健康、生活 › 2018年11月

2018年11月26日

自覚症状が出るほど進んだ段階では治らない病気なのです

おいかわ歯科医院は予防を第一に考えています。
予防歯科はなぜ大切なのか虫歯をテーマにその事について少し書きたいと思います。当たり前の事ですが、虫歯にならないのが一番です。なってしまった場合は、その部分を取り除き、別の物で置き換えるという処置になります。あまりに虫歯が大きい場合や歯が使える状態ではない場合は残念ながら抜かなければならない事もあります。
(その後の処置に関しては歯を失ってしまったを参照)
抜歯鉗子
つまりは置き換えて、なるべく本来の健康な状態になるべく近付ける、という処置です。
なので治療となれば、歯は削らないといけません。もちろんなるべく削らないようにするのですが、やはり削らないのが一番です。そして、お口の中はみなさんの想像以上に非常に過酷な環境です。

365日、熱いもの、冷たいもの、硬いもの、弾性のあるものなどを噛み砕いたり、噛みちぎったりという環境の中で、歯とつめ物、かぶせ物の間には目では確認できないほどの隙間がどうしても生じてしまいます。その隙間が大きくなると虫歯菌が入り込み虫歯となります。

健康保険は疾病保険ですから、病気やケガという不慮の災難に際して給付をするもので、悪くならないためのメンテナンスに対して給付する仕組みはありません。ただ、歯の治療の場合、痛みが出てからでは、薬を飲んで自然に治るということがありません。ちょうど糖尿病で、失明してから治療をしても、目が治らないのと同じです。
ユニファスト
自覚症状が出るほど進んだ段階では治らない病気なのです。このため、病気が目立たない早い段階で予防的な治療をしなければ、治療しても治療しても悪くなるという悪循環に陥ります。むし歯も歯周病もバイオフィルム感染症ですので、機械的にバイオフィルムを破壊することが病気の予防であると同時にもっとも基本的な治療です。

そのため、あらゆる歯科治療の再発防止において、定期的なバイオフィルムの破壊と除去が何よりも重視され推奨されます。メンテナンス(歯のクリーニング)は、ただのお掃除ではないのです。
その効果は、このデータが証明しています。  


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2018年11月26日

そういったむし歯や歯周病予防のための『予防歯科』に来られる方が最近は増えています

日本人のほとんど(80%以上)は歯周病にかかっていると言われていますが、歯周病(歯ぐきから血や膿が出る、歯ぐきが腫れる、歯ぐきが下がって歯が長く見える、歯がぐらぐら動く、または歯が抜ける、口臭などの症状が出ます)も、歯周病菌をはじめとする様々な細菌が原因であり、噛み合わせ、歯ぎしりや食いしばり、食習慣、生活習慣なども密接に関係しています。歯周病菌は歯の土台となる骨を溶かしてしまうので、やがて歯茎が歯を支えられなくなって、歯が抜けてしまいます。80歳になったときに残っている日本人の歯は平均で5本前後しかありません。それに比べて北欧では、80歳の時に残っている歯の数は平均25本です。「そんなにむし歯はないから」なんて油断して放っていたら、歯周病で歯を全部抜く羽目になってしまった、なんていうことが、日本人では40歳代~50歳代の人でもよくあることです。歯周病は、歯の土台となる骨そのものを溶かしてしまうだけでなく、全身疾患(肥満、高血圧、糖尿病、心疾患、動脈硬化、早産、肺炎、ガンなど)に関連しているということが徐々に明らかになってきており、実は恐ろしい病気なのです。
たとえば北欧のフィンランドでは、歯に何のトラブルがなくても3ヶ月に一度歯科医院に行くことが義務づけられています。どこも痛くないのに歯医者さんで何をするかというと、お口の中の診察と歯のクリーニングをして、むし歯の原因菌や歯周病の原因菌を取り除いてもらっているのです。意外かもしれませんが、1日3回歯磨きをするけれど歯医者に行かない人よりも、1日1回しか歯磨きをしないけれど、3ヶ月に一度、歯医者さんで歯のクリーニングと正しい歯磨きの仕方を教えてもらっている人のほうが、将来歯を多く残せるのです。
コントラアングル
予防すれば、多くの問題は防ぐことができます
問題が大きくなってしまう前に、ちゃんとクリーニングして、チェックしていけば多くの問題は防ぐことができるのです。日本人は、病気になれば病院に行って医者に治してもらえばいい。むし歯になれば、歯医者さんに治してもらえばいい、と、とても安易に考えています。しかし、そうなる前に「予防」がいかに大切かということが、今見直されています。ちゃんと自分の歯についてカウンセリングを受け、定期的に歯医者に通えば、むし歯になることもありません。何かあったとしても、ごく初期の状態で問題を発見して、たとえばむし歯であれば、歯を削らずに済ませることができ、痛い思いをしなくて済みますし、お金も時間も最小限で解決できます。
そういったむし歯や歯周病予防のための『予防歯科』に来られる方が最近は増えています。何も問題がないからこそ、その状態を維持していくために、定期的に歯科医院に行ってクリーニングをして予防していく。予防歯科では、定期的にカウンセリングと口腔内のクリーニングを行って、まずむし歯を作らないようにし、歯周病菌のコントロールをします。歯が白くなり、歯ぐきも健康的なピンク色になりますから、笑顔の印象も自然と良くなります。
歯科 ユニット
歯がピカピカ、歯ぐきも美しい…。予防歯科で健康の維持&爽やかなお口を手に入れれば、気分も変わり、将来の病気の予防にもつながります。こんなに効果があって、安上がりで、気分のいい健康習慣はなかなかありません。歯医者さんで定期的に「予防クリーニング」をして、口の健康を保つかどうかはちょっとしたことのように感じてしまいます。しかし、それは本当の意味で自分自身を大事にするかしなかということであり、実際にあなた自身の寿命や健康度合いとなって跳ね返ってくるのです。  


