健康、生活 › 2020年04月

PR広告

  

Posted by at

2020年04月16日

ピンク色の染め出し液で歯垢の付着状況をチェックします

歯のクリーニング「PMTC」
PMTCとは、「プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング(Professional Mechanical Tooth Cleaning)」のことです。
むし歯と歯周病の予防には、原因である歯垢(プラーク)をきちんと除去し、悪い影響が出ないように常にコントロールしていくことが大切で、患者さんご自身によるセルフケアがとても重要となります。

しかし、毎日きれいに歯を磨いているつもりでも、日常の歯みがきだけではプラークを完全に落としきることは難いのです。また、ブラッシングだけでは細菌の集団であるバイオフィルムをしっかりと破壊することはできません。バイオフィルムは外側からの刺激に対してバリアの役割を果たしているため、歯みがきの効果を得にくいからです。そこで登場するのがPMTCです。
光重合器
専門家(歯科衛生士)が、バイオフィルムを破壊することができる特別な処置をすることで、むし歯や歯周病の治療・予防により高い効果を発揮します。また、患者さんだけではコントロールしきれない部分の清掃など、さらにお口の中をよりよい環境にするためにも重要な役割を果たします。今までに歯周病治療を受けてきた方はもちろん、健康な歯と歯ぐきを維持していきたいと考えている全ての方におすすめするクリーニングです。

step1お口の状態をチェック
ピンク色の染め出し液で歯垢の付着状況をチェックします。

step2歯石・歯垢(プラーク)の除去
クリーニングでは取り切れなかった細かい歯石やバイオフィルムを完全に取り除き、汚れを付きにくくするために歯の表面をツルツルに磨き上げます。

step3PSC(プロフェッショナル ステイン クリーニング)
空気・水・研磨パウダーを圧縮したものを歯面に噴きつけ、歯と歯の間や歯の溝に入り込んだ着色を歯に対して少ないダメージで除去します。
ハンドピース
step4研磨
汚れを付きにくくするために、仕上げ用のキメの細かい研磨剤と柔らかい清掃器具を使用して、歯の表面をツルツルに磨き上げます。

step5フッ素塗布
フッ素塗布は、歯の結晶の構成を強くする目的で行いますが、汚れが全くない状態の歯面にフッ素塗布を行うことで、より多くのフッ素が取り込まれ効果が期待できます。  


Posted by koikenina at 11:20Comments(0)

2020年04月14日

歯周病は薬で治りますか?

歯の表面についた細菌をうがい薬などで除こうという試みは、これまで数多く行われてきました。しかし、口の中は身体の他の部分とは違って、薬を作用させるのにいろいろな問題点があることが明らかになってきました。その最大の難点は、どのようにして口の中に長く薬を留めるか、そして細菌に効果的に作用させるかということです。いくら歯ぐきに薬を塗っても、唾液などですぐに流されてしまうと意味がありません。口の中は、一度薬で細菌を除いたとしても、すぐに細菌がはびこってしまいますので、毎日薬を飲んだり、うがいをしなくてはなりません。そうすると、薬の副作用が問題になってきます。このような理由で、歯周病の治療に薬の効果が認められるのは、現在のところまだほんの一部にすぎませんが、新たな研究が続けられています。
歯科 コントラ
歯石を取るだけで歯周病は治るのですか?
歯石は歯周病の二次的な原因ですが、最大の原因ではありません。
歯石は、歯の表面についたプラーク(細菌)が死んで石灰化してしまったものです。歯石自体はプラーク(バイオフィルム)のように歯ぐきや歯槽骨(歯ぐきを支える骨)に直接害を与える存在ではありません。しかし、歯石の表面はゴツゴツしており、その表面は非常に細菌が住みやすい環境になっているのです。ですから、歯石を取らないといくら歯磨きをしても、歯石の表面からはプラークが十分に取り除けないため歯周病は治らないということになります。

噛み合わせが悪いと歯周病になりやすいって本当ですか?
歯の噛み合わせに異常が認められたとしても、歯周組織が健康であればほとんど影響を受けません。しかし、歯の噛み合わせが悪いと、どうしてもそこに溜まったプラークを取り除くのが困難になってしまい、その結果として歯肉炎や歯周炎になってしまい、歯周病が進行してしまいます。歯と歯ぐきの間に溝(歯周ポケット)ができ、それが深くなった段階で噛み合わせが悪くなると一気に歯周病が進行します。
ニッケルチタンファイル
特に歯ぎしりのように、毎日繰り返して異常な力が加わると、あっという間に歯が揺れ動き、歯と歯の間に隙間が出来てしまい、結果歯を抜かなければならない状態になってしまう可能性があります。ですので、歯の噛み合わせが悪いと認められた場合は、出来るだけ早く治したほうが良いと言えます歯のかみ合わせが悪いといっても様々ですので、歯科医師に正しく判断してもらう必要があります。
  


