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2019年08月30日

言い換えれば、歯周病の治療をすることにより糖尿病のインスリン抵抗性を改善するということになります

歯周病が進行して細菌が増殖すると、歯肉の血管から菌が侵入して増殖し、血液に乗って全身にさまざまな悪影響を及ぼします。 最近の研究によれば糖尿病や心臓血管病などが歯周病に関連する疾患とされており、肺炎や骨粗しょう症、腎炎、関節炎、発熱などへの関連も疑われています。さらに妊婦が歯周病にかかっている場合、低体重児出産や早産を起こす危険性が高くなるという研究結果もあります。
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歯周病菌は、細胞壁の内毒素(LPS)によって、生きていなくても血中に入ると全身に炎症を引き起こすこともあるため歯周病の早期発見・早期治療は歯やお口の健康を維持するだけでなく、全身へのさまざまなトラブルの予防につながるのです。また、歯周病は腎障害、網膜症、神経障害、大血管障害、末梢血管障害に次ぐ糖尿病の第6の慢性合併症とも言われています。 

近年その深い関連性はさまざまな研究から明らかにされてきており、右記の図にあるようなリスク要因から歯周病を発症、そして増悪させるといわれています。糖尿病は、歯周病のリスク要因であるとともに、歯周病を放置すれば糖尿病の病状が悪化する可能性があるということになります。言い換えれば、歯周病の治療をすることにより糖尿病のインスリン抵抗性を改善するということになります。
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スケーリング
歯磨きの際は、現状のブラッシングでどこが磨けていないのかを良く理解して頂いた上で、ご自分に合ったブラッシングの方法を学んで頂きます。日頃のブラッシングによるプラークコントロールこそが歯周病治療の第一歩です。歯石は歯面に付着したプラークに唾液中のリン、カルシウムが混じって石灰化したもので、表面は粗造でプラークが更に付着しやすいような構造をしており、歯に強固に付着しています。そして強い病原性を持っています。スケーリングでは主に、超音波スケーラーやキュレットスケーラーを使用して取り除き、歯の表面をつるつるの状態にし、プラークが付着しにくい状態にします。

SRP
(長期間、歯医者で歯石をとっていない場合)歯石が多くついている状態になると歯と歯ぐきの境目の溝が4-6mmと深い状態になってしまいます。この状態になると歯石が歯肉の中にまで付着してしまっているため、麻酔(表面麻酔、局所麻酔)などを用いて、歯石を除去して歯の根元をきれいにするSRPという処置が必要になります。この処置によって、ポケットが深い状態を改善することができます。深いポケットを放置すれば、その部分の歯周病は進行してしまいますので、しっかり歯石を除去することが大切です。
また、このSRPから先の治療は、歯周病治療に関するトレーニングを積んだ歯科衛生士の協力が必要になってきます。外科処置をしなくてもこの部分の治療がきちんとできていれば、歯の延命につなげることができます。  


Posted by koikenina at 17:20Comments(0)

2019年08月30日

30歳以上の多くの方々がかかっており、歯を失う原因の約半数が歯周病と言われています

歯周病(歯槽膿漏)の大きな原因は食べカスを栄養源とする細菌です
歯周病は、歯を支えている周りの組織(歯肉、歯根膜、歯槽骨)が歯周病菌によって破壊されていく感染症で治療をせずに放っておくと歯が揺れて噛めなくなり、最後には抜けてしまうこともあるこわい病気です。慢性の生活習慣病と言えます。30歳以上の多くの方々がかかっており、歯を失う原因の約半数が歯周病と言われています。

 歯肉(歯ぐき)と歯の間にはポケットという1mmくらいのすき間があり、歯みがきを怠るとこのポケットにプラークが溜まります。溜まったプラークが歯石をつくり、すき間を押し広げていきます。これを積み重ねることで歯肉が炎症を起こします。歯肉の炎症を放置しておくと症状はますます悪化し最後には歯が抜け落ちてしまいます。歯周病は虫歯と違い、痛みなどの自覚症状が出にくく、気が付かないうちに手遅れになってしまうことも少なくありません。早期発見のためにも定期的に検診を行うことが大切です。
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歯周病の原因
歯周病(歯槽膿漏)の大きな原因は食べカスを栄養源とする細菌です。清掃不良部位の細菌の増殖によるものがほとんどで、一度歯周ポケットを形成するとブラッシングのみでは除去できません。空気を嫌うこの細菌は歯の根の方向に深く進もうとする傾向があります。又、「噛みしめ」や「くいしばり」など過剰に加わる「力」も歯や歯周組織を壊していく大きな原因です。こうして歯を支える健康な繊維や骨を破壊していきます。

スケーリング & ルートプレーニング
歯垢(プラーク)は時間が経てば歯磨きでは取り除くことができない歯石になり、歯石は歯周病菌の格好の棲家となるため早めに取り除くことが大切です。歯石・歯垢(プラーク)を除去し再び付着しづらくする治療法がスケーリング&ルートプレーニングで、歯磨きでは取り除けない歯石はもちろん、取り除けていない歯垢(プラーク)を歯医者で除去することによって炎症が収まっていき、歯周ポケットの深さも浅くなりますので、歯周病の進行を抑え症状の改善が期待できます。
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生活習慣の改善
病気、睡眠不足、ストレスを感じているときなど抵抗力が落ちているときは歯周病菌に感染しやすくなります。十分な睡眠、適度な運動、ストレス解消は歯周病を治療していくうえでも欠かせません。また、歯周病と関係の深い糖尿病にならないような食事、よく噛んで食べるなど食生活を見直す事も必要です。  