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2018年11月26日

予防歯科はなぜ大切なのか虫歯をテーマにその事について少し書きたいと思います

おいかわ歯科医院は予防を第一に考えています。
予防歯科はなぜ大切なのか虫歯をテーマにその事について少し書きたいと思います。当たり前の事ですが、虫歯にならないのが一番です。なってしまった場合は、その部分を取り除き、別の物で置き換えるという処置になります。あまりに虫歯が大きい場合や歯が使える状態ではない場合は残念ながら抜かなければならない事もあります。
(その後の処置に関しては歯を失ってしまったを参照)
歯科重合用光照射器
つまりは置き換えて、なるべく本来の健康な状態になるべく近付ける、という処置です。
なので治療となれば、歯は削らないといけません。もちろんなるべく削らないようにするのですが、やはり削らないのが一番です。そして、お口の中はみなさんの想像以上に非常に過酷な環境です。

365日、熱いもの、冷たいもの、硬いもの、弾性のあるものなどを噛み砕いたり、噛みちぎったりという環境の中で、歯とつめ物、かぶせ物の間には目では確認できないほどの隙間がどうしても生じてしまいます。その隙間が大きくなると虫歯菌が入り込み虫歯となります。

健康保険は疾病保険ですから、病気やケガという不慮の災難に際して給付をするもので、悪くならないためのメンテナンスに対して給付する仕組みはありません。ただ、歯の治療の場合、痛みが出てからでは、薬を飲んで自然に治るということがありません。ちょうど糖尿病で、失明してから治療をしても、目が治らないのと同じです。
ハンドピース
自覚症状が出るほど進んだ段階では治らない病気なのです。このため、病気が目立たない早い段階で予防的な治療をしなければ、治療しても治療しても悪くなるという悪循環に陥ります。むし歯も歯周病もバイオフィルム感染症ですので、機械的にバイオフィルムを破壊することが病気の予防であると同時にもっとも基本的な治療です。

そのため、あらゆる歯科治療の再発防止において、定期的なバイオフィルムの破壊と除去が何よりも重視され推奨されます。メンテナンス(歯のクリーニング)は、ただのお掃除ではないのです。
その効果は、このデータが証明しています。  


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2018年11月23日

ホワイトニングはこんなお悩みの方がおすすめです

歯の変色にはいくつか原因があり、コーヒーやお茶、タバコ等、色素沈着によるものと加齢による変色、全身疾患による変色などがあげられます。ホワイトニングは、歯の表面に専用のジェル状薬剤を塗布し、化学的に白くしていくものです。歯の表面を傷つけず、歯の中にある色素を分解して歯の明るさを上げて白くしていきます。歯科医院でその日に効果が得られる『オフィス型』、ご自宅でマウストレーを使いジェルを一定期間・定期的に作用させる『ホーム型』の2種類がありますので、ご自身のライフスタイルに合わせてお選びください。
超音波スケーラー
ホワイトニングはこんなお悩みの方がおすすめです
食べ物やたばこによる変色
食べ物やコーヒー・お茶・タバコなどの色素沈着
加齢による変色
年齢を重ねるにしたがって、人間の歯は黄ばんだり・黒ずんだり変色していきます。
全身疾患による変色
抗生物質や過剰に摂取したフッ素などの影響により歯が変色します

