健康、生活 › 2018年10月15日

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2018年10月15日

毎日の歯みがきで、磨き残し、歯垢の汚れを残さないようにするのが第一歩です

毎日の歯のお手入れ、定期的な歯科検診により、あらかじめむし歯になることを防ぎ、ご自身の健康な歯を保つために重要なのがこの予防歯科です。
むし歯になってから歯科医院に行き、治療するのではなく、むし歯にならないためにはどうすればよいかを考えます。
ぜひ、これまで以上にご自身の歯の健康を意識するようにしてみてください。
自分でできる予防と歯科医院でできる予防は異なります。
どちらも、歯にとって非常に大切なことです。
ぜひ、今日から取り組んでみてください。
生体情報モニター
自分でできる予防(セルフケア)
毎日の歯みがきで、磨き残し、歯垢の汚れを残さないようにするのが第一歩です。正しい歯みがきの方法で、汚れや細菌を取り除いていきます。ただ歯みがきだけでは完全に取り除くことができません。デンタルフロス、デンタルリンスやマウスウォッシュを使い、細菌の繁殖を防ぐことが大切です。正しい歯みがきに加え、これらケア用品を使うことが、むし歯や歯周病の予防に効果的です。

歯科医院での予防(プロフェッショナルケア)
歯科医師や歯科衛生士が、正しい歯みがきの指導を行います。セルフケアの基本でもある毎日の歯みがきを正しく行うことは、予防の観点からも最も大切なことです。その上で、歯石の除去、フッ素塗布などを行います。定期的な歯石除去、フッ素塗布で、いつまでも健康な歯を保つことができるようにしましょう。

マイクロスコープ 歯科
定期検診はとても大切です
歯科医院で、むし歯や歯周病を治療することはできます。ただ、それよりも大切なことは、毎日の歯みがきでご自身で健康な歯を維持すること、そして歯科医院での検診を定期的に受けて、口の中の状態を常にチェックすることです。予防と定期検診が浸透している歯科先進国スウェーデンでは、90%の人が80歳時の残存歯数が20本以上というデータもあります。予防と定期検診、2つのケアでむし歯や歯周病を防ぎましょう。

あなたに合った磨き方をアドバイス。ブラッシング指導
間違ったブラッシングは汚れを残し、歯や歯肉を痛めます。当院では正しい歯磨きを身に付けていただくために、ブラッシング指導を行っています。鏡と歯ブラシを持ち、歯ブラシの持ち方から当て方、動かし方まで、患者さん一人ひとりに合ったブラッシング方法をお教えしています。患者さんが納得するまで指導しますので、「しっかり歯磨きをしていても、虫歯になってしまう」という方、お気軽にご相談ください。
  


Posted by koikenina at 15:47Comments(0)

2018年10月15日

炎症がやや進み、歯と歯ぐきの間の溝(歯周ポケット)が深くなった状態です

歯周病は、歯の周りの組織(歯肉、歯根膜、歯槽骨)が細菌に感染して起きた炎症によって破壊されていく病気です。
そもそも炎症が原因で骨が溶ける病気は人間の体の中でもめったに起こることはありません。大変特殊な病気です。しかし、歯周病の有病率(病気になっている割合)は大変高く、現代社会では程度の差はあれ大人のほとんどの方が歯周病にかかっています。ギネスブックにも世界で最も多くの人がかかっている病気として登録されています!歯と歯肉の境目にある溝は歯周ポケットと呼ばれますが、歯周ポケットには大変な数の細菌が棲んでします。

一方歯周ポケットには歯という硬い組織と歯肉という軟らかい組織の継ぎ目があります。この継ぎ目は人間の身体でも最も弱い組織なのです。つまり、歯周ポケットは大変もろい組織なのに大量の細菌が棲んでいるために、多くの方が歯周病にかかっていしまうのです。歯科・矯正歯科ではほとんどの成人の患者様に歯周病の検査をおすすめしています。

