健康、生活 › 2019年03月12日

2019年03月12日

口の中のネバつきも、加齢のせいと判断してしまうのは早計です

最後に、痛みなどの症状が少ない歯周病に気づく方法をお伝えします。些細なものにはなりますが、体はしっかりとサインを出してくれているもの。そのサインに意識的に、きちんと気づいてあげてください。
歯茎から血が出る
歯茎からの出血は、小さいけれども非常に重要なサインです。「血が出るくらいよくあることだ」と見過ごさずに、速やかに歯科医院にかかりましょう。歯茎から血が出るというのは、炎症が起きている証拠。立派な歯周病、もしくは歯周病予備軍と言えます。
ティーススタンド
歯茎の腫れやかゆみ
歯茎に違和感が出てくるのは、完全に何らかの問題が起きているサインです。血が出るよりも症状がやや進行している状況ですので、決して見逃さないでいただきたいレベルになります。
口の中がネバネバする
口の中のネバつきも、加齢のせいと判断してしまうのは早計です。朝起きた時に口がひどくネバネバする、苦い味、膿の味がする……そんな心当たりのある方は、一刻も早く対応しましょう。
口臭がきつくなる
実は、口臭も歯周病のサインの一つです。とは言っても、虫歯になっても口臭は気になりますし、胃が悪いことも原因になります。「口臭がきつい=歯周病」と一概に言うことはできませんが一つの判断材料として、歯医者にご相談いただければ安心だと思います。
この他にも、
硬い物が食べづらい
歯がぐらぐらする
歯茎が下がって歯が伸びて見える
食べ物が歯の間に挟まりやすくなった
…などといった状態になっているなら、歯周病がかなり進行している証拠です。これらの症状が見られる方は、ぜひお早めに歯科医院に足を運んでください。
歯科 鉗子
歯周病治療において何よりも大切なのは、「どれだけ早く症状に気づけるか」ということでしょう。一番安全なのは、自覚症状がなくても、点検に歯科医院に通う習慣をつけておくことです。
一生付き合っていくかけがえのない自分のお口。今日この瞬間から、その変化に意識的になってもらえればと思います。
  


Posted by koikenina at 12:29Comments(0)

2019年03月12日

気になる方は、まず歯周病の精密検査を受けて自分が歯周病なのか?また歯周病ならどの程度の病態なのか?

今や成人の80%が歯周病にかかっているといわれています。
歯周病は歯周病菌に感染することによっておこる感染症です。世界で最も多くの人々がかかっていると言われ、ギネスブックにものるほどです。
その感染力は非常に強く、歯周病菌が血液に入って全身に回ることで、お口の中の歯周病だけではなく、様々な全身疾患をひきおこしたり、悪化させる要因にもなります。例えば、脳梗塞、心筋梗塞、動脈硬化、狭心症、高血圧、糖尿病、低体重児出産、骨粗しょう症、誤嚥性肺炎、ガン、等々が挙げられます。 これをみると、日本人の3大死因が全て含まれていることもわかります。
では、歯周病って治るのでしょうか?
この問いは非常に難しい。。例えば、最近流行のインフルエンザは、インフルエンザウィルスに感染して症状がでても、ウィルスが体から完全に無くなれば治ったといえますよね。しかし、歯周病菌という菌は一度感染したら、決して完全に無くすことが出来ないのです。なので、インフルエンザが治るというのと同じ意味で歯周病を治すことははっきり言って不可能です。
ではいったいどうしたらいいの?
それはというと、歯周病菌をできる限り減らすこと、しかありません。
ここで、もう一度 歯周病とその症状について簡単に説明します。歯周病菌に感染して、歯周病菌が増え過ぎると、歯茎から出血したり、歯茎がはれたりします。ひどくなると歯茎から膿がでますし、口臭もきつくなります。しかし、もっと恐ろしいことがさらに進行すると歯を支えている骨を溶かし、最終的に歯が抜けてしまいます。
歯科 マイクロスコープ
歯周病菌を完全にゼロにする、すなわち完治することはできませんが、上記のような症状が出ないようにすることや、またはすでに症状が出ていたとしてもそれを治すことなら、適切な治療や、ブラッシングを行うことで可能です。いわゆる小康状態を保つことが、歯周病においては大切なことになります。