Posted by koikenina at 16:14Comments(0)

2020年04月14日

歯周病は歯の骨が溶けてきたり、歯茎が腫れたり出血したりする病気です

歯周病治療って
どんなことをするのですが?
歯周病は歯の骨が溶けてきたり、歯茎が腫れたり出血したりする病気です。歯に穴があいていたりするわけではないので、虫歯治療のようにドリルで歯を削る必要はありません。 簡単に言ってしまうと「歯のお掃除」をいたします。あとは3ヶ月~半年に1度位のペースで、しっかりと予防、定期検診などを行い、新しい虫歯、歯周病の進行・再発を防いでいけば、何十歳になっても、ご自身の歯でしっかりと美味しいものが食べられるのではないかと思います全て保険適応内の治療(一部の歯周外科を除く)ですのでご安心ください。
まずはしっかりと現在の状態の診断などから診させていただければ、と思います。
歯科 ユニット
口臭が気になるのですが、歯周病でしょうか?
口臭の原因には様々なものがあります。主なものとしては
・歯の磨き残しなどによる食物の臭い
・虫歯や歯周病などによる菌の臭い
・鼻炎などで鼻水が多い時の口臭
・胃や肝臓の調子が悪い時の
 アセトン系の臭い
・腎臓の調子が悪い時のアンモニア臭
などがあります。
 このうち、食物の臭い、虫歯や歯周病の臭い、というのはしっかりとした虫歯治療・歯周病治療を行えば改善します。鼻炎や内臓系に関しては、それぞれ専門の科を受診していただくことにはなるかと思いますが、まずは多くの口臭の原因である虫歯や歯周病(特に歯周病が多いです)の、治療を行っていくと良いと思います。
歯科顕微鏡
歯周病ってどういうことですか?歯槽膿漏(しそうのうろう)との違いは何ですか?
歯周病とは、歯の付け根の歯茎の部分に歯周病菌という菌がついて起こるものです。
歯槽膿漏(しそうのうろう)とは一般語で、正式名称は歯周病となります。「歯周病」と、TVのCMなどで言う「歯槽膿漏」というのは同じ意味になります。

歯周病では、「歯と歯肉の間」の部分に歯周病菌が多くついて、その歯周病菌が歯ではなく、「歯の骨を溶かして」しまいます。歯周病の怖いところは、一度骨が溶けてしまうと完全には元に戻せない、という点です。そのため、早めの処置、そしてそれ以上1mmも進行させないぞ、という予防処置がとても大切です。  


Posted by koikenina at 15:57Comments(0)

2020年04月14日

PMTCとは何ですか、またそのメリットは何ですか?

PMTCとは日々の歯磨きで取りきれない汚れや着色を歯科医師や歯科衛生士が専用の機器を使用して取り除く歯のクリーニングのことです。フッ素入りの研磨剤や、特殊なチップによる研磨、研磨パウダーを吹き付ける方法等により、歯の表面に付いている歯垢(細菌の塊)や着色物(茶渋、タバコのヤニなど)を取り除き、歯をきれいに磨き上げます。さらにフッ素コーティングで歯を強化するため、虫歯や歯周病の予防効果が大きく高まります。

PMTCには次のようなメリットがあります。
1.歯の表面の汚れや着色物を除去することで、歯の白さや輝きを取り戻すことができます。 
2.歯をきれいに磨き上げることにより、歯の表面がツルツルして爽快感が得られます。
3.口臭の原因となるを食査や細菌を取り除くことで、口臭を予防・軽減させることができます。
4.バイオフィルム(細菌の塊)を除去し、歯周病(歯槽膿漏)を予防することができます。
5.虫歯菌を除去し歯の表面をフッ素でコーティンすることで、虫歯を予防することができます。
6.1回の通院で歯をきれいにすることができます。忙しい方には最適です。
 歯科 スケーラー
Q  歯周病予防とは何ですか?
歯の周りの組織が歯周病菌に感染することで、歯ぐきが腫れたり、歯ぐきから出血したり、最終的には歯の周りの骨が溶かされて歯が抜けてしまう病気の事を歯周病といいます。歯周病菌は、歯垢(プラーク)に含まれています。歯垢(プラーク)は食事のたびに歯に付着します。これを歯ブラシ、歯間ブラシ、デンタルフロスなどで丁寧に確実に除去することが重要で、プラークコントロールと呼ばれています。しかし、歯周病にかかっている方は歯周ポケットが深くなっているため歯周ポケットの中の歯垢(プラーク)を自分で除去する事は難しいです。よって、歯科医院で歯垢(プラーク)を除去してもらう必要があります。
生体情報モニタ
Q  虫歯予防とは何ですか?
虫歯とは、虫歯菌が糖を分解して酸を作り、その酸によって歯が溶かされる病気です。虫歯を予防するためには毎日の歯磨きが最も重要なのですが、それだけでは不十分な場合もあります。歯磨きが部分的にきちんと出来ていなかったりすることで、自分では見つけられない場所に虫歯が出来てしまうこともあります。このように限界があることに対しては専門的な予防処置が必要となり、それを行うのが歯科医院におけるメインテナンスです。  