セラミッククラウン
「セラミッククラウン」歯の全面にセラミック製のクラウン(冠)をかぶせ、しっかりと固定する方法です。削った歯の型をとり、その歯型によってセラミックで製作したクラウンを合わせて、歯の色や形、歯並びなどの審美的要素をバランス良く修復し改善するものです。セラミックの持つ特殊な材質を十分に生かし、本来の健康な歯と同じかそれ以上の色や形を再現しますので、きわめて審美的効果が高い方法と言えます。この治療の適応性は、位置がずれている歯、変色している歯、重度の虫歯、奇形歯、金属アレルギーの人などです。また、この治療の利点は、金属を全く使用しないので、金属アレルギーの方にも安心して受けることが出来ること。そして自然歯のような仕上がりになる事も上げられます。 欠点としては、歯を大幅に削る必要があったり、あらかじめ神経の処置が必要になる場合があります。
エアーモーター
メタルボンド
「メタルボンド」とは、歯の全体にメタル(金属※ゴールド)をかぶせ、表面にセラミックを焼きつけて歯の白さを再現する方法です。適用できる範囲が広く、変色歯はもちろんの事、大きさのふぞろいな歯、歯根部分だけしか残っていないような場合にまで対応可能で、見事に美しい歯が再生されます。利点は、審美性の高いセラミック、耐久性の高いメタルの両方の長所を兼ね備えた治療法です。欠点は、金属部分が溶け出し、歯ぐきに着色して、灰色になる場合があります。  


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2018年11月23日

美しい歯や歯肉を作る事は、美しい笑顔を作り、精神的にも大きな恩恵をもたらします

審美歯科は、従来の虫歯や歯周病といった、歯や歯肉の病気を治すことが目的ではなく、もう一歩進んで、美しく健康な歯や歯肉を作ることを目的としています。美しい歯や歯肉を作る事は、美しい笑顔を作り、精神的にも大きな恩恵をもたらします。

審美歯科は単に見せかけの美しさを求めるものではありません。歯科医学をベースとし、健康美を目標にし、総合的な知識と技術を結集し、パーフェクトスマイルの実現を目指しています。美しい笑顔を手に入れ、自分の笑顔に自信を持つことは、あなたの人生をより豊かにし、可能性を広げます。
歯科 スケーラー
ホワイトニング
ホワイトニングとは変色してしまった歯に直接薬液を浸透させ、歯を漂白する治療法です。従来のように歯を削ることなく、漂白は着色のみに作用するため、歯質への影響も心配ありません。歯を傷つけずに白い歯を手に入れることができます。ホワイトニングにはクリニックで行うオフィスホワイトニングとご家庭で行うホームホワイトニングがあります。両方平行して施術されると、より効果が期待できます。

 保険治療と審美歯科治療の違い
保険治療
奥歯は金銀パラジウム合金(銀歯)、前歯は硬質レジン(白いプラスチック)を使用
既製品のようなもののため、かみ合わせや歯ぐきへの適合が最良とは言えない
見た目が不自然で目立つ
金属アレルギーを起こす可能性がある
数年で金属が錆びて溶け出し歯ぐきが黒ずんだり、プラスチックが黄ばんで割れたりする
金属が溶けると適合が悪くなり、二次むし歯になりやすかったり、外れたりする

審美歯科治療
白いセラミックや金属並の強度を持つジルコニアフレームなどを使用
オーダーメイドのため、かみ合わせも歯ぐきへの適合もピッタリ、歯肉炎にもなりにくい
天然の歯に近い白さとツヤ、透明感があり、見た目も自然
メタルフリーの素材であれば金属アレルギーを起こす可能性は無い
錆びたり溶けたり黄ばんだりせず、より丈夫で長持ちする
抜歯 器具
オールセラミッククラウン法(保険外)
歯の全体を削りセラミックのかぶせもの(クラウン)をします。ホワイトニングやラミネートベニアでも白い歯にならない歯や、虫歯などに侵された歯の外側を削り、そこに人工材料で作った冠(クラウン)をかぶせる方法です。歯の色や形、歯並びなどの審美的要素をトータルに改善することができます。オールセラミックス・クラウンは金属を一切使用していないクラウンなので、色調の点でもきわめて自然の歯に近いものを再現することができ、前歯など審美性が重要な部分の歯の治療に最適です。  