ただし、いくら治療して病状が良くなっても、高い確率で再発してしまうのが歯周病の恐ろしいところです。なぜなら、もうおわかりかと思いますが、
お口の中には常に歯周病菌がいる!! 歯周病菌をゼロにすることは不可能!!
だからなんです。

気になる方は、まず歯周病の精密検査を受けて自分が歯周病なのか?また歯周病ならどの程度の病態なのか?を知ってみてください。そうすれば、今後どのように治療していくのか?また予防していくのか?が見えてきます。
ポータブルレントゲン 歯科
当院でも歯周病の治療、予防には積極的に取り組んでいます!
「歯周病」と一言でいっても、その病態や治療方法、そして治癒過程は患者様によって様々ですし、千差万別といえます。なぜなら、歯周病において、その方その方の生活習慣や、嗜好物、性格によって病態や治療方法、治癒過程の全てが違ってくるからなんです。  


Posted by koikenina at 12:05Comments(0)

2019年03月12日

歯周病を進行させる毒素を出し続けるので、非常にやっかいな病気です。

歯周病は、口腔内の細菌が感染して炎症を引き起こしてしまう病気です。
歯磨きをした時に、歯と歯肉の境目に磨き残しがあると、磨き残しの部分にプラーク(歯垢・バイオフィルムとも言う)が蓄積し、プラーク内にある細菌の働きが活発になり、歯肉の炎症を起こし、赤みを帯びたり腫れたりします。しかし、歯周病は炎症を起こしても自覚症状がなく、痛みがほとんどないので、気づかないうちに進行していることから“Silent Disease(静かなる病)”と言われております。歯周病が進行すると、「歯周ポケット」という歯と歯肉の境目が深くなっていき、歯槽骨という歯を支える土台が吸収(溶ける)され、歯が動揺するようになり、最終的には抜け落ちてしまう病気です。
歯科 抜歯 器具
歯周病(歯槽膿漏)の原因
お口の中の細菌は、300〜500種類存在していると言われています。この細菌は、普段悪さをすることはありません。しかし、歯磨きでの清掃が不十分であったり、砂糖が含まれたものを多く摂取すると、細菌がプラークを作り、歯の表面にくっつきます。プラークは非常に粘着力があるので、うがいをしても取りきることはできません。放っておくと、歯肉が炎症を起こしたり、最悪の場合は骨を溶かし、歯を失う原因になってしまいます。
また、プラークを放置すると固まってしまい、“歯石”になります。歯石は歯磨きでは取り除くことはできません。歯石の周りに細菌が住み着いてしまうと、歯周病を進行させる毒素を出し続けるので、非常にやっかいな病気です。

軽度の歯周病
軽度の歯周病は、初期段階です。
歯肉から少し出血したり、歯肉が腫れたりする状態です。
この場合は、歯科衛生士がクリーニングを行い、正しいブラッシング方法を修得することで、健康な歯肉に回復することができます。

中等度の歯周病
中等度まで進行すると、歯がグラつき始めます。
この場合は、歯科衛生士がスケーリング・ルートプレーニングという治療法で、歯肉の隙間に蓄積したプラークや歯石を取り除き、健康な歯肉に戻すために、定期検診をうけていただきます。
歯科用サクション
重度の歯周病
歯周病が重度になると、最悪抜歯になってしまう可能性があります。
この状態まできたら、歯周病専門医の先生で治療をうけたほうがよいでしょう。

歯周病は早期発見が重要です。
少しでも早く気づくことができれば、歯周病は治る可能性は高まります。
歯周病は気づきにくい病気だからこそ、気がついたときにはかなり進行している場合が多いです。定期的に歯医者に通う習慣をつけ、歯周病を早期発見し、治すことに専念しましょう。  


Posted by koikenina at 11:30Comments(0)