健康、生活 › 2018年05月21日

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2018年05月21日

歯の周りもどの部位で測るかによって評価が異なってきます

歯槽膿漏=(イコール)歯周病と捉えられることも多いようですが、厳密には歯周病は、細菌によって引き起こされる歯や歯ぐきの病気である「歯肉炎」と「歯周炎」の総称です。病名としては歯周病が正解です。日本人の場合、歯肉炎は10~20代前半ですでに60%の方がかかっているといわれ、50才代でおおよそ80%の人がかかっているといわれるほど、多くの方が悩んでいる歯の病気です。

だれもがかかっている病気だからといって軽視していると最後には取り返しのつかないことになってしまう怖い病気です。歯周病は予防できます。また、早期発見、早期治療がもっとも大切なキーポイントとなりますから、歯が痛くなくても、3か月に一回は診察したほうがいいと言われています。(健康な歯と歯ぐきであれば、定期検診は痛くもなんともない、むしろリラックスできる癒しの場となるはずです。)
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歯周病の原因は、お口の中にいる細菌です。さらにその中で、歯周病菌と呼ばれる菌が歯周病の原因となっています。むし歯菌も歯周病菌も、歯垢(プラーク)と呼ばれるネバネバした細菌のかたまりの中にすんでいます。ネバネバしているので、いろんな細菌がくっつきやすくなっています。(とりもちみたいですね。)さらにネバネバした歯垢が石灰化して硬くなると、歯石と呼ばれるようになります。この歯石の表面はザラザラしているので、そこにも歯垢がつきやすくなります。

歯垢の段階なら歯ブラシでこすれば取れるのですが、歯石になってしまうと歯ブラシでは取れませんので、歯医者さんで除去するようになります。歯周病にならないためには、口の中の細菌を減らせばいいわけで、むし歯と同じく、やはり歯ブラシできちんと歯を磨くのが有効なのですが、歯周病になるのにはこれ以外にもいくつか原因があると言われています。

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歯と歯肉の間に溝があり、2mm程度の浅い場合をスルクスといい正常ですが、3mm以上と深くなるとペリオデンタルポケットとよび、病的な状態となります。通常はペリオドンタル・プローベとよばれる目盛りのついた細い針みたいなものを約20g重の力で歯周ポケット内に差し込んで、どこまでプローベが入るのかを調べます。
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歯の周りもどの部位で測るかによって評価が異なってきます。1本の歯について1か所、3か所、6か所測定する方法が一般的です。おおよその歯周病の状態を知るのには良いのですが、検査るる者の差が出やすく、3、4、5mmというように整数の不連続な値であり、ある意味精確な値ではなく参考値と考えています。A歯科医師が4mmと計測した部位を違うB歯科衛生士が計測すると3mmということは臨床的にはよく起こることです。この方法も医科の検査に比べると、陳腐な方法ですが、歯科の学会ではまだ重要視されています。  


Posted by koikenina at 16:01Comments(0)

2018年05月21日

予防処置ですから、お口の環境が悪くなる前に定期的に行っていくことにより、健康なお口の状態を保つことができます

もしそういう経験があるなら、それは定期的な検診や予防処置がきちんといかされていないのかもしれません。予防歯科の重要性がお分かりの方でも、ご自分のお口のリスク(虫歯や歯周病のなりやすさ)を知らなければ、予防しようがありませんよね。メンテナンスとは、私たちお口の専門家が、歯科医院で定期的に皆さんのお口のケアを行い、お口のリスクを「検査、管理、予防」することにより、そういった治療終了後の病気の再発を予防していくことなのです。
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予防処置ですから、お口の環境が悪くなる前に定期的に行っていくことにより、健康なお口の状態を保つことができます。あまり知られていないのですが、実は初期の虫歯は痛みを感じませんし、歯周病も歯が揺れてくるまで気づかないことが多いのです。ですから、痛みが出たり、歯が揺れたりして歯科医院に訪れると、予想以上に治療期間がかかることはよくあります。

日本人が歯を失う原因の第一位は歯周病
歯周病は歯と歯ぐきのすき間にある「歯周ポケット」から進行する細菌感染症です。歯や歯ぐきの見た目の変化や痛みなどの自覚症状がほとんどないため、知らないうちに少しずつ進行していきます。気づいたときには歯がグラグラするようになり、適切な処置をしなければ歯を失ってしまいます。

厚生労働省の調査によると、30歳以上の8割の人が歯周病またはその予備軍といわれており、日本人が歯を失う原因の第一位でもあります。痛みなどの自覚症状がほとんどないため、歯周病にかかっても放置している人が多いといわれています。
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歯周病にならないために予防を心がけましょう
歯周病は虫歯と同じく、「治療よりも予防」が大切な病気です。歯周病予防のためにもっとも有効な方法は、歯周病菌の温床であるプラーク(歯垢)を徹底的に除去すること、すなわち「プラークコントロール」です。プラークコントロールの基本は毎日のブラッシング。毛先が小さめの歯ブラシを選び、1本ずつ丁寧に磨きましょう。歯の形や大きさ、歯並びなどの個人差によって適した磨き方がありますので、歯科医院でのブラッシング指導を受けることをおすすめします。さらに歯間ブラシやデンタルフロスなども活用するとよいでしょう。  


Posted by koikenina at 11:34Comments(0)