Posted by koikenina at 16:11Comments(0)

2019年08月30日

歯と歯茎の溝が深くなりだし、歯磨きだけでは歯石が取れないため、進行を止めるのは難しくなります

歯周病とは歯の病気ではなく細菌による感染症です。
かつて歯槽膿漏と呼ばれたこの病気は、歯の周囲に付着したプラーク(歯垢)が歯と歯肉の隙間に入り込み、 プラークに含まれる細菌によって歯肉が炎症を起こし、ついには歯を支えている歯槽骨を溶かしてしまう病気です。

強い自覚症状もなく悪化していくことが多く、知らず知らずのうちに歯周病が進行してしまい、いつの間にか最悪な状態になることもありえます。 現在、日本では成人の約8割が何らかの歯周病になっていることが知られており、国民病といっても過言ではありません。

歯周病の症状
初期症状
歯磨きをすると出血することがあります。 歯がうずいたり、歯茎が腫れぼったく感じることなどあるが、痛みはほぼありません。歯の周囲の歯茎に隠れてしまう場所に歯石が付着し始めているので、歯石を取り歯磨きをしっかり行なえば改善されます。
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中期症状
歯磨きすると歯茎から出血します。歯茎が腫れたり治ったりを繰り返し、歯茎を押すと膿が出るようになり、口臭が気になるようになります。初期よりも歯の周囲の深い場所や内部に歯石などが付着しており、歯にぐらつきは無いが、骨が弱くなり溶け始めています。 歯と歯茎の溝が深くなりだし、歯磨きだけでは歯石が取れないため、進行を止めるのは難しくなります。
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末期症状
歯磨きの時は毎回のように出血します。歯茎に痛み・腫れを感じ、歯をかみ合わせるだけでグラつくようになり、歯の周囲を指で押すと膿が出てくるようになります。深い部分まで歯石が付着し、歯茎が歯を固定できない状態となり、歯を支える骨も溶けてしまっています。 自然治癒で治ることはなく、一度壊れてしまった土台を再建するのは非常に難しいのです。 末期の状態になると、最初は1本だけぐらついていた歯も短期間のうちに次々と他の歯がぐらついてくることもあります。歯を守るためには、歯周病を常に早い段階で予防や治療を行うことが大切です。  


Posted by koikenina at 12:03Comments(0)

2019年08月30日

基本的には、一度、溶けてしまった骨は再生しません

一般の方が思われている歯が失われる原因ナンバー1は「虫歯」だと思います。
しかし、実際はそうではありません。実は、ナンバー1は「歯周病」です。事実、30代の80%以上は歯槽膿漏(歯周病)を患っており、日本人が歯を失う原因としては、虫歯よりも歯槽膿漏(歯周病)で歯を失う方のほうが圧倒的に多いのです。歯槽膿漏(歯周病)は歯を支えている顎の骨が溶けてしまう怖い病気です。基本的には、一度、溶けてしまった骨は再生しません。さらに、歯槽膿漏(歯周病)にかかってしまうと、自分では気づかないうちに、強烈な口臭を周囲にまき散らします。また、歯周病は歯を失うだけでなく、様々な病気との関連性が多く報告されています。こうした状況を少しでも改善するために、患者様に歯槽膿漏(歯周病)に関する正しい知識を持っていただく必要があります。
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歯周病と全身疾患の関連性
あまり知られていないことですが、歯周病はお口の中だけではなく、全身疾患との関連性もあります。関連性が報告されているものとして次のものがあります。

特に歯周病と関連が深い病気が糖尿病です。
糖尿病の人は、感染に対する抵抗力が弱まっているため歯周病にかかりやすく、重症化しやすいと言われています。さらに、歯周病菌は毒素や炎症性物質を大量に放出するのですが、これがインスリンの効きを悪くさせ、糖尿病を悪化させることも危険視されています。
つまり、糖尿病があると歯周病になりやすく、歯周病があると糖尿病が悪化しやすいという関係性が存在するのです。
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また妊娠中の歯周病の悪化は、お腹の赤ちゃんにも影響を及ぼすことがわかってきています。低体重児を出産した母親と、正常体重児を出産した母親の歯周病の進行程度を比較した調査では、低体重児を出産した母親の方が歯周病が進行していたという報告があります。また、妊娠中の歯周病をそのままにしておくと、早産の確率が高まることも指摘されています。妊娠中でも歯周病の治療は可能ですので、4~8ヶ月の安定期に治療を受けることをお勧めします。

エイズに関しては、歯周病菌の作り出す物質がHIVを再活性化することが証明されており、エイズの発症・進展に関連する可能性が示唆されています。そして、ここ最近では、歯周病と「癌」との関連性が指摘されています。ある報告では、歯周病患者は、口腔癌、咽頭癌、喉頭癌、食道癌などの発生リスクが高いという結果が発表されています。また、腎癌、膵癌なども歯周病と関連している事が報告されています。このように、歯周病は歯を失う病気というだけではなく、全身疾患にも関連してくる恐ろしい病気という認識が大切です。  


Posted by koikenina at 11:24Comments(0)