健康、生活 › 2019年10月

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2019年10月31日

歯垢が固くなって歯石の状態になると、歯磨きではなかなか除去できません

歯周病の予防を習慣づける
歯垢が固くなって歯石の状態になると、歯磨きではなかなか除去できません。また歯石があると、その上に歯垢が付きやすくなります。すでに歯石がある場合は、まず歯科で歯石除去をしてもらったほうが、歯磨きの効率もよくなります。毎日歯磨きをしていても、磨き残しがあると少しずつ歯石ができてしまいます。また、歯並びが悪かったり、体質的なものから歯石のできやすい人もいます。できれば年に1、2回は歯科を受診し、歯周病の検査も兼ねて歯石除去をしてもらうことも大切です。
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歯肉のマッサージも、歯周病の予防には効果があります。歯周病を起こしている歯肉は、ほかの部分よりも血液の流れが悪くなっています。マッサージによって血流が改善されると、歯肉が盛り上がって歯周ポケットは小さくなり、それだけ歯周病菌がはびこりにくくなります。

やわらかめの歯ブラシでも歯肉のマッサージはできますが、強く当てると歯肉を傷めることもあります。出血しやすい人は、マッサージ用歯ブラシもあるので、歯科や薬局で相談してください。
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喫煙習慣などにも気をつけましょう
歯周病は、生活習慣病のひとつです。歯磨きの仕方だけでなく、喫煙や食事、ストレスなどの影響も受けます。とくにリスクが大きいのは、喫煙習慣です。たばこを吸うと、ニコチンの作用で歯肉の血流が悪化し、低酸素状態になるため、歯周病菌が増殖しやすくなります。免疫力も低下するため、歯周病の進行も早まります。歯肉に異常がみられたら、禁煙あるいは節煙を心がけたほうがいいでしょう。

食事面では、間食などで糖分をとりすぎないことも大切です。糖分は、歯周病菌の重要な栄養分だからです。また、糖分のとりすぎなどから糖尿病になると、歯周病も悪化します。
ストレスも、歯周病を悪化させる原因のひとつです。ストレスを受けると睡眠中に歯ぎしりをすることが多くなり、歯だけでなく、歯肉にも余分な負担がかかるからです。
中高年になると次第に歯肉が後退し、歯周ポケットが広がるため、歯周病菌が繁殖しやすくなります。心臓病などの全身疾患をまねかないために、毎日の生活のなかで歯周病の予防や改善を心がけましょう。
  


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2019年10月31日

どうして定期的なクリーニングが必要なの?

歯周病菌が糖尿病などいろいろな病気の原因の一つになっていることがわかってきました。お口だけでなく、全身の健康を維持していただくために、当院では予防歯科を重視しております。ただし、予防は保険が適用になりません。そのため、当院では歯科衛生士による丁寧で優しい予防歯科処置を、お手ごろな価格で行っております。年に3~4回予防することで、虫歯や歯周病に罹りにくくなるだけでなく、生涯の医療費を節約することもできます。予防処置を終えると、心地よい刺激で、終わった後はピカピカつるつるになり、すっきり爽快感が生まれます。
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どうして定期的なクリーニングが必要なの?
お口のお掃除で、ていねいな歯磨きが推奨される理由は、悪い細菌を大量に含んでいる古い歯垢のかたまり(バイオフィルム)を除去することが大切だからです。しかし毎日のブラッシングでお口の中の歯垢を100%除去することは、大抵の場合とても困難です。少しずつ磨き残した部分には、汚れが蓄積され、バイオフィルムが形成されてしまいます。
バイオフィルムができるまで良い歯垢が、病気を起こすバイオフィルムへと成長する過程を見てみましょう。

