健康、生活 › 2019年12月19日

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2019年12月19日

クリーニングに行くべき歯周病のリスク別頻度

歯周ポケットが全て3mm以内の方は半年に一度
全ての歯周ポケットが3mm以内の方は歯茎が健康です。しかし、歯周病は静かなる病気と呼ばれ、気づかないうちに進行してしまうことが多いのです。半年に一度、定期的に歯科検診を受けることによって歯周病を予防することができます。

4mmの歯周ポケットが数カ所ある方は3、4ヶ月に一度
4mmの歯周ポケットがある場所は歯ブラシやデンタルフロスで磨いても、歯周ポケットの中まで磨くことができず、細菌が残ってしまいます。これ以上歯周ポケットが深くならないように3、4ヶ月ごとの歯科検診で歯周ポケット内の細菌を取り除く必要があります。
5mm以上の歯周ポケットがある方は1、2ヶ月に一度
5mm以上の歯周ポケットの中には嫌気性菌(けんきせいきん)と言って歯周病菌の中でも悪性の強い菌が存在します。この嫌気性菌は名前のごとく空気には弱い細菌です。そのため、毎月歯周ポケット内を洗浄し、空気を送り込んでこの嫌気性菌の活動を弱めて、歯周病の悪化を防ぎます。
歯科用タービン
歯石除去との違い
歯のクリーニングは歯周病の進行が少なく、口の中も健康な方が行います。それに対し、歯石除去は歯周病が管理されていない状態の口の中で、歯の周りについている歯石を数回に分けて取り除くことです。歯石は歯茎の中にまで広がっており、歯石に振動を当て砕きながら取り除きます。歯石は3〜6回程度に分けて取ります。

歯石除去で取るもの】歯の周りの歯石、歯茎の中の歯石を取ります。
【痛み】痛みある場合には麻酔を行います。
【通院回数】3〜6回程度です。
【通院間隔】1〜2週間程度です。
【費用】保険診療3割負担の方2〜3千円程度です。
【リスク】ほとんどありません。
【副作用】治療後歯が浮いた感じやしみる感じが出る方がいます。
オートクレーブ
歯のメンテナンスとの違い
歯のメンテナンスは歯周病治療が終了し、歯周病の状態が悪化しないように維持していくためのものです。主に自分では取り除くことのできない深い歯周ポケット内の細菌を、専用の器具で振動を与えながら減らします。  


Posted by koikenina at 17:14Comments(0)

2019年12月19日

予防歯科とは、虫歯などになってからの治療ではなく、なる前の予防を大切にすることです

予防歯科とは、虫歯などになってからの治療ではなく、なる前の予防を大切にすることです。
歯とお口の健康を積極的に守るため、歯科医院などでの「プロケア(プロフェッショナルケア)」と、歯科医や歯科衛生士の指導に基づいた毎日の「セルフケア」の両方で、「予防歯科」を実践しましょう。そのためにも、歯科医院での定期的な健診を当院では推奨させていただいております。

プロフェッショナルケア『プロフェッショナルケア』は歯科医院で行う処置のことで、セルフケアでは行き届かない部分のクリーニングやブラッシング指導などを主としています。歯並びなど、お口の状態は一人ひとり異なりますので、歯科医や歯科衛生士に自分に合った歯磨き指導や、フッ素塗布など専門的なケアをしてもらいましょう。成人の虫歯や歯周病の進行は比較的ゆっくりで、定期的に歯科医院で診てもらうことで早期発見・早期治療ができます。自身の歯を長期的に守るためにも、年に3~4回程度、歯科医院でプロフェッショナルケアを行うことをおすすめします。
タービン 歯科
スケーリング(歯石除去)
歯についた歯石を、「スケーラー」と呼ばれる専用機器・器具を用いて除去することを『スケーリング(歯石除去)』と言います。

歯周病の治療を進めていく上で最も大切なことはプラーク(歯垢)をしっかりと取ることなのですが、歯石(プラークが石灰化したもの)の表面はザラザラしているためプラークが付きやすく、付いたプラークが落ちにくくなります。

スケーリング(歯石除去)することでプラークが付きにくい状態にし、歯周病などを予防し、口腔内を改善させます。歯石は歯磨きでは除去することが出来ない上、90パーセント以上の人にあります。しかも、歯石は一度除去してもしばらくすると再形成されるため、定期的に歯科医院で除去してもらう必要があります。
小型高圧蒸気滅菌器
スケーリングの間隔は、普通の人で3~6ヶ月に1回位が目安です。(ただし、お口の中の状態によりスケーリングの間隔は変わります)また、スケーリングをすればそれでOKというわけではなく、毎日の家庭でのプラークコントロールも非常に重要です。  


Posted by koikenina at 16:46Comments(0)

2019年12月19日

歯科における予防とは、虫歯や歯周病にならないように健康なお口の状態を保つことです

歯科における予防とは、虫歯や歯周病にならないように健康なお口の状態を保つことです。過去には虫歯ができたから歯科医院へ行く、歯がグラグラするから歯科医院へ行くことが一般的でしたが、今では欧米を中心に「歯のトラブルの予防措置のために歯科医院へ行く」というような考え方に変化しつつあります。

セルフケアについて
虫歯・歯周病の予防を行うにはセルフケアの質が重要となります。セルフケアとは患者様自身がご自宅で行う歯磨きやフロスのことです。その他、日々の食生活も虫歯・歯周病の発生に大きく関わるため、糖分をこまめに採らないなどの工夫もセルフケアの一つと言えます。
マイクロモーター
プロフェッショナルケアについて
プロフェッショナルケアは歯科医院で行う清掃のことで、歯石取りやクリーニングのことです。セルフケアでは、100%お口の中をきれいにすることはできません。また、そうして磨き残した汚れは石化して歯石となります。歯石は歯磨きでは落とせないため、歯科医院にて歯石除去を受ける必要があります。それが定期検診、すなわちプロフェッショナルケアが必要な理由です。

PMTCとは
PMTC(プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング)とは、セルフケアでは除去しきれない汚れを専用の機械を使って除去する、専門的なクリーニングです。歯面を磨き、歯間や歯周ポケット内にこびりついている細菌の塊(バイオフィルム)を徹底的に破壊し、歯の隅々までキレイにします。継続してこれを受けることで歯の表面がツルツルになるため、プラークが付きにくくなります。細菌を大幅に減少できることから、虫歯・歯周病・口臭予防効果が期待できます。PMTCは歯科医院でしか受けられないケアですので、きちんと歯科医院に通い続けていただくことが前提となります。
歯科 スケーラー
ステイン除去
予防歯科ではステイン除去も行っています。ステインとはお茶に含まれている茶渋が原因の着色汚れです。これらの成分が唾液中のイオンと結合すると歯に着色してしまうのです。

ステイン予防には日頃からお茶を飲んだ後に歯磨きをすることが効果的です。しかし、一度付着してしまったステインは自宅では除去しにくいものです。治療法としては、歯科医院でPMTCやホワイトニングを受けることが挙げられます。  


Posted by koikenina at 16:11Comments(0)