健康、生活 › 2018年03月01日

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2018年03月01日

歯周病の進行段階は、大きく分けて4段階に分けることが出来ます。

歯周病とは、歯の表面につくプラーク=歯垢(細菌の塊り)によって引き起される文字通り、歯の周りの病気の事です。30代以上の日本人成人の約8割がかかっているといわれ、いわば「歯の成人病」ともいえる恐ろしい病気です。若いときに歯を失う原因は虫歯であることが多いのですが、40代を過ぎてからはこの歯周病が最も多い歯を失う原因となります。また歯周病は、進行が進み歯を支えている骨(歯槽骨)が溶けてしまうと、なかなかもとの状態には戻りません。ですので早い段階で歯周病を発見し、進行させないようにすることが非常に大切です。いつまでも自分の歯で噛めるようにしっかりメンテナンスしていきましょう!

歯周病の進行段階は、大きく分けて4段階に分けることが出来ます。段階によって症状や治療法が異なります。多くの方が、「歯がぐらつく」などといった自覚症状を感じてからはじめて歯科医院に来院されますが、このような症状があるときは、かなり進行してしまった状態なのです。歯周病に限ったことではありませんが、できるだけ早期発見が大切な歯を残すにはとても重要です。そのため日頃からの予防や、もし歯周病になってしまっても初期段階での症状を見逃さないようにすることが大切です。
家庭用超音波スケーラー
歯周病が全身疾患の原因となる可能性
歯周病は細菌を原因とする感染症です。歯周病も生活習慣病の一つと考えられ、タバコやストレス、生活の悪い習慣が歯周病を悪化させる原因と言われています。 そして近年、細菌を原因とする歯周病が全身疾患に密接に関係していると言うことが分かってきました。

糖尿病
糖尿病との関係は特に密接で、歯周病を治療することで糖尿病が改善することもあると言われています。糖尿病の原因となるという研究結果もあります。

心臓疾患・動脈硬化
歯周病菌が、口から体内に侵入して血管に作用し動脈硬化を引き起こします。また、それによって心臓疾患も引き起こすと言われています。
抜歯 器具
肺炎
歯周病の細菌が肺に入り、肺炎を引き起こすケースがあると指摘されています。

スケーリング(歯石除去)
歯石は歯面に付着したプラークに唾液中のリン、カルシウムが混じって石灰化したもので、表面は粗造でプラークが更に付着しやすいような構造をしており、歯に強固に付着しています。そして強い病原性を持っています。スケーリングでは主に、超音波スケーラーやキュレットスケーラーを使用して取り除き、歯の表面をつるつるの状態にし、プラークが付着しにくい状態にします。  


Posted by koikenina at 16:31Comments(0)

2018年03月01日

歯を失う原因の約半数が歯周病と言われています。

歯周病は、歯を支える歯ぐき(歯肉)や骨(歯槽骨)、歯と骨の間を繋ぐ歯根膜という線維等の組織が壊されていく感染症です。歯周病は痛みなどの自覚症状が少ないまま進行するので、治療をせずに放っておくと歯が揺れて噛めなくなり、最後には抜けてしまうこともある怖い病気です。30歳以上の多くの方々がかかっており、歯を失う原因の約半数が歯周病と言われています。

歯周病の進行度とその治療
歯肉炎
歯と歯ぐきの間(ポケット)にプラークがたまり、細菌の影響で歯ぐきが炎症を起こします。歯ぐきが腫れたり、歯みがきの際に出血することがありますが、まだ痛みを感じないため放置してしまうひとも多いです。炎症は歯ぐきで生じているだけなので、歯科医院でのメンテナンスと日々の正しいブラッシングで改善・完治が見込めます。
ハンドピース
歯周病(軽度)
歯ぐきの腫れが悪化していきます。歯みがきの際の出血のほか、水がしみることもあります。この段階になると、歯を支える骨が溶け始めますが、まだ痛みを伴ないません。歯周ポケットが徐々に深くなることで、プラークや歯石がさらに溜まりやすくなり、放置することで中度に進行する危険性が高まります。歯周病(軽度)の治療では、専用の器具で歯周ポケットに溜まったプラーク・歯石をしっかりと取り除いていきます。

歯周病(中度)
歯ぐきの炎症がさらに進み、歯周ポケットもより深くなっていきます。歯ぐきが痩せて、歯が長くなったように見え、歯周ポケットから膿が出たり、口臭が気になることもあります。骨がさらに溶かされることで、歯がぐらつきはじめ、違和感・痛みが生じてきます。
歯周病(中度)では、プラーク・歯石の除去に加え、歯根(歯ぐきに埋まっている歯)の治療も行っていきます。この治療で症状が改善されれば、メインテナンス(定期的な検診、歯石の除去)に移行します。
オートクレーブ
歯周病(重度)
歯を支えている骨が大きく溶かされることで、歯のぐらつきがひどくなり、食事も不自由になります。歯ぐきは真っ赤に腫れあがり、痛みのためにしっかり噛むことができません。放置しておくと、歯が抜け落ちてしまいます。この状態まで進行してしまうと、手術などの外科的治療を検討する必要があります。  


Posted by koikenina at 15:35Comments(0)