健康、生活 › 2018年08月01日

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2018年08月01日

日本の歯科治療は、虫歯になってから歯科医院に行くような、結果に対しての治療が中心です

20年前、永久歯の生えそろう12歳の平均虫歯本数が約4本だったのに対し、現在は1本にまで減りました。一方で80歳以上の歯の平均残存本数は約8本と、これは先進諸国に比べるとかなり低い数字です。原因は日本人の予防治療への意識の低さにあります。日本の歯科治療は、虫歯になってから歯科医院に行くような、結果に対しての治療が中心です。

しかし虫歯治療で一般的に行われるような歯を削る行為は、それ自体が歯の寿命を短くします。また、治療によって施された詰め物は時間が経つと劣化し、その隙間から新たな虫歯ができるリスクがあります(二次カリエスと呼ばれます)。虫歯に対する治療ももちろん大切なことですが、その後の再発を防ぐこと、またそもそも虫歯にならないような環境を作ることが、将来的に歯の寿命を伸ばすことにつながります。そのような歯科の予防的な医療を予防歯科といいます。
歯科器具
日本の予防歯科の実情
そもそも、日本の歯の事情は欧米諸国に比べると遅れているのが実情です。残念ながら日本は残存歯数がとても少なく、現在70歳の方の平均残存歯数はたったの8本しかありません。
それは歯科医院の利用の仕方の違いにも表れています。日本人が持つ歯科医院のイメージは、「歯が痛くなったら行くところ」ですが、欧米の予防歯科先進国では「虫歯や歯周病にならないため、健康で美しい歯のお手入れに利用するところ」という考えです。
定期的なメンテナンスについて
虫歯の治療が終わったり歯周病が改善したら、定期的なメンテナンスに移ります。定期的に検査と歯科医院でのクリーニング(PMTC)を行えば、進行してしまう前に細菌やカビ菌の数を減らして歯周病を改善することができます。もちろん、毎日きちんと歯磨きをしてプラーク(歯垢)を除去してください。
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向こう4カ月間のお口の健康アドバイス
歯石除去
着色などのポリッシング
 マイクロスコープ 歯科
メンテナンスの期間には個人差もございますので、お気軽にご相談ください。感染経路に注意人は、生まれたときには口の中に虫歯菌や歯周病菌は存在しません。しかし、離乳食をあげる時の箸やスプーンの使い回し、キスやくしゃみ、回し飲みなどが原因でそれらの菌に感染してしまうことがあります。家族間で虫歯菌や歯周病菌をうつし合っている状態かもしれません。家族みんなでお口のケアをしましょう。

8020運動?
8020運動とは80歳で20本歯を残そうというものです。スウェーデンでは既に達成されており、アメリカは2010年達成予定、日本では2040年達成予定と、かなり遅れをとっています。予防歯科の重要性を日本でももっと普及させる必要があります。  


Posted by koikenina at 16:03Comments(0)

2018年08月01日

<虫歯も歯周病も驚くほど少ないスウェーデン>

近年の歯科医療の発展はめざましく、新たな素材や治療法、設備・機器などが次々と登場しています。しかしそうした状況にあっても、「天然歯より美しく機能的な人工歯」は存在しません。インプラントや自費診療の入れ歯のように失った歯を補う優れた治療もありますが、それでも天然歯には敵わないのです。

