎・・歯ぐきのプラーク(歯垢)によって炎症が引き起こされます

歯の土台の病気なので、進行し症状が悪化すると歯がぐらつき、ついには抜けてしまいます。歯周病は、日本人が歯を失う1番の原因といわれています。厚生省(厚生労働省)の調査によると、歯周病の予備軍にあたる人は、10人に7人いることが分かりました。

歯周病の原因について
歯周病の原因となっているのは、『歯周病菌』といわれる悪性の細菌です。日々のブラッシングや定期的な歯のメンテナンスを怠っていると歯にはプラーク(歯垢)がたまって行きます。この『歯周病菌』がプラーク(歯垢)から歯と歯ぐきの間にできた『歯周ポケット』とよばれる溝の中に入り込みどんどん繁殖します。

『歯周ポケット』はほとんど無酸素状態ですが、『歯周病菌』は酸素をひじょうに嫌うのでこの無酸素状態の中ではどんどん繁殖します。最初はほとんど自覚症状はありませんが、歯肉炎とよばれる炎症を経て最後には歯周組織を破壊するに至ります。
歯科治療器具
また歯周病にはその症状や様々なタイプがあるとともに、体の他の部位の症状と密接に関連して歯周病が引き起こされやすくなるケースもあるといわれています。

歯周病は『沈黙の病』ともいわれ、最初は自覚症状がほとんど無く、定期的な検査が必要です。具体的には下記のような段階で進行していくといわれています。
 初期・・・ほとんど自覚症状はありません。

歯肉炎・・歯ぐきのプラーク(歯垢)によって炎症が引き起こされます。出血をともなうことも多々あります。
光照射器
歯周炎・・歯肉炎を繰り返すうち、歯肉が腫れ、膿が出たりするようになります。
歯槽骨が破壊され、歯が抜けてしまう
 
一般的にはこのような過程で進行することが多いのですが、歯周病にも色々なタイプがあり症状も様々なので、やはり日頃から予防に努めるとともに、おかしいと思ったらすぐ専門医へのご相談をおすすめします。
  


Posted by koikenina at 15:53Comments(0)

2017年11月29日

歯周病はむし歯とともに歯を失う最も大きな原因です。

この歯は、食べ物がはじめて出会う「消化器」であるだけに、歯周病で歯を失うと、十分に咀嚼(かみ砕き・すりつぶし)ができず、からだ全体に大きな影響が及びます。さらに最近ではこちらの図譜のように歯周病が全身のさまざまな病気に関わっていることがわかってきています。それでは代表的な歯周病と他の病気や健康との関係について説明していきます。
抜歯鉗子
歯周病のしくみ
直接的な原因はプラーク
プラークは、歯の表面に集まる目に見えない細菌からできているネバネバとした薄い膜のことです。プラークには無数の歯周病菌が潜んでおり、菌が出す毒素が歯周病の発生や進行に大きく影響してきます。プラークを放置するとやがて歯石に変化。歯石になると、周囲の歯周組織がさらに炎症を起こします。さらに放置すると細菌が奥に入り込んでいき、毒素を出し続けることで歯を支える骨を溶かしていきます。最終的には歯を支えられなくなり、咬むことが困難になり、歯が抜け落ちてしまうので早めの受診をおすすめします。

歯科医院でしっかり歯周病予防
歯周病を予防するためには毎日のブラッシングなど、ご自宅でのケアが大切ですが、どんなにケアを徹底しても残念ながらそれだけでは不充分……。
ご自宅でのケアに加えて、歯科医院でのケアを行うことではじめて歯周病が予防できるのです。ダブルケアでしっかり歯周病を予防しましょう。

 歯科医院で実施する歯周病予防 ~PMTC~
PMTC
自分に合ったブラッシング方法で歯磨きをしていても、どうしても落としきれない汚れがあります。歯の裏や歯と歯の間などは汚れが溜まりやすく、ブラッシングでは除去するのが難しいのです。歯科衛生士による歯のクリーニング「PMTC」を受ければ、このような汚れを一掃できます。歯周病の原因であるプラークを除去し、健康な口腔内環境を保ちます。
マイクロスコープ 歯科
SRP(歯石除去・歯面清掃)
専用の器具を使い、歯石を除去します。除去すると表面がザラつくため、最後になめらかに仕上げて終了します。  


Posted by koikenina at 15:06Comments(0)