健康、生活 › 2017年12月09日

PR広告

  

Posted by at

2017年12月09日

さらに不潔にしていると、プラークが増えて歯周病菌の勢いが強くなり、歯を支えている骨が破壊されだします

歯周病は、歯を支えている周りの組織が歯周病菌によって破壊されていく感染症です。治療をせずに放っておくと歯が揺れて噛めなくなり、最後には抜けてしまうこともあるこわい病気です。30歳以上の多くの方々がかかっており、歯を失う原因の約7割(10人に7人)が歯周病と言われています。
エアーモーター
歯肉炎
お口の中を不潔にしていると、歯と歯肉の境い目の歯肉溝にプラークが溜まり、炎症が起きて歯肉が赤く腫れます。これが歯周病のはじまりの歯肉炎です。
歯肉が腫れて深くなった歯肉溝を、歯肉ポケットといいます。歯ブラシがあたると出血することもあります。

軽度歯周炎
さらに不潔にしていると、プラークが増えて歯周病菌の勢いが強くなり、歯を支えている骨が破壊されだします。骨が破壊される時にはお痛みを感じないので、ご自身での発見は難しいものです。歯と歯茎のつなぎ目も破壊され、ポケットが下に向かって深くなる歯周ポケットになり、歯が長くなったように見えます。(この状態での歯周ポケットの深さは4mm程度です。)これが歯周炎で、歯肉炎と歯周炎を合わせて歯周病と呼んでいます。歯周ポケットの中にはプラークが固まった歯石があり、歯周病菌がたくさん繁殖しています。この歯周病菌(歯石・プラーク)を完全除去しない限り、歯周病は治りません。
抜歯 器具
中等度歯周炎
プラークがさらに増えて歯周病菌がますます繁殖し、歯を支えている骨が半分くらい溶けた状態となり、歯を指で押すとぐらつくようになります。この状態でもお痛みは感じませんが、歯が浮くような感じがしたり、口臭が強くなったり、自覚症状が出ます。歯周ポケットの深さは6mm程度となります。歯周ポケットの深い部分に付着した歯石・プラークを掻き出して歯周病菌を完全除去しない限り、歯周病は治りません。

歯を失う
それでも治療せずに放っておくと、歯を支えている骨が破壊されて歯がグラグラになり、ついには抜けてしまいます。歯周病の恐ろしいところは、歯周病にかかった歯だけでなく、隣りの歯までどんどん悪影響が及ぶことです。
  


Posted by koikenina at 15:53Comments(0)

2017年12月09日

これまで歯科医院へは「歯が痛くなってから行く」という方は多かったのではないでしょうか?

確かに歯科医院に行くことで歯の痛みの原因を根本から取り除いてくれますが、少なからず歯の寿命を縮めてしまいます。歯は一度削ってしまったら、もう元には戻りません。痛くなってから行く⇒歯を削るという悪循環をとめることが重要です。そのため、近年はむし歯や歯周病にならないためのケアが重要視されてきているのです。健康な歯を保つためにも、むし歯になり治療によるダメージを歯に与える前に予防を心がけましょう。

予防歯科の流れ
1治療後の定期検診
虫歯のない方、治療が終わった方は定期的に歯科検診を受けましょう。口腔環境は、虫歯や歯周病などの口内疾患の有り無しに関わらず、年齢や生活環境の変化によっても変わります。
歯科医院でプロの目による口内疾患の早期発見と早期治療、そして口腔環境の変化に気づいていくことで、その時に最適な予防方法を行うことができます。
家庭用超音波スケーラー
PMTC(クリーニング)
虫歯の発症が見られなかった場合でも、歯垢や歯石が多い方はPMTC(クリーニング)をおすすめしています。
*PMTCは保険未対応の自由診療となります。
パルスオキシメーター
PMTCとは?
予防のプロである歯科衛生士が、毎日の歯みがきでは取り除くことができないバイオフィルム(細菌の膜)を、専用器具を用いて綺麗に取り除くクリーニング処置のことを指します。バイオフィルムが除去されることで、虫歯や歯周病の原因そのもののリスクが軽減されるため、発症のリスクを抑えられます。更に口臭予防や、コーヒーやタバコのヤニなどで起きる歯の着色汚れも取り除くことができます。

PMTCの流れ
STEP 1歯垢や歯石を専用の器具で取り除きます
STEP 2歯の表面や歯間などの汚れを、ラバーカップなどを使用して痛みなく磨き上げます
STEP 3消毒液を使用して、歯周ポケットや歯を洗浄します
STEP 4最後にフッ素を歯の表面に塗布し、歯質を強化します  


Posted by koikenina at 15:04Comments(0)