健康、生活 › 2019年03月05日

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2019年03月05日

歯周病をもつ心疾患患者の死亡率は、通常の約2倍といわれています。

歯と歯茎の間にある歯周ポケットにプラーク(歯垢)が溜まり、プラークに含まれる細菌が毒素を出して炎症を引き起こすことが主な原因です。歯周病の恐ろしさは、痛みなどの自覚症状がないため、進行に気づかないことです。放置しておくと歯を支える顎の骨が溶けて、歯を失うことになってしまいます。痛みや腫れ、歯がぐらぐらしてものが噛みにくい状態は、すでに末期症状です。歯周病も虫歯と同じように、早期治療が鍵となります。
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一番わかりやすい症状は、ブラッシング時の出血です。歯茎が腫れや痛み、口臭がある場合も、歯周病が進行している可能性があります。このような症状があるときは、早めに歯科医院を受診しましょう。予防歯科とは、虫歯や歯周病になってからの治療ではなく、予防を大切にすることです。治療をした後もメンテナンスをしっかりと行い、快適な状態を維持しましょう。定期検診では、お口の中の状態をチェックし、検査結果をモニターで患者さまに見ていただきます。プラークコントロールのために、歯ブラシ選びやブラッシングのアドバイスも行っています。毎日歯を磨いていても磨き残しはあるものです。歯ブラシで取れないプラーク(歯垢)や歯石は、PMTC(プロによるクリーニング)で丁寧に除去します。PMTCでは、虫歯や歯周病の原因を取り除き、歯の表面をつるつるにして細菌がつきにくい状態にします。定期的に検診を受けていれば、虫歯や歯周病になってもすぐに発見することができます。早い段階で治療をすることで、その後の治療期間が短縮でき、したがって治療費も低く抑えられます。自分の歯で食事や会話が楽しめるのは素晴らしいことです。いつまでもそうしていられるように、積極的に予防に取り組みましょう。歯周病菌が体内に入り込んだ場合、重篤な病気を引き起こすことがあります。つまり、歯周病は歯周組織における疾患にとどまらず、全身疾患を引き起こす生活習慣病の一つとしてとらえることができるのです。

肺炎
高齢者、特に要介護者の場合、物を飲み込む機能が低下するため、就寝中に口腔に生息する細菌が、唾液とともに肺に侵入する機会が増加します。
このため、肺炎(誤飲性肺炎)の発症頻度が高くなります。
動脈疾患
歯周病をもつ心疾患患者の死亡率は、通常の約2倍といわれています。
歯周病菌の作り出す物質が心臓の冠状動脈内壁を肥厚させ狭心症、心筋梗塞を起こします。
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心内膜炎
歯周病菌は付着能力が強く、心内膜に付着し増殖して内膜炎を引き起こします。

低体重児出産 「早産」
歯周病の原因菌や毒素が、血液中や羊水中に移行して、低体重児、早産の原因になることがわかってきました。
一説には、歯周炎の女性の場合、歯周炎のない女性に比べて、5倍ぐらいのリスクがあるといわれています。
  


Posted by koikenina at 12:47Comments(0)

2019年03月05日

歯のお掃除と一言で言っても、歯石除去とPMTCは違う作業です

PMTCは歯科衛生士が行う専用の器具を用いた歯の表面の清掃です
このPMTCはどのような効果があるのでしょうか
歯の表面には歯垢(プラーク)と呼ばれる(最近はバイオフィルムと呼びます)歯の汚れが存在します。通常は、歯みがきで歯垢を落とします。今までは。しっかり歯ブラシをしていれば、虫歯は予防できると考えられていました。しかし最近の研究により、歯ブラシでは落ちない歯垢(バイオフィルム)があることが分かってきました。
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歯ブラシで落ちない歯垢(バイオフィルム)とは…??? 唾液検査で調べている、虫歯の原因菌です。ミュータンス菌と呼ばれ、このは、ひょっとしたらこの菌がたくさん存在しているかもしれません。菌だけは、歯みがきで落とすことができないことが研究で分かりました。つまり、一生懸命歯みがきしているのに虫歯ができやすい方がいるのです。
なぜミュータンス菌だけは歯ブラシで落ちないのでしょうか?その理由は、この菌だけは不溶性グルカンと呼ばれる特殊な液体を出し、それが接着剤となって歯の表面に強固にひっついているからです。

そこで考案されたのがPMTC(プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング)です。これは歯の表面からあらゆる菌を除去するために開発されました。実例のように、虫菌の数に応じて、PMTCを受けることにより、お口の中を常に清潔に保つことができ、虫歯や歯槽膿漏の予防を行うことができるわけです。スウェーデンでは30年前よりPMTCを行い、その結果世界一虫歯の少ない国になり、定期的に行うPMTCの効果が臨床的にも証明されてきています。
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PMTCの様子
歯のお掃除と一言で言っても、歯石除去とPMTCは違う作業です。実際のPMTCの様子です。写真上は実際に行っている写真で、歯と歯の間をクリーニングしています。写真下は、歯と歯ぐきの間をクリーニングする機具を使い透明の模型上で見ています。白く見えているのが研磨剤で、ゴムの部分がソフトに歯と歯ぐきの間のポケットに入り、回転しながらバイオフィルムを効果的に除去します。痛みや不快な振動などはほとんどなく、クリーニング後は通常の歯磨きでは獲られない爽快感があります。

PMTCを全体に行った場合の所要実時間は約20~30分、通常45分の予約時間で行います。菌の定着が強い場合を除き、3~6ヶ月間隔で行うと効果があると言われています。虫歯菌の定着が強く、通常のPMTCでは菌が減らない場合は、3DSという除菌治療をお勧めしています。
  


Posted by koikenina at 12:03Comments(0)