Stage1
歯の表面をだ液の成分がコーティングします。
Stage2
だ液成分を好む善玉菌群がくっついて定着し、健全な歯垢が形成されます。
Stage3
善玉菌により、歯面が覆われると、次は歯周病菌などの悪玉菌がその上に積み重なっていきます。
Stage4
悪玉菌群がネバネバした物質を合成し、これらの菌群全体が覆われた状態になります。(これをバイオフィルムといいます。)
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虫歯と歯周病の両方にかかってしまった人の多くは、虫歯治療を優先したいと考えます。
何よりこれは痛みの辛さが理由であり、痛みを感じない歯周病よりも痛みを感じる虫歯の方が辛いと感じます。
ただ、歯周病も虫歯同様に怖い病気であり、決して無視できる病気ではありません。
歯周病になってそれが進行すると、歯槽骨が溶かされていきます。
この歯槽骨は歯を支える役割を担っており、歯槽骨が溶かされることは歯が支えを失うことを意味します。
支えを失った歯は不安定な土台に建つ建物に等しい状態であり、やがて歯は抜け落ちてしまうのです。
また、歯周病は痛みを感じないことから怖くない病気に思われがちですが、
むしろ痛みという辛い自覚症状がないからこそ怖く、なぜなら病気の発症を自覚しにくいからです。
「いつの間にか発症していつの間にか進行する」…その特徴から歯周病は「静かなる病気」と呼ばれます。
  


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2019年10月31日

削らないラミネートベニアはどのような素材ですか?

削らないラミネートベニア Q&A
削らないラミネートベニアは本当に歯を削らないのですか?
従来の方法とは違って、削らない治療がコンセプトです。
削らずに極薄のラミネートベニアを貼りつける方法です。多くのケースで歯を削らず接着することが可能です。従来法のラミネートベニアではおよそ0.6mm~1.2mm歯を削る必要がありました。しかし、削らないラミネートベニアは強度に優れており極薄に作ることが可能なので、多くの場合で歯を削る必要がありません。(厚みの調整や歯並びや審美的な理由などで、従来法のように削って治療することも可能です。上前歯の形を変える場合には咬み合わせの調整のため、対合歯の下前歯を切削します。)また、歯を削らないので麻酔をしません痛みもありません。治療期間時の仮歯で過ごすわずらわしさもありません。歯に優しい審美歯科治療法です。
生体情報モニタ
削らないラミネートベニアはどのような素材ですか?
ハイブリッドベニア、e.maxベニア、ジルコニアベニアの3種類があります。 ハイブリッドはレジン系(プラスチック)の材料で比較的リーズナブルで扱いがし易いという利点はありますが、長期使用では細菌が繁殖しやすく衛生的ではないため当院では推奨していません。 世界的にも新しい審美歯科材料として使われているivoclar社のセラミックe.maxです。従来法のラミネートベニアに用いられているセラミックの約4倍の400MPaという強度を持つ二ケイ酸リチウムというセラミックです。生体親和性に優れ衛生的で、色調、接着システムにも優れた安心安全の材料です。 またジルコニアは強度が1200MPaあり歯科材料の中でも金属に次ぐ強度がある材料で、ベニア治療においても600Mpaという現状では最も強度がある高級材料です。また医科では人工関節として体に直接埋め込むような材料でもあり、安全性や生体親和性に優れた材料です。歯科用のジルコニアはかなり改良が進んでいます。削らないラミネートベニアに用いるジルコニアも色調や審美性と接着が改良されたものを扱っています。
遠心鋳造機
従来のラミネートべニアとどのような違いがありますか?
従来型のラミネートべニアは、天然歯を削ることによりベニア材料と歯との接着力を持たせ強度を確保する考え方でした。削らないラミネートベニアは歯を削らずに審美治療を行うのがコンセプトです。また、元々の歯の表面全体で接着させて強度を保ちます。エナメル質を温存できるため、長期的にも健康的に安定しやすいです。

通院回数や時間はどのくらいかかりますか?
削らないラミネートベニアの工程だけについて言えば、型取りと装着との最短で2回の来院で可能です。通常は患者様の希望や状況のヒアリングから診断・治療計画・カウンセリングを行い、治療方針が決定してから削らないラミネートベニアの工程に入ります(3回~5回)。また、虫歯治療や歯周病治療を行ってから削らないラミネートベニアの工程に入る場合もあります。口腔内の状態に問題がなく治療方針が決定されている場合には、最短2回の来院で治療が可能です。  


