健康、生活 › 2018年03月29日

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2018年03月29日

『歯周病なんて高齢者の病気でしょ。』

最近、マスコミなどでも多くとりあげられるようになった『歯周病』。
全く聞いたことも無いという方は少なくなったと思います。『歯周病』とは、お口の中の感染症です。歯周病菌が歯ぐきに悪さをすることで、知らずしらずのうちに、歯ぐきを崩壊させてしまいます。『歯周病なんて高齢者の病気でしょ。』

そんな風に、誤解してはいけません。実は、30代でも約8割の人が歯周病に罹っているとも言われる病気です。さらには、最近では10代でも歯周病にかかっている人もいると言われています。もはや、国民病とも言えることができます。
歯科用マイクロスコープ
歯周病が恐ろしいのは、知らず知らずの内に悪化しているという点です。気がついた時には重症化してしまい、最終的には歯が抜け落ちてしまいます。抜歯にいたる原因の多くが歯周病であるというデータもあります。とにかく、歯周病は早期発見・早期治療が基本です。 まずは、定期的に歯科医院に通い、お口の中をチェックしてもらうことが必要です。まずは、歯周病の成り立ちについてご説明します。

下記のような生活習慣は、歯周病を誘発するとともに悪化させてしまいます。
1 歯磨きをしない
お口の中に食べかすや歯周病菌が残ってしまい、虫歯や歯周病の原因になります。
2 タバコを吸う
タバコを吸うと血行が悪くなり、歯を支える組織にも悪影響が出ることで、歯周病が進行してしまいます。
3 ストレスが日常的にかかる状況にある
精神的ストレスのせいで体の抵抗力が弱くなったり、食生活が変化したりすると、
歯周病が悪化しやすくなります。
4 歯ぎしり・噛み締め
無意識下の歯ぎしり・噛みしめも、お口の健康にとって大敵です。
顎や歯周組織に負担をかけた結果、歯肉が弱まり、歯周病が急速に進行します。
5 口で呼吸をする癖がある
口の中が乾燥すると歯石が付着しやすくなります。
唾液による自浄作用もなくなってしまい、歯周病菌の温床となります。
6 栄養が偏った食事、偏食傾向が強い
食生活の乱れや偏食などによって体の抵抗力が弱まると、歯周病になりやすくなります。
電気歯髄診断器
さらに、もう一つ覚えておいていただきたいポイントがあります。 歯周病は、就寝中にリスクが高まる事実です。 夜、眠っている時は、唾液の分泌量が減ってしまうため、歯周病菌を洗い流す能力も、必然的に減ってしまいます。そのため、歯周病菌が増殖しやすくなるため、歯周病になるリスクが高まるのです。ですから、夜寝る前は、できるだけお口の中を綺麗にして寝ていただくことが重要です。 歯磨きをした後で、夜食を食べたりするのはNGですのでご注意ください。歯磨きをした後は、何も食べずに就寝するようにしましょう。  


Posted by koikenina at 16:00Comments(0)

2018年03月29日

予防歯科で期待できる効果

しっかりとした予防歯科で口内の環境を良い状態に維持することは、むし歯や歯周病を未然に防いで治療の必要性を省き、大切なご自身の歯を長持ちさせる以外にも、歯周病が引き起こすといわれる心疾患や脳血管疾患、糖尿病などの全身的な疾患や口臭を防ぐことにも繋がります。定期的にクリーニングを受けていると歯の自然な白さを保つことができ、口元がすっきりと綺麗になることで人に与える印象が良くなるという効果も見込めます。当院の予防歯科では、高い技術力により丁寧なクリーニングを行うことはもちろん、歯の表面を磨く時には研磨剤の入っていない歯磨き粉を使うなど、歯を傷めずに効果を高めるためのさまざまな工夫を凝らしています。

ご自宅のケアで気をつけていただきたい点
歯ブラシを使った歯磨きはセルフケアの基本ではありますが、それだけで充分というわけではありません。
口腔内カメラ
当院の予防歯科における歯磨き指導の際には、歯間ブラシやデンタルフロスも併用して、歯と歯の間の細かい部分まで意識して綺麗にすることをアドバイスしています。補助器具の重要性は以前と比べると少しずつ一般に浸透してきてはいるものの、使った方が良いということは知識として知ってはいても、実際に毎日のケアに取り入れるところまでは至っていないという方もまだまだ多いのが現状です。ブラッシングについても、ご本人はすみずみまで磨いているつもりでも細かい部分に汚れが残っているケースが多く見受けられます。かみ合わせとの関連も見過ごしてはならない点であり、歯と歯が強く当たっているところにはクラック(ひび)が入りやすく、その付近の歯間部に磨き残しがあればそこからむし歯になっていきます。その他に唾液の性質が影響を与えるケースも見られ、さまざまな原因が複合的に絡み合って問題を起こしていることが少なくありません。
マイクロモーター
こんな方におすすめ
歯磨き時に歯肉から血が出る方
歯の着色が気になる方
口臭が気になる方
近頃、歯のすき間に食べ物が詰まりやすくなった方
虫歯になりやすい方、など
お口のお手入れと歯周病
ブラッシングなど、お手入れの状態が悪いと、歯垢(プラーク)がたまり、歯垢の中にいる細菌(歯周病菌)が、歯槽骨を攻撃していきま す。30歳以上の方の80%以上の方が歯周病と言われていますが、初期の歯周病には自覚症状がほとんど無いため、気が付いた時には歯周病が進行しているこ とも少なくありません。歯周病が進行してしまうと、歯を抜く以外に治療法がありませんので、日頃のお手入れと、定期的な健診が大切になります。  


Posted by koikenina at 15:12Comments(0)