Posted by koikenina at 15:31Comments(0)

2020年04月13日

歯周病とは「歯を支える骨が溶ける病気」です。

歯と歯ぐきの境目についた歯垢(プラーク)から歯の根にそって菌が入り込み、歯を支えている周りの骨をじわじわと溶かしていき、最後には歯が抜け落ちてしまいます。
歯肉に炎症がおきた状態を歯肉炎、歯槽骨などを支えている組織全体が崩れてしまう病気を歯周炎といいます。また、歯周病は「沈黙の病」などと呼ばれるようにほとんど自覚症状がないため、気付かない間に悪化させてしまうことがよくあります。

軽度歯周病
歯と歯肉の間の歯周ポケットに歯石やプラーク(歯垢)がたまり、細菌の繁殖により歯肉に炎症が起き、歯肉の腫れや出血などを伴います。この段階であれば歯科衛生士によるブラッシング指導や、歯のクリーニングを数回おこなうことで、比較的短期間で回復できます。
ホワイトニング装置
中等度歯周病
口臭や出血がひどく、歯石の付着が目立ち、歯肉に炎症を起こしているのが確認できます。徐々に骨が後退しはじめ、歯周ポケットが深くなり、歯もぐらついてきます。
この段階での治療は、歯の表面に沿って歯肉溝の奥に付着した歯石を取っていきます。痛みを感じるときは麻酔をして行います。除石を数回行い、歯肉の状態が改善された後に検査を行います。

重度歯周病
さらに進行した状態で、歯肉は化膿して真っ赤に腫れています。骨の破壊がかなり進み、歯肉も後退し、歯のぐらつきが大きくなっています。
重度の場合、非外科処置では対応できない部位があれば歯周外科で対応します。それでも保存不可能な場合は、残念ながら抜歯となります。
超音波スケーラー
染め出しを使ったブラッシングと歯石除去
歯周病から大切な歯を守るには、何よりも予防が第一です。そのためには定期的なメンテナンスと歯周病検査を行い、歯垢をしっかり取り除くことが大切です。ところで、むし歯が多いかたは歯ぐきの健康状態がよく歯周病菌が少ない傾向にあります。不思議に思われるかたもいらっしゃると思います。実は、むし歯の多いかたは治療のために歯医者さんに行く機会が多く、必要に応じて汚れや歯石除去を行っています。そのため歯周病菌が少なく、歯周病になりにくいのです。このことからも予防の大切さがお分かりいただけるかと思います。  


Posted by koikenina at 16:38Comments(0)

2020年04月13日

「むし歯の治療が終わった」「歯のない所に歯が入った」「痛みもなくなり噛めるようになった」と安心していませんか?

予防歯科
「むし歯の治療が終わった」「歯のない所に歯が入った」「痛みもなくなり噛めるようになった」と安心していませんか?治療が終わってからの予防が、自分自身の健康を守るためには大切です。もちろん乳歯の段階でのむし歯、歯肉炎予防も大切です。日頃のお手入れ(ホームケア)と歯科医院での定期検診(メンテナンス)で、むし歯や歯周病は予防できます。
超音波洗浄機 歯科
歯のクリーニング
スケーリング
歯石は『むし歯・歯周病・口臭』の原因になる細菌の塊で、唾液の中のカルシウムなどと歯垢が結合して固まったものです。これを衛生士により、専用の手用器具を使って、除去していきます。

PMTC(プロフェッショナルクリーニング)
PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning )とは、毎日、知らず知らずのうちに磨き残してしまった部分や歯ブラシでは磨くことができない部分を専門的な機械などで衛生士により徹底的にクリーニングすることをいいます。

研磨剤を用いて歯を研磨し汚れを取る方法
研磨剤を用いてわずかながら歯の表面を削ってしまう為、頻