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2019年10月29日

部分入れ歯のバネが見えると、恥ずかしく感じる方も多いとおもいます

入れ歯とは歯を失った箇所に取り外しが可能な人工の歯を入れる方法です。
総入れ歯と部分入れ歯があり、総入れ歯は歯が残っていない方に、部分入れ歯は歯がまだ残っているが数本の欠損がある人に適応されます。部分入れ歯は残った歯にバネをかけ動かないよう維持します。総入れ歯は吸盤のような仕組みで外れないようになっています。入れ歯は実は歴史が長く、江戸時代以前からありました。その頃は現在と違い、木で入れ歯を作っていました。現在はプラスチックやセラミック、金属を使う入れ歯がほとんどです。
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入れ歯の種類
バネが見えない入れ歯 ノンクラスプデンチャー
部分入れ歯のバネが見えると、恥ずかしく感じる方も多いとおもいます。インプラントを入れるには費用や恐怖がネックになる方も多いのではないでしょうか。現在、歯茎の色の入れ歯があり、それであれば見た目、費用面も許容できる患者さんも多いとおもいます。しかし残念ながら、入れ歯であることに変わりはないため、咀嚼時に痛みや異物感があることがあります。

金属床義歯
入れ歯の異物感の原因に厚みが挙げられます。入れ歯の素材はプラスチックで出来ていますので、ある程度の厚みがないと割れてしまうリスクがあります。それを金属の置き換えることで割れにくく、薄くすることが出来ます。さらに、金属は熱の伝わりが良いため、食事の際の温度感覚がわかり、本当の歯に少しですが感覚が近いというメリットがあります。
高圧蒸気滅菌器
コーヌス義歯
「イカやたくわんなどを、思い切り噛めるようになりたい」という方におすすめなのが、コーヌス義歯です。コーヌス義歯は入れ歯と歯が一体になるように作られるため、噛む力を従来の入れ歯よりも格段に増します。

保険義歯
保険適用内でご提供できる精密義歯(入れ歯)です。初めて入れ歯を作る方には、こちらをおすすめしています。
  


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2019年10月29日

生活習慣に気をつけることで、ホワイトニングの効果をより長く持続させることができます

毎日の歯磨き、歯科医院でのデンタルケアで落とすことが難しい、歯の内部の色素沈着を、薬剤やレーザーにより落としていきます。歯の表面を削ることなく、色素を分解することで歯を白くすることができます。笑顔の時にのぞく白い歯はとても魅力的で、自分への自信を持てるようになります。

ホワイトニングは大きく分けると2種類あります。歯科医院で行うオフィスホワイトニングと、歯科医師の指導の下、ご自宅にて行うホームホワイトニングです。患者様のライフスタイルに合わせて治療方法をお選びいただけます。
歯科 コントラ
オフィスホワイトニングとは、歯科医院で行うホワイトニングを指します。ホワイトニングジェルを歯に塗布し、専用の機器で特殊な光を照射して、歯を一気に白くします。ホームホワイトニングよりも強い薬剤を用いて治療するため、個人差はありますがその日のうちに効果を実感できます。即効性がある反面、持続期間がホームホワイトニングよりも短くなってしまう点がデメリットといえます。

ホームホワイトニング
歯科医師の指導の下、ご自宅でホワイトニングを行う方法です。最初に歯科医院で患者様専用のマウスピースを作成し、そこにホワイトニングジェルを流し込んで装着することで、歯を白くします。ご自宅で、ご都合の良い時間に気軽にホワイトニングを行っていただけるので、お仕事や学校でお忙しい方も無理なく続けていただけます。白くなるまでに時間はかかりますが、薬剤をじっくりと歯にしみこませていくので、効果を長い間保つことができます。
生体情報モニタ
生活習慣に気をつけることで、ホワイトニングの効果をより長く持続させることができます。歯の変色は、コーヒー・紅茶・赤ワイン・カレーなどに含まれる色素や、タバコのヤニなどが原因となります。そのため、これらの食品やタバコを多く摂取されている方は、少し控えるようにしてください。また、お肌や髪のお手入れと同じように、定期的なメンテナンスが大切です。歯科医院で定期的なクリーニングや色のチェックを受けてください。
  


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2019年10月28日

「歯のクリーニング」ってこんなことをします

歯もクリーニングするの?はい!するんです。なぜなら、ご自身でのブラッシングでは、残念ながら5割程度、デンタルフロス(糸ようじ)を使っても8割程度しか汚れが落ちないからです。汚れが取りきれないことで「歯垢」が「歯石」になり、虫歯や歯周病を引き起こします。

