健康、生活 › 2019年05月23日

2019年05月23日

心身の健康を守るためにも、お口の健康状態を維持しましょう。

歯周病は認知度が高く、日本人にとって身近なお口の病気の1つです。
そのため軽視されがちですが、「サイレントキラー(静かな殺し屋)」とも呼ばれている、大変恐ろしい病気であることはご存知でしょうか?歯周病は、細菌がお口の中に定着することで歯茎が赤く腫れる炎症「歯肉炎」から始まります。症状が悪化しないと痛みがでないため、初期の段階では気付かないことがほとんどです。しかし、歯周病は感染症なので、1本の歯だけにとどまらずお口の中で広がり、歯ぐきやあごの骨(歯槽骨)などの歯周組織を破壊しながら静かに悪化していき、気付いた頃には抜歯しなければならない段階まで手遅れになっていることも…
歯科用サクション
歯周病は全身の病気と深く関係します
歯を抜け落とす歯周病ですが、その恐ろしさはお口の中だけにとどまりません。歯周病菌は血流などにのって全身を回ってしまうことがあり、糖尿病・動脈硬化・心筋梗塞・脳梗塞・早産などを引き起こす原因にもなる、大変危険な病気なのです。また、歯周病に限ったことではありませんが、歯を全て失ってしまった人は抑うつになるリスクを高めるとも言われています。歯科疾患を軽く考えることは危険です。しかし、お口のケアやメインテナンスによって予防することができます。心身の健康を守るためにも、お口の健康状態を維持しましょう。

歯周病の治療について
軽度歯周病(歯肉炎・歯周炎)の場合… スケーリング
歯周病の原因となる菌を含んだ歯垢(プラーク)は石灰化することで歯石になります。歯石は通常の歯みがきでは除去できないため、歯や根元に付着した歯垢や歯石をスケーラーと言う器具を用いて徹底的にきれいにしていく必要があり、その処置をスケーリング(歯石取り)と言います。
スケーリングはお口のクリーニングだけでなく、歯周病の発生や悪化を予防する効果もあります。

中度歯周病(歯周炎)の場合… ルートプレーニング
中度まで進行してしまった歯周病は、歯ぐきの奥に隠れた見えない歯の根(ルート)にまで歯垢や歯石が付着しています。そのようになってしまうとスケーリングだけでは除去しきれないため、ルートプレーニングという治療も併せて行い、歯垢や歯石、歯周病菌に感染した歯質などを特殊な器具を用いて除去していきます。ルートプレーニング後は歯や歯の根の表面もツルツルになるため、歯垢や歯石などの再付着の予防にも繋がります。
遠心鋳造機
重度歯周病(歯周炎)の場合… 歯周外科治療
スケーリングやルートプレーニングで汚れを除去しても状態が改善されないほど進行してしまった歯周病は、歯周外科治療を行うことがあります。歯ぐきを切開して歯周ポケットの深部まで及んでいた歯垢や歯石を取り除いたり、歯周組織再生治療で歯周病により溶けてしまった骨の回復を行うなど、外科的な処置を施します。  


