健康、生活 › 2019年03月21日

2019年03月21日

プラークや歯石が歯に付着するのが、長ければ長いほど害も大きくなります

もし、歯科医院で「あなたは歯周病にかかっています」と言われたとしても、珍しいことではありません。
成人の約8割が多かれ少なかれ歯周病にり患しています。歯周病は単なる歯肉の炎症から、歯を支える骨や歯肉に大きなダメージを与える重篤な状態までを言います。歯周病の進行を止めるか、遅らせるか、あるいは悪化させるかは、これ以降の歯と歯周組織の毎日のケアをどれくらいするかにかかっています。
プライヤー歯科
なぜ歯周病になるの?
私たちのお口のなかは、バクテリアでいっぱいです。バクテリアは唾液などとともに歯の表面に粘着性で色のないプラークを形成します。ブラッシングやフロスをすることで、除去することができます。しかし、除去されないプラークが固まってブラシでは除去できない、歯石となります。歯石はプラークが固まったものなのです。これらが歯周病の直接的な原因となります。歯石は歯科医院で行うプロフェッショナルクリーニングで取り除くことができます。

歯肉炎
プラークや歯石が歯に付着するのが、長ければ長いほど害も大きくなります。中にあるバクテリアが歯肉の炎症を引き起こします。歯肉炎と呼ばれています。歯肉が赤く腫れて出血しやすくなります。歯肉炎は歯茎の病気としては程度は軽く、通常、毎日のブラッシングやフロス、歯科医院での定期的なクリーニングで完治します。ここでは、歯を支える骨や歯茎の喪失を喪失していない段階です。 

歯周炎
歯肉炎が治療されずにいると、歯周炎へと進行します。歯のまわりの炎症という意味です。歯周炎になると、歯から歯肉が引き離されて(歯周ポケット)感染性の空隙ができます。免疫機構がプラークがまき散らしたり歯肉の下で育てられたバクテリアと戦います。バクテリアの毒性と体の炎症反応により、骨や歯をその場所に保つ結合組織は壊されていきます。治療を行わないと、骨と歯肉と歯を支える組織は破壊されます。歯は最終的にゆるくなって抜かなくてはならなくなります。
歯科 マイクロスコープ
歯周病治療の主なゴールは、感染をコントロールすることです。歯肉の状態に応じて治療方法は数多くあります。どのような治療方法にしても、患者様自身が毎日自宅で歯をしっかりとお手入れする必要があります。治療効果を向上させるために、習癖改善(上下の歯を接触する習癖改善や、禁煙など)を提案することもあります。治療方法は主に以下になります。
深部のクリーニング(スケーリングとルートプレーニング)
歯科医院では、スケーリング・ルートプレーニングと呼ばれる方法で、歯肉の深い部分のプラークを取り除きます。スケーリングとは、歯肉ライン上もしくは下にある歯石を削り取るという意味です。ルートプレーニングとは、細菌が集まる歯根の表面の粗い部位を取り除いて、歯肉を悪くする細菌を付きにくくすることです。症例によってはプラークや歯石を取り除くために、レーザーを使用することもあります。この治療は、従来の方法に比べると、出血や腫れや違和感を少なくすることができます。  


Posted by koikenina at 12:00Comments(0)

2019年03月21日

歯周病菌が歯根部に沿ってさらに深く浸食してしまうと、歯周病菌が作り出す毒素により歯槽骨という骨が溶け出します

 軽度の歯周病治療法
歯周病菌は、歯と歯ぐきの間にある歯周ポケットの中を増殖しながら歯の根の部分に進んでいきます。
健康な状態であれば2~3ミリ程度の歯周ポケットが、軽度の歯周病になると4~5ミリにもなり周りを覆っている歯ぐきも腫れてきます。また、健康な状態と比べると歯ぐきがぶよぶよし始めます。
初期段階なら数回の治療で症状が改善されます。

歯科用 ダイヤモンドバー
 中程度の歯周病
歯周病菌が歯根部に沿ってさらに深く浸食してしまうと、歯周病菌が作り出す毒素により歯槽骨という骨が溶け出します。
この段階になると歯周病のさまざまな自覚症状を感じる方が増えてきます。
 この時、歯周ポケットは5~7ミリと深くなっており、自身で歯周ポケットの中をきれいにするのは難しくなります。
歯周ポケットの中では常に免疫細胞が歯周病菌と戦っており、炎症反応が起きてます。膿が出るのは免疫細胞の死がいのためです。
この膿が歯と歯ぐきの間から出てきたり、歯ぐきを押すと出てくるようになります。
そうなると、歯周ポケットの中にある歯周病菌や膿から出るにおいによって口臭がひどくなります。
中程度の歯周病になると歯槽骨が溶け出してしまうため、骨の上を覆っている歯ぐきが痩せてしまい、歯の根の部分が露出するため歯が伸びたように見えてしまいます。
さらに、歯の根の部分が露出してしまうと冷たいものや熱いものが直接歯髄の神経に伝わってしまい、知覚過敏になることもあります。
中程度の歯周病は歯石の沈着も多いので最初の1~2回でこの歯石を除去し、組織検査を行っていきます。
症状によっては歯周外科治療を行って症状が改善されたかどうかを再検査することもあります。
最低でも1回程度は治療を行い、外科処置を行った場合は最長で6ヶ月程度かかることもあります
 重度の歯周病
歯周ポケットの深さは7ミリ以上になると、重度の歯周病になります。
この段階では、歯槽骨が破壊されてしまうため、歯を支えるのが困難になります。
歯を指で押したり食事の際に食べ物を噛んだりすると歯がぐらついてしまい、痛みが起きることがあります。
また、重度の歯周病では歯槽骨が失われるので、元の歯の位置から移動してしまう症状が現れます。(歯が捻じれる、浮き上がる、傾く等)
歯を支えている骨が全て溶けてしまうと歯は抜け落ちてしまうのです。
重度の場合、症状によっては歯周外科治療を行うこともあります。
その後、噛み合わせを調整したり、噛み合わせを安定させるための口腔機能回復治療を行っていきます。場合によっては被せものを入れることもあります。
抜歯鉗子
最終的に組織検査を行いますが、最低でも治療に3ヶ月はかかります。
もし、被せものや外科治療を行った場合は1年程度かかることもあります。  


Posted by koikenina at 11:12Comments(0)