自分の歯に勝る歯は、この世に存在しません。手入れをすれば、おじいちゃんおばあちゃんになっても自分の歯で食事が出来ます。おじいちゃんおばあちゃんになるまで歯を長持ちさせるには、定期的な歯のクリーニングが最も効果的です。虫歯や歯周病予防はもとより、口臭予防の効果もあります。また、歯のクリーニングは定期的にすることが大事です。
人によって歯と歯ぐきの状態が違いますので、来院していただく間隔は当院がご提案いたします。
根管治療機器
半年~3ヶ月に1回の歯のクリーニングが理想です。ですが「何が何でも定期的に行かなくてはいけない!」という訳ではありません。「患者さんの歯と歯ぐきの状態」や「ライフスタイル」に合わせて、無理なく長く通えるようご相談しながら決めていきましょう。ご都合など遠慮なくご相談ください。

「歯のクリーニング」ってこんなことをします
「スケーラー」(画像のような器具です)を使い、歯垢(プラーク)や歯石などを除去します。「歯石って何でできているか?」ご存知ですか?「歯垢」と「唾液中のカルシウム」と「血液」が結合して固まったものなのです。残念ながら、歯石になってしまうと、ご自身のブラッシングでは取ることができません。歯石は、虫歯や歯周病や口臭の原因にもなります。歯科衛生士がスケーラーを使って「歯石」を除去します。
生体情報モニタ
PMTC
そもそもPMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)って何?PMTC(プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリニーング)とは、歯のクリーニングのプロフェッショナルである「歯科衛生士」が専用の機械を使って行う歯のクリーニングです。(「歯科衛生士」は国家資格です)毎日のブラッシングで取りきれない汚れや、歯周ポケットがある場合、そのポケットの中をキレイにします。定期的にPMTCを受けると、虫歯や歯周病になりにくい歯と歯ぐきになります。

最近の歯医者さんは、虫歯になってから行く場所ではなく予防のために行くところになってきています。美容院や床屋さんで髪を洗ってもらうと気持ちがいいのと同じように、歯医者さんで歯と歯ぐきのお手入れをすると、歯がツルツルになり気持ちがいいのです。  


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2019年10月28日

ブリッジとは歯を失った場所の前後の歯を削って被せる冠(クラウン)同志をつなげて一体化したものです

ブリッジとは歯を失った場所の前後の歯を削って被せる冠(クラウン)同志をつなげて一体化したものです。ブリッジ以外にも歯を失った場所の審美的、噛む機能の回復方法があります。それぞれの特徴やメリット・デメリットをみてみましょう。
ブリッジ
失った歯の人工歯の場所が比較的自由に配置でき、両隣の冠(クラウン)にセラミックを用いれば審美的に優れています。また入れ歯と違って歯に引っ掛ける針金がないことも審美的で、入れ歯のような異物感もなく日常の使用感がいいことが特徴です。 歯にセメントで接着するため、入れ歯の取り外しやがたつきがなく硬い物でも自由に噛める点もメリットです。 
エアーモーター
ただ両隣の歯を削らざるを得ないことと、構造上歯のない場所に加わる噛む力を両隣の歯に肩代わりさせるため両隣の歯には長期間負担をかけ続けて寿命に影響を及ぼす可能性があることがデメリットです。特に両隣の歯が神経を取った歯である場合は、歯自体の強度が劣っているためこのデメリットが大きく、時に歯が割れるケースにも遭遇します。詳しくは「人工の歯・差し歯」をご覧ください。 しかし既に両隣の歯が冠(クラウン)である場合は、再治療は必要でも削るデメリットはありません。

入れ歯:
ブリッジのように失った歯の両隣の歯を削らずに人工の歯を入れられることと、歯型をとるだけで早く作製できることがメリットです。そして人工の歯を配置する場所はブリッジ以上に自由度が高く、かみ合わせの問題がなければほとんどの症例でご希望される位置に人工歯を設定できます。また入れ歯は出し入れすることができますので、外せば歯ブラシで掃除がしやすいことも利点です。