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2019年05月23日

治療が終わった後のメインテナンスプログラム

歯周病が軽度から中等度に進行
歯周病の状態が軽度から中程度であれば、レーザーと北欧で開発された高純度殺菌水を併用した初期歯周病予防プログラムでの対応が可能です。歯周治療専門の歯科衛生士と共に皆様に合わせた予防プログラムを提案しております。
歯周病が中等度から重度に進行
歯周病が進行して重症化している場合には、歯磨きだけでは治癒しませんので、積極的な歯周病治療が必要です。歯茎を切開し、内側にたまっている歯周病菌やLPSという毒素を除去する歯周外科治療を行います。歯を支えている骨(歯槽骨)が溶けてなくなってしまっている場合には、「歯周組織再生療法」という特殊な手術で、自分の歯の根を残して歯を支えている組織を再生して元の健康な状態を取り戻す治療方法が適応できるかもしれません。
歯科 タービン 滅菌
治療が終わった後のメインテナンスプログラム
自分の歯を少しでも長持ちさせるには、歯茎や骨の歯周組織再生療法、矯正治療、インプラント治療など、高度な治療方法を組み合わせて、歯周病専門医としての診査・ 診断・的確な治療を行っていくことが大切です。また、治療が終わったら、歯周病原因菌の少ない口腔内細菌叢を保つためのメインテナンスプログラムをお薦めします。 3か月するとお口の細菌叢は元の悪い環境に戻ってしまいます。歯周病治療の知識と技術を持ち合わせた歯科衛生士によるプロフェッショナルメインテナンスによって、ご自身の歯をできるかぎり大切に扱っていただきたいと考えております。
歯周病専門治療の特徴
治療期間の大幅な短縮
従来の歯周病治療は、6ヶ月から1年以上におよぶ治療期間がかかりました。しかし、北欧で開発された新しい歯周病治療法により、数回の来院回数で同じ効果を得ることができるようになりました。
正確な診査診断
歯周病の病状を正確に把握して、始めて適切な治療が提供できます。日本歯周病学会歯周病専門医による術前の診査が大切です。
痛みと歯肉へのダメージを最小限に
歯周病専門の超音波やレーザー、超微細なアミノ酸を用いること。また、無痛点滴麻酔の併用により、痛みを感じることなく、歯周病治療を受けることが可能となりました。
歯科用オートクレーブ
可能な限りご自分の歯を残すための治療
日本歯周病学会専門医による、専門性の高い歯周病治療が重要です。再生治療や矯正、インプラント治療など、様々な治療方法を組み合わせて高度な治療方法を提供します。
予防プログラムの実施
歯周病の再発を防ぐためには、患者様各々の口腔内の状態に応じたメインテナンスプログラムが大切です。藤沢歯科ペリオ・インプラントセンターの歯周病予防プログラムをご活用ください。  


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2019年05月23日

歯と歯肉の隙間(歯周ポケット)に入り込んだ細菌により、歯肉に炎症が起こります(歯肉炎)。

「日本人の8割が歯周病に罹患している」と言われる事があります。歯周病予備軍を含む数字ではありますが、多くの日本人が歯肉炎あるいは歯周炎に罹患しているのは事実でしょう。
年齢が高くなるにつれて歯周病の罹患率は高くなりますが、子どもの頃から歯肉炎の症状がみられる事もあり、年齢にかかわらず注意すべき疾患です。
 
歯周病について正しい知識を身に付けることが、効果的な予防・治療につながるでしょう。
歯科器具
歯肉炎と歯周炎とは?
歯肉炎とは、歯に隣接する歯肉にのみ炎症が起きている状態で、歯肉の下にある歯周組織(歯根膜(しこんまく)・歯槽骨(しそうこつ))には炎症が波及していない状態です。
これに対して、歯周炎とは、歯肉とその下にある歯周組織(歯根膜・歯槽骨)にも炎症が波及し、組織が破壊されている状態です。

歯肉炎と歯周炎の発症
歯と歯肉の隙間(歯周ポケット)に入り込んだ細菌により、歯肉に炎症が起こります(歯肉炎)。歯肉炎が治療されず、進行して深部に炎症が波及すると、歯を支える骨(歯槽骨)は吸収されてしまいます(歯周炎)。歯周炎が進行すると、歯を支える骨がなくなるため、歯はグラグラになり、最後には抜け落ちてしまいます。
 
歯周病は、歯自体の病気ではなく、歯を支える歯周組織の病気であり、むし歯と同様に歯を失う大きな原因の一つとなっています。
エアータービン
歯周病の検査(プロービング検査とレントゲン撮影)
プローブという専用の器具を用いて、歯周ポケット(歯と歯肉の間の溝)の深さを測る検査を「プロ―ビング検査」と言います。歯肉が健康な状態では、ポケットは1~3mm程度ですが、4mm以上になると歯肉炎または歯周炎であり、歯周炎が進行するほどポケットは深くなります。
 
また、レントゲン撮影を併用し、歯が埋まっている骨の状態(どれくらい減っているか)を確認します。 これらの診査により、実際に組織が破壊されているかどうかを見て、歯肉炎か歯周炎の診断をします。  


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