歯は一度でもダメージを受けてしまうと、それが一生残ってしまいます。そして一度虫歯治療で削った歯は、二度と元に戻りません。こうして病気や治療を繰り返すのは、最終的に歯を失うことにつながります。つまり、「痛くなってから治療をする」のでは遅いのです。これまで日本では「歯医者は歯が痛くなってから行くところ」というイメージでしたが、今日ではようやく「歯医者は痛くならないために通うところ」という予防の考え方が浸透しはじめてきました。これからの歯科医療は、ますます予防を中心としたものになっていくでしょう。大切な歯と一生暮らしていくためには、予防への取り組みが欠かせません。
歯科用ユニット
<虫歯も歯周病も驚くほど少ないスウェーデン>
予防歯科の先進国、といえばスウェーデンやフィンランドなど、北欧の国々が有名です。
スウェーデンでは、虫歯の平均本数は日本の約半分、歯周病はなんと4分の1しかありません。スウェーデン人の歯が日本人に比べて強い、ということではありません。現に1970年代までは多くの人が虫歯や歯周病にかかり、歯を失う人も少なくなかったのです。この状況を改善しようと、スウェーデン政府が「予防歯科」を推進するプロジェクトをスタート。これによりスウェーデン人の口腔状況は大幅に改善し、「予防歯科の先進国」と呼ばれるようになったのです。<痛くて怖い、日本の歯科医 歯について教えてくれる、スウェーデンの歯科医>日本人の多くの人は、虫歯や歯の痛みを感じてから歯科医に行きます。
歯科器具
だから、「歯医者さんというのは痛いことをされる怖いところ。できれば行きたくない」と思っている人が多いでしょう。スウェーデンでは、出産前から両親が歯科医による指導を受け、赤ちゃんに歯が生え始めたころから歯科医院でのオーラルケアを受けることが義務付けられています。その後も定期的に予防歯科のケアを受けることで虫歯も歯周病も発生しにくくなるので、痛い治療をされることもありません。スウェーデン人にとって歯科医院は、オーラルケアについての役立つアドバイスを受けられる場所なのです。日本でも予防歯科を受けることが当たり前になって、「歯科医院は怖いところではない」と思える人がふえてくるといいですね。
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Posted by koikenina at 13:05Comments(0)

2018年08月01日

世界一の歯科先進国と呼ばれるスウェーデンでは、「病気の予防のため」に通院するという考え方が常識になっています

定期検診の受診率も80%以上と非常に高く、80歳時点での平均残存歯の数も約20本と、自分自身の歯で食事や会話を楽しんでいる高齢者が多いことが伺えます。一方、日本の定期検診の受診率は10%未満、80歳時点の歯の平均本数は12本と非常に低い水準となっており、高齢者の生活に入れ歯などの補綴物が欠かせない事情が浮き彫りになっています。現在の日本では予防のためではなく「病気の治療のため」に歯科医院に通う人がほとんどで、それでは歯の健康を生涯にわたって守り続けることはできないのです。
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ご自宅でできるケア方法
プラークはむし歯や歯周病を引き起こす細菌のかたまりです。正しい磨き方をすればほとんどはブラッシングで落とすことができますが、歯と歯の間や歯と歯ぐきの間などに蓄積したプラークが石灰化すると、歯石となって自分では落とせません。お口の中の状態は人によって異なり、正しい磨き方も人によって違います。当院では一人ひとりの患者様に合った磨き方をアドバイスしております。歯と歯の間や奥歯の溝など、汚れが溜まりやすいところは意識してしっかり磨きましょう。歯間ブラシやデンタルフロスを併用すれば、より高い効果が期待できます。
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P.M.T.Cについて
P.M.T.Cで、お口のリフレッシュを。治療が終わった後は、爽快感が生まれます。P.M.T.C(Pprofessional Mechanical Tooth Cleaning)は簡単に説明しますと、日々のブラッシングで落ちない歯の汚れを歯科衛生士による専門的技術と専用ツールを用いてきれいにクリーニングすることです。

ご自分で行う普段の歯磨きでは、丁寧に磨いたつもりでもプラーク(歯垢)の60%程度しか落とせないと言われています。P.M.T.Cでは、奥歯などの磨き残しが多い部分や歯ブラシでは磨くことができない歯の根の部分もキレイに磨き上げて汚れを取り除きます。また、フッ素加工によって歯の表面がツルツルになり見た目も美しく、汚れがつきにくなります。定期的にP.M.T.Cを受けることを心がけ、虫歯や歯周病の予防をしていきましょう。  


Posted by koikenina at 12:12Comments(0)