健康、生活 › 2017年12月08日

2017年12月08日

歯周病の治療はまず、歯と歯ぐきの間の「歯周ポケット」を測定することから始まります

歯周病は、歯周細菌と呼ばれる細菌が、歯ぐきの内側に入り込むことで発生します。歯周病が進むと、歯ぐきだけではなく、歯を支えている顎の骨(歯槽骨)にまで炎症が及びます。進行を抑えられなければ歯を支えることが困難になり、最終的には歯を失ってしまう恐ろしい病気です。 歯周病を予防するには、早期発見・早期治療が欠かせません。

歯周ポケットの測定
歯周病の治療はまず、歯と歯ぐきの間の「歯周ポケット」を測定することから始まります。一般的に歯周ポケットの深さが1~2mmであれば正常で、3~5mmであれば中程度の歯周病、6mm以上だと重度の段階に進行していると考えられます。特にポケットの深いところや検査時に出血した箇所は歯周病の可能性が高いです。この部分から治療を始めます。
歯科レントゲン
歯肉炎(①の状態):歯周ポケットが3~4mm
歯肉が赤く腫れ上がってしまい、歯ブラシなどで歯肉から出血しやすくなります。
初期歯周炎(②の状態):歯周ポケットが4~6mm
歯肉が赤黒くなってしまいます。口臭がひどくなり、口の中が粘っこく感じられます。
中期歯周炎(③の状態):歯周ポケットが6~8mm
歯が動くようになり、咬みづらくなります。歯肉に膿がたまり、急激な痛みが生じてしまうことがあります。

後期歯周病(④の状態):歯周ポケットが8~10mm
歯槽骨が吸収されて、歯が支えられなくなります。歯がグラグラ動いてしまい、自然に抜けてしまうこともあります。

歯肉炎や軽度、中度の歯周病の治療
歯にこびりついている歯垢や歯石は、スケーラーという器具を使って削り取ります。
また、歯の根の表面がざらついていたり、歯石がこびりついたりしている場合は、歯垢や歯石から出る毒素で汚染されている可能性が高いため、「ルートプレーニング」という方法で汚れを取り除きます。歯石を除去するとその部分の炎症が治まり、軽度であれば治癒します。
スリーウェイシリンジ
重度の歯周病の治療
歯垢や歯石の除去でポケットが深いままの場合、深さを短くするために外科的な手術を行います。歯周病が進行し、骨が溶けて薄くなっている場合は、特殊な材料で失った部分の骨を補う手術を行うこともあります。  


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2017年12月08日

歯垢(プラーク)や歯石

歯の周囲に付着する細菌性の歯垢や歯石が、歯肉と歯の根の間の、いわゆるポケットの中に侵入していって、その中で繁殖をくりかえすことによって、歯周病を進行させていきます。

細菌
細菌が歯肉や歯槽骨に炎症を起こし、その炎症をさらに進行させながら、細菌自体が増殖し、さらに、その細菌が組織を侵す攻撃力が強まり、歯周病が進行します。

詰め物・かぶせ物の不適合
詰め物・かぶせ物が合っていないと、隣の歯と段差ができてしまい、段差部分に歯垢(プラーク)が付着しやすくなりますので歯周病になりやすくなります。金冠や陶材のクラウンなどを歯にかぶせたり、入れ歯をすると食べカスがたまりやすい状態になります。または、歯肉の形態がデコボコしていたり、歯と歯肉の境目がくぼんでいたりしても、食べカスはたまりやすくなります。
ハンドスケーラー
歯周病は一夜にして、歯がぐらつくなどの末期症状が出るのではなく、初期や中期の段階でも、わずかなサインがあります。末期の段階で慌てて何とか歯を残したいと思う前に、できるだけ早期の段階でのサインを見逃さないようにすることが大切です。歯周病を初期~中期~末期という3段階に分けて説明します。

歯周病の初期
<症状>
歯ぐきに歯ブラシをしっかり当て、ゆっくり動かすと、出血することがある。歯がうずいたり、歯ぐきがはれぼったく感じることがあるなどが特徴、一般的に初期段階では、無症状なことが多い。
歯科用マイクロスコープ
歯周病の中期
<症状>
水がしみるようになり、歯磨きすると歯ぐきから出血する。歯ぐきが時々腫れたり、治ったりを繰り返す。歯ぐきを押すと膿(うみ)が出る。歯ぐきから臭いがする。初期の段階から数年経過すると見られることが多い。

歯周病の末期
<症状>
歯をかみ合わせるだけで、ぐらつく。歯の周囲を指で押すと膿(うみ)が歯の周りににじみ出てくる。痛みが出ないこともある。歯磨きの際、毎回のように出血する。  


Posted by koikenina at 15:56Comments(0)

2017年12月08日

歯周病は、歯ぐきの腫れや出血に始まり、最終的には歯を 失うことにつながる恐ろしい病気です

日本人の成人の8割が発症しているといわれ、年齢を追う ごとに自覚症状を持つ人の割合が高くなっていきます。誰だって歯周病にかからずに、年をとっても自分の歯で おいしい食事を楽しみたいですよね。

そのためには、日頃の歯周病の予防が必要なのです。歯周病を予防するためには、まずは歯周病とはどのような病気なのかを知っておく必要があります。正しい知識があれば、歯周病は決して怖い病気ではないはず。ここでは、歯周病の原因や症状、簡単にできる歯周病の予防法についてご紹介します。

歯周病は基本的には,歯周病菌による感染症です。お口の中では、常に歯周病菌と体の防御機構とが戦っています。体の防御機構が歯周病菌に負けた時に、歯周病が進行します。
抜歯鉗子
つまり、歯周病の治療を成功させるには、この歯周病菌との戦いに勝てば良いのです。
まず、敵軍の兵力を減らすため、すなわち、歯周病菌の数を減らすため、徹底したプラークコントロール(歯みがき)が必要です。また、戦争ですから、敵の基地も破壊しなければなりません。それが、歯石除去であり、歯周ポケット内のバイオフィルム(細菌の強固な塊)の破壊です。これは、歯科医院での治療となります。

また、自軍の戦闘能力を上げる事も必要です。体の防御機構を強化するため、体調を整えて、疲労しないように注意しましょう。喫煙は、歯周病を悪化させますので、禁煙をおすすめします。

メンテナンス
歯周病は、生活習慣病としての側面も持っています。そのため、治療が終了し、症状が安定しても、歯科医による定期的なメンテナンスが,再発防止には不可欠です。
超音波スケーラー販売
生活習慣の改善について
歯周病は生活習慣病ですので、日頃の生活習慣によって歯周病になりやすくなったり、治りづらくなることがあり、いくら正しい歯磨きを行ったり治療を行っても生活習慣を見直さない限り、歯周病の完治は困難です。今一度、ご自身ライフスタイルを見直すことが重要です。

よく噛んで食べる
物をよく噛むということは非常に大切で、噛めば噛むほど唾液が分泌され、唾液によって細菌を洗い流してくれるため歯周病予防、虫歯予防、口臭予防に効果的となり、さらによく噛むことによって満腹中枢が刺激され食べすぎを防いでくれるので肥満、糖尿病予防にも繋がるのです。  


Posted by koikenina at 15:52Comments(0)