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2018年11月23日

ラミネートベニアは、欠けてしまった前歯やすきっ歯などを短期間で治療する方法です

審美歯科とはより天然歯に近い歯を修復する治療法です。
昔に治療した銀歯が見えて気になる。前歯のかぶせものが色が合っていなくて気になる。という方は一度ご相談ください。基本的に保険外治療になりますが、昨今の保険改正により白い歯が適応になる場合があります。患者様のニーズに合った治療を提供していきます。

機能性と見た目をよくする治療
歯を美しくする治療とは本来の機能性を回復するだけではなく、より自然な美しい口元にすることを目的とした歯科治療です。銀歯が気になる、歯が黄ばんでいる、歯並びが悪いなどの精神的負担を取り除き、心からの笑顔を引き出します。クリニックでは、診断用ワックスアップ(模型)を用いて、最終目標を患者様に見ていただいてから治療を開始するなど、治療後のイメージがより正確に伝わるよう努めています。
電気歯髄診断器
オールセラミック
オールセラミックとは、気になる歯の表面を削りセラミックでできた被せ物や詰め物で歯の形・色などを整える治療法です。 当クリニックではe.max(イーマックス)というオールセラミックを使用しています。天然の歯のような自然な白さを表現できますので、見た目がとても自然です。メタルフリー(金属を使っていない)のため金属アレルギーの人にも安心して使用できる素材です。

ラミネートベニヤ
ラミネートベニアは、欠けてしまった前歯やすきっ歯などを短期間で治療する方法です。前歯の表面を薄く削り、爪の厚さ程度の薄いセラミックを歯の表面に貼り付けます。材質がセラミックのため、自然な白さに調整することが出来ます。
電気歯髄診断器
オールセラミックの特徴-天然歯に近い自然さ
◯すべてセラミックで出来ているため、歯が持つ透明感を再現できます
◯金属を使わないので歯ぐきとの境目の黒ずみが出ません
◯金属を使わないので金属アレルギーの心配がありません
◯審美性にすぐれ、天然歯と見分けがつきません
◯歯を削る量が少ないので、歯に対するダメージが少なくて済みます
◯表面がすべてセラミックなのでプラークが付着しにくく、清掃性に優れます
◯インプラントの上部構造(かぶせもの)としても利用できます
  


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2018年11月22日

そもそも歯は、ハイドロキシアパタイトという結晶でできていて、酸に溶かされやすい性質を持っています

虫歯や歯周病は、予防することができる病気です。
適切なセルフケアと3か月に1度のプロフェッショナルクリーニングで、虫歯や歯周病の予防が可能です。また、診療が終わったあとの定期的なクリーニングをすることによって、治療後の良い状態を保つことができます。それだけでなく、なんらかの都合で治療を延期した場合でも、定期的なクリーニングを行うことによって、虫歯や歯周病の進行を遅らせることができます。
顕微鏡歯科
お口の中の状態を正確に知るには、専門家による検査や検診が欠かせません。
万が一、虫歯や歯周病などになってしまっても、早期であれば治療にかかる時間や費用も少なくてすみます。ですから、定期的な検診や検査が大切なのです。一般的な検査は、保険内で行うことができますので、お口の中の健康を保つためにも、3ヶ月に1度は定期的な検診や検査をおすすめします。また、自費になりますが、虫歯菌や、歯周病菌の検査も可能です。虫歯菌が多い人は虫歯になりやすいですし、歯周病菌の多い人は歯周病になりやすいです。検査の結果によって、歯磨きの仕方や、食べ物など、自分何に気をつけなければいけないのか、など、アドバイスも行っております。