一方でブリッジの項でお話しした針金の存在や、がたつき、人工歯以外にピンク色した粘膜に接触する部分がありどうしても大きさが大きくなり異物感を感じること、大きさが慣れるまで発音しにくく感じる場合があるなど個人差がありますが使いこなせるまで1か月程度の期間がかかることがあります。また特に奥歯の場合、噛める能力が劣ると感じられる場合もあります。入れ歯の構造上噛む力の大半を粘膜で支えるため、柔らかく押せば沈む粘膜では骨の中に植わってびくともしない歯と違ってかみ切る能力が劣ってしまうことをご理解ください。
パルスオキシメーター
出し入れすることができることは、がたつきがあることでもあります。そのため入れ歯と歯や粘膜の間に食べかすが入り込み、食べ物によっては入れ歯で敷きこんだ状態で噛むと痛みを感じる場合もあります。両隣の歯を削らないとお話ししましたが、かみ合わせによっては噛む力で入れ歯が粘膜に食い込んでいかないように両隣の歯に爪を引っ掛ける必要上、爪の受け部分だけは小さく削らざるを得ない場合もありますのでご了承ください。  


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2019年10月28日

虫歯は次のような4つの条件がそろった場合にむし歯になると考えられています

虫歯はお口の中の細菌が酸をつくりだし、それにより歯の一番固いエナメル質を溶かしてしまうことからはじまります。
そこからエナメル質より柔らかい象牙質、歯髄へと進行し歯が溶けることをいいます。虫歯は虫歯の原因菌と言われる細菌が出す酸によって歯溶かすことから、感染症の一種と言ってもいいでしょう。
虫歯は次のような4つの条件がそろった場合にむし歯になると考えられています
虫歯になりやすい歯の質、歯並び、咬み合わせになっている
虫歯の原因菌が旺盛な活動をしている
歯につきやすい甘いもの(糖質)を多く摂取する食習慣がある
プラーク(歯垢)が歯に付着したままになっている時間が長い
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むし歯の進行と治療法
C1:むし歯の第1段階【危険度★】
歯の表面をおおっているエナメル質が脱灰(歯が溶ける)している状態です。痛みはあまり感じませんが、歯の表面が白くにごっていたり、茶色などに着色してザラついていたりします。まだ穴になっていません。
治療法
まだ浅い虫歯ですので、これ以上進行しなければ削る必要はありません。ブラッシングを毎日きちんと行い、定期的にフッ素の薬を塗る治療を行います。
C2:むし歯の第2段階【危険度★★】
象牙質の層にまで進んで穴があいている中等度のむし歯です。冷たいものを食べたり飲んだりすると歯がしみます。
治療法
虫歯菌が神経にたどりつく前に削って型取りをし、部分的な詰め物を入れます。詰め物は金属、白いもの(セラミック、ハイブリッド)など選べます。
C3:むし歯の第3段階【危険度★★★★】
虫歯が大きな穴になって象牙質のすべてに及び、歯髄(神経)まで達した深在性ウ蝕です。炎症を起こしたりすると、とてもはげしい痛みをともないます。
治療法
神経の処置が必要です。根っこにばい菌を殺す薬を入れ、完全にキレイになったところで、根っこにつめもの(防腐剤の薬)を入れます。その後歯に被せ物をします。被せ物は金属、白いものなど選べます。
C4:むし歯の第4段階【危険度★★★★★】
歯がくずれて根っこだけが残ってしまった状態です。このままにしておくと歯髄が腐敗してしまい、さらに歯周病へと進んでいきます。
治療法
抜歯となります。抜いた後は入れ歯、ブリッジ、インプラントにより失った歯の機能や見た目を回復します。
生体情報モニタ
根管治療とは一般的には歯の根(根管)についての治療のことを指します。歯の中には歯髄(神経)という軟らかい組織があり、根管の先のほうの小さな細い孔(あな)で、顎骨の中の神経や血管とつながっています。この歯髄が悪化した虫歯や外傷で、細菌の感染を受けたような場合には、歯がひどく痛んだり、歯肉が腫れたりします。
このような症状を改善させるには歯髄を除去して歯を残す治療をしなければなりません。これが根管治療と言います。  


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2019年10月25日

ホワイトニングとは、健康な歯を削らずに白くする方法です

過酸化尿素のホワイトニングジェルにより、エナメル質内の色素を分解させることで歯の表面を白くします。
加齢や、もともとわずかに黄ばんだ歯など原因は様々ですが、それをより白くする方法です。