軽度の歯周病
炎症が歯肉に限られている状態です。歯垢(プラーク)はバイオフィルムと呼ばれる強固に歯の表面にくっつく膜となっています。(毎日掃除していてもお台所のシンクのスミにつく「ぬめり汚れ」を想像してください)
バイオフィルムや歯石は歯科医院で専用の器具によって除去します。
正しいブラッシングと生活習慣の改善によりほとんどが治癒します。
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中等度の歯周病
炎症がやや進み、歯と歯ぐきの間の溝(歯周ポケット)が深くなった状態です。徹底したブラッシングとともに、歯科医院での歯石の除去(スケーリング)や歯根をツルツルにしたり(ルートプレーニング)、深い歯周ポケット内の清掃によるバイオフィルムの除去を行います。歯石の除去と簡単に言いますが、深い歯周ポケット内の歯石の除去は多くの時間と熟練した技術を要します。まさに歯科衛生士の腕の見せどころです。治療による清掃は歯の表面にしか行いませんので、歯ぐきは原因物質を除いたあと人間の持つ治癒力で治っていきます。そのため治療の成果はしばらく時間をおかなければわかりません。
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高度の歯周病
さらに進んだ歯周病により歯が動いている状態です。
不幸にしてこの状態まで放置されてしまった場合・・・治療は飛躍的に困難になってきます。抜歯という選択肢も仕方ない場合があります。治療のためには歯周病を専門に治療されている、あるいは得意にされている歯科医院を受診することをお勧めします。抗生物質による化学療法、外科手術、咬み合わせの調整や歯を連結する咬合療法、生活習慣の改善など総合的な治療が必要です。  


Posted by koikenina at 13:15Comments(0)

2018年10月15日

歯周病の治療はむし歯治療のように「削って」「詰めて」「おしまい」というわけには行きません

歯科においても同じで、定期検診や人間ドックなどを受けるように、定期的に歯科へ通うことが大切です。現在、お口の状態が様々な全身疾患へ影響を及ぼすことがわかってきています。
日本人の80歳のときに残っている自分の歯の数は14本といわれています。欧米では20本。親知らずを含めない歯の本数は28本ですから日本人は半数以上が失われていることになります。では、日本と欧米の違いは何でしょうか。

それは、日本では「痛くなったら歯医者へ行く」という考え方に対し、欧米では「痛くなる前に歯医者へ行く」という考え方に起因しています。特に歯科大国スウェーデンでは国民の90%が定期検診を受けています。検診やメンテナンスに通い、歯の残存本数を多くすることで不自由なくおいしい食事が楽しめるだけでなく、全身の健康ひいては長生きにつながります。
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歯周病の治療はむし歯治療のように「削って」「詰めて」「おしまい」というわけには行きません。歯周病治療にはじっくりと時間をかけて治療します。また、歯周病の状態が良くなったとしても、歯周病はすっきりと完治するのは難しい病気です。治療後も定期的な検査とメインテナンスを行い、予防を図っていきます。

ブラッシング
歯周病の原因となる細菌が住みついた歯の汚れ、プラーク、歯石を取り除くことが歯周病治療の第一歩となります。正しいブラッシングを身につけて、プラークをきちんと落とすことが大切です。歯ぐきの上のプラーク(歯周病原菌の塊)・歯石除去歯石とは、プラークに唾液中のカルシウムやリン酸が沈着して石灰化したものです。歯石はでこぼこしているため、プラークがつきやすくなります。歯の表面に振動を与えたり、スケーラーという道具で歯にこびりついた歯石を取り除きます。
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定期検診
歯ぐきのまわりや歯周ポケットの中のプラーク、歯石を治療できれいに落とした後は、再度プラークや歯石がつかないように定期的に専門的なクリーニング(PMTC)を行うことが必要です。当院では特に歯周病の進んでいる部位に対するケアを患者さんにもよくお話しし、こちらでも重点的にケアすることに力を入れています。  


Posted by koikenina at 12:40Comments(0)