自分の力で虫歯予防の修復作業ができなくなると虫歯になる
そもそも歯は、ハイドロキシアパタイトという結晶でできていて、酸に溶かされやすい性質を持っています。つまり虫歯というのは、バイ菌の作る酸で歯の結晶が壊れている状態をいいます。バイ菌の作りだす酸が、健康な歯を破壊するのです。
では、その菌はどこにいて、どんな風に繁殖するのでしょうか。
実は、口の中には何百種類というさまざまな菌がいて、そのほとんどが酸を出します。ですから、ほとんどのバイ菌は虫歯菌になりうるのですが、実際に虫歯菌となって悪さをすることはあまりありません。
歯科 鉗子
なぜかというと、ヒトの口の中は酸で溶けた歯を修復するシステムがあるからです。
菌の栄養は糖で、ヒトが摂取した糖を栄養素として摂取し、菌が栄養を摂取した後の代謝物として酸が出されます。しかしその酸は、唾液でいずれは中和します。また唾液の中にはカルシウムが含まれていて、溶けた歯を修復する作用があるのです。これを再石灰化といいます。
つまり、ヒトの口の中では、1日に何度も「溶ける→修復する」ということが繰り返されているのです。ところが、修復している最中にまた菌への栄養素がやってくると酸が出され、十分に修復されないうちに、溶けるという状態が訪れます。つまり、溶けている時間のほうが長くなってしまい、溶けた歯を修復するバランスが崩れるわけです。そうなると、そこから侵食が広がり虫歯になっていきます。
虫歯は一度できてしまうと、残念ながらこのシステムで修復することは不可能なのです。
  


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2018年11月22日

歯周病の原因は、むし歯と同じく歯の表面に付着したバイオフィルムの中で繁殖する細菌です

予防歯科では、歯科の2大疾患で歯を失う主な原因である「むし歯」、「歯周病」の発症を防止します。
むし歯、歯周病の仕組みやご自身の口腔のリスクを知ることにより、適切な予防を実践していくことが可能です。12歳児における日本人のむし歯保有数は予防歯科の先進国であるスウェーデンと比較すると約4倍となっていますが、その違いは予防歯科が定着していることです。また、近年口腔の健康が心臓病や糖尿病などの全身疾患にも影響をおよぼしていることが分かっています。予防歯科は生涯健康な歯で豊かな生活を送っていただくための診療です。
マイクロモーター
スケーリング・ルートプレーニング
歯周病の原因は、むし歯と同じく歯の表面に付着したバイオフィルムの中で繁殖する細菌です。バイオフィルムは唾液中の栄養と結びついて石のように固い物質になります。これが歯石です。歯石の表面の凹凸に細菌が付着しやすく、歯ブラシの先が届かない凹凸の中で繁殖した細菌が歯周病の原因になります。そのため、バイオフィルムを破壊するだけではなく歯石の中の細菌も除去しなければ、歯周病の進行を止めることができません。

歯周病の原因となるバイオフィルムが増殖している場所は、歯と歯肉の間の歯周ポケットの中ですから、患者さんが歯ブラシしただけでは除去することはできません。 そのため歯周ポケットの中でバイオフィルムが歯石となって歯の根に付着するのです。

歯石となったバイオフィルムは強固に歯に付着しているため、スケーラーという専用の器具を使用して取り除くスケーリングをした後、歯の表面をツルツルに滑らかにしてバイオフィルムが付きにくくするルートプレーニングをおこなうことによって歯周病の進行のリスクを軽減することができます。
超音波スケーラー
スケーリング
スケーリングとはスケーラー(あるいは超音波スケーラー)と呼ばれる金具を使って、歯肉縁上および歯肉縁下の歯面からプラーク(歯垢)、付着物、および歯石を除去することをいいます。

ルートプレーニング
ルートプレーニングとは、スケーリング終了後に、歯根表面の歯垢によって汚染・軟化したセメント質や象牙質を除去し歯根面を硬く滑沢な面に仕上げることをいいます。  


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2018年11月20日

悪くなった部分を人工の物で補うと、デコボコができます

「歯医者には、歯が痛くなったら行く」「年を取ったら、歯は悪くなる、抜ける」
「毎日、きちんと歯みがみしていたら虫歯にならない」この様に思っている人は多いと思います。でもこれは、間違っています。歯が悪くなってから通院しても、治療することしかできないからです。治療するということは患者様の歯を削るということです。歯は削ったら二度と元に戻らないと言うことです。

歯は他の体の組織と異なり、自浄作用(自分で良くなる能力)がないので、悪くなったら、悪い部分を削り落として、人工の物で補うしかない訳です。そうならないためには、常に悪くならないように気を使ってあげる、大切にしてあげることが欠かせないのです。
ユニファスト
悪くなった部分を人工の物で補うと、デコボコができます。
人間の目には見えなくても、小さい細菌にとっては大きなデコボコです。
そこに細菌がたまりやすくなったり、デコボコのすき間から入り込んだりする原因を作ってしまうのです。
しかし、自分の歯であればそのようなデコボコはないので、細菌がたまりづらいです。

