健康、生活 › 2018年02月12日

2018年02月12日

さらに進行すると、歯を支える骨(歯槽骨)まで溶けてなくなってしまいます

歯を喪失する原因で多いのは、虫歯と歯周病ですが、中高年以降では、特に歯周病が、その原因となっています。成人の方の約8割が、歯周病に罹患しています。歯周病はサイレント・ディジーズ(静かに進行する病気)と言われ、かなり進行するまで自覚症状がありません。歯周病になると、歯と歯肉の結合が壊され、歯肉が歯から剥がれてしまい、スキマ(歯周ポケット)ができます。

さらに進行すると、歯を支える骨(歯槽骨)まで溶けてなくなってしまいます。歯肉からの出血、腫れ、痛みなどを繰り返し、やがて歯がグラグラしてきて、最後には抜けてしまいます。歯周病は、お口の中だけの問題ではありません。心臓病の原因となる事もありますし、妊娠中であれば,早産・低体重児出産のリスクが高まります。また、糖尿病の患者さんが、歯周病を治療したら、血糖値が下がったという報告もあります。
ニッケルチタンファイル

治療より予防が最善の道
虫歯や歯周病が恐ろしいのは自覚症状がないままに病状が進行してしまい、気づいたときには治療が必要になるほど悪化していることです。幸いなことに、どちらも原因や発症のメカニズムは解明されており、しっかりと予防ができれば治療に至らずに済ませることも可能です。

ところが、ひとたび虫歯や歯周病になれば、失われた歯や歯周組織は元通りにはなりません。症状が出てから歯医者に行けばいい、という考えでいると何度も治療を行うことになり、そのたびに歯や歯周組織にダメージが蓄積され、やがて歯を失うことにつながります。やはり治療より予防が最善の道です。
マイクロスコープ 歯科
歯周病は基本的には,歯周病菌による感染症です。お口の中では、常に歯周病菌と体の防御機構とが戦っています。体の防御機構が歯周病菌に負けた時に、歯周病が進行します。つまり、歯周病の治療を成功させるには、この歯周病菌との戦いに勝てば良いのです。
まず、敵軍の兵力を減らすため、すなわち、歯周病菌の数を減らすため、徹底したプラークコントロール(歯みがき)が必要です。また、戦争ですから、敵の基地も破壊しなければなりません。それが、歯石除去であり、歯周ポケット内のバイオフィルム(細菌の強固な塊)の破壊です。これは、歯科医院での治療となります。また、自軍の戦闘能力を上げる事も必要です。体の防御機構を強化するため、体調を整えて、疲労しないように注意しましょう。喫煙は、歯周病を悪化させますので、禁煙をおすすめします。  


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2018年02月12日

虫歯や歯周病予防で最も重要なのはブラッシング(プラークコントロール)です

毎食後にきちんとブラッシングを行い、歯の病気を予防しましょう。予防歯科は虫歯治療などの歯科治療とは違い、「予防を目的とした歯科治療」です。虫歯や歯周病などが発生してから治療するのではなく、それら「お口の病気」を予防するために治療を行います。

PMTCとは「Professional Mechanical Tooth Cleaning」の頭文字を取ったもので、「専用機材を使ったプロによる歯のクリーニング」のことです。歯科医・歯科衛生士が様々な機材とフッ素入りペーストを使用し、虫歯や歯周病の最大の原因である「バイオフィルム(細菌のかたまり)」を除去していきます。PMTCは歯のクリーニングなので、ドリルなどは使いません。施術中に痛みを感じることはありませんので、リラックスして治療を受けていただけます。
マイクロモーター
「削る診療」から「削らない診療」へ
様々な研究の成果から、虫歯も歯周病も実は”細菌の感染症”だということがわかってきました。この細菌感染は、正しい知識を身につけ、正しいメインテナンスを行っていけば、未然に防げることがわかっています。それに伴い、歯科治療も従来の治療から、大きく変化をしてきました。

そう、「削る診療」から「削らない診療」へ。
「生まれたばかりの赤ちゃんのお口の中には、虫歯菌がいない」ってご存知ですか? 虫歯菌は、赤ちゃんの周りにいる大人から感染してしまうことが多いのです。これからは、治療するために歯医者さんへ行くのではなく、”予防をするために歯医者さんに通う”ことが健康な歯を長く保つ秘訣です。
エアーモーター
そして、痛い思いをしないですみ、一生自分の歯で食事をすることができます。しかも、従来の”入れ歯になるまで治療を繰り返す方法”に比べ、一生涯にかかる”時間は短く”、”治療費はグンと安く”抑えることも出来ます。  


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