歯に対する安全性について:
ホワイトニングと聞くと何となく歯にダメージを与えるイメージをお持ちの方が  いらっしゃると思いますが、ホワイトニングにより色素を抜かれたエナメル質は 必死になってその隙間を埋めようとします。
その際、唾液に含まれるリンやカルシウム・ハイドロキシアパタイト(HA)などを
積極的に取り組むことにより結果、歯質の強化へつながります。
また当院で使用する薬剤及び機器については、国内外様々な種類の中より、
安全性・高品質・信頼性の高い、純日本製品を使用しております。
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ホワイトニングの持続性について:
ホワイトニングにより白くなったエナメル質は、再石灰化とともに徐々に後戻りします。
ホワイトニングの効果に個人差はありますが、6ヶ月~1年位です。
その間に、タッチアップという追加のホワイトニングを6ヶ月前後に一度行う必要があります。 面白いもので、一度ホワイトニングを施術した歯は、当時の歯の白さを記憶しているかのように、割と早期に元の白さに戻ります。
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~ホワイトニングの非適応について~
虫歯やひび割れがある歯:きちんと治療をしておかないと、ホワイトニングを開始してからしみや痛みが出る場合があります。
まずはしっかりと治療をしましょう。
歯肉炎・歯周病がある場合:歯肉炎や歯周病で歯肉が腫れている状態だと、十分な効果を得られません。
これらについても、ホワイトニング前に治療する必要があります。
妊娠中・授乳中の方:ホワイトニングが妊娠中や授乳中の方に対して良くないというデータはありませんが、体に影響を与えないというデータもありませんので、基本的に当院ではおすすめしません。
詰め物や差し歯をしている歯:天然歯ではなく、人工の詰め物や差し歯はホワイトニングでは白くできません。
この場合には周りの白さに合わせて、新たに作り直す必要があります。
その他:テトラサイクリン歯や、歯の色が青みがかっている、もしくは灰色がかっているなど変色の強い歯、または歯の神経を過去に取ってしまっている歯などはホワイトニングに効果が十分に出ない事があります。
その場合は、差し歯やラミネートベニア法の適応となります。  


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2019年10月25日

「治療」より「予防」がお口の健康を守ります

むし歯や歯周病は、自然治癒する病気ではないので、なってしまったらできるだけ早い治療が必要です。しかしいくらすぐれた治療をしても、歯や歯ぐきを元通りにすることはできません。つまり、お口の健康を守るには、何よりも「なる前の予防」が大切なのです。

むし歯や歯周病は、一度かかると治療をしても再発のリスクを背負うものです。治療~再発~治療をくり返せば、歯や歯ぐきはどんどんダメージを重ね、最悪の場合には大切な歯を失ってしまうことに……。そういった状況を防ぐためには、「まずならないようにすること」が大切です。
歯科 通販
予防には、毎日の正しいブラッシングに加え、定期的に歯科医院で医師のチェックや専門的なメンテナンスを受けることが必要です。実際に定期検診に通う習慣のある人とない人とでは、年齢を重ねてからの歯の残存数に大きな差が生じています。将来の自分のために、予防歯科に通う習慣づくりを始めませんか?

定期検診
お口の中に変化が起きていないか、医師がチェックします。もし異変があっても早期発見・早期治療が可能になります。

プラーク(歯垢)の染め出し
歯並びは一人ひとり異なります。つまり、磨き残しの出やすい部分も一人ずつ違うのです。歯に残ったプラークを薬液で染め出し、磨き残ししやすい部分をチェックして、普段のブラッシングのクセの改善につなげます。

カリエスリスク診断
唾液の質や量、むし歯菌の中和・殺菌力、歯質の強さなどを調べ、むし歯のなりやすさを診断します。一人ひとりに合った予防につなげます。
歯科ハンドピース滅菌
ブラッシング指導
お口の中の状態は一人ひとりまったく異なるもの。年齢や歯並び、お口の環境に合った、正しいみがき方を指導します。

PMTC
ブラッシングでは落とし切れない、歯と歯、歯と歯ぐきの間にこびりついたプラークや歯石を徹底的に落とす処置です。むし歯・歯周病予防に効果的です。  


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