患者様は「治療すれば治る」と思っていらっしゃいますが、それは違います。
それは先ほどもお伝えしましたが、神経まで到達してしまった歯は神経がある歯に比べて、残存年数が飛躍的に短くなります。

と言うのは、神経がなくなるというのは木で言えば枯れ木と同じような状態です。
そのようになっても、「噛む」「食べる」「しゃべる」などの基本的な機能を回復させることはできますが、耐久性が断然、悪くなってしまいます。

何か強い衝撃であったり、硬いものを噛んだ拍子に歯が割れてしまう、折れてしまうということが起こります。

ですから、悪くなってしまった歯を治すということはできないのです。
「機能を回復させる」ということしかできません。
パルスオキシメーター
メンテナンスではこのようなことをします。
1.定期的な口腔内のチェック
皆さんの状態によって、1ヶ月~3ヶ月ごとにお口の中を診査します。虫歯、歯周病のチェックを行い、前回と比較します。期間は、そのかたの症状や状態をみて考えて計画していきます。

2.検査の結果は、担当の衛生士が分かりやすく説明をします。
3.歯石や歯垢を取り除きます
従来の歯石歯垢をとるスケーリングのみならず、PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)という方法で、歯の表面から、細菌の付いたプラークをはがし取ります。
4.きれいになった歯面にフッ素を塗布します
エナメル質の強化や細菌の活動の抑制をはかり、むし歯の予防に役立てます。  


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2018年11月20日

歯に関わる病気のいちばんの問題点は、「後戻りができない」ということにあります

北欧では急速にむし歯・歯周病が減少しています。アメリカの富裕層の間でも同じことが起きています。
これは、最先端の予防技術を駆使し、制度的にも予防を受けやすくする事の大きな成果です。振り返って我日本ではどうでしょう?技術も制度も充分とは言えないのではないでしょうか。 私は、すべての歯科治療は予防なしでは成り立たないと感じています。どんな一般的な治療法でも、最先端のインプラント治療でも同じだと思っています。だから、予防歯科が歯科治療法の1つではなく、すべての歯科治療法の土台にあるものだと考えています。崩れない土台があって初めて良い治療ができ、長く良い状態を維持できるのです。
超音波スケーラー
歯に関わる病気のいちばんの問題点は、「後戻りができない」ということにあります。
一度むし歯になってしまった歯が、“元どおりに治る(元に戻る)”ことはありません。
歯周病も同様で、「完治する」ということ難しいです。では、「むし歯治療が嫌い」という方が、むし歯にならないように日常努力をされているのでしょうか?残念ながら、「ノー」という方がほとんどだと思います。痛くなって初めて歯科医院を受診されます。

しかし、その時点ではすでに治療の選択肢が限られている場合もあります。だからこそ、予防が最も大切なのです。むし歯治療が必要となった場合でも、当院ではできるだけ最小限の治療を心掛けています。なぜなら、長期の経過を見ると、大きく削った歯は、その後にトラブルを抱えるケースが多いからです。いずれにしろ、どんなに良い治療を行ったとしても治療を行っていない天然歯に勝ることはありません。むし歯を未然に防ぎ、治療の必要がない状態を維持することがもっとも重要なことは明らかです。
エアーモーター
予防歯科の流れ
虫歯のなりやすさ、歯周病のなりやすさ。これはひとによって、異なります。ただ、歯ブラシをがんばっても、効果は半減してしまいます。あなたにとって、なにが原因で虫歯になったのでしょうか?歯周病になったのは、なぜなのでしょうか?
人によって虫歯、歯周病になりやすいリスクは違います。それを調べることにより、予防方法は変わります。
1唾液検査:唾液の量の測定、唾液の中和する力の測定、虫歯の原因菌の検査
2磨き残しの状態の把握、プラークコントロールの方法の確認
3生活習慣の確認
4口の中の悪い菌の除去
以上のことを行います。回数は4回からです。お口の状況により、回数は異なります。
歯の治療をきちんと行っても、病気の原因がわかっていないと、ムシ歯や歯周病は再発します。そのために、治療の前に予防を行うのです。予防が治療の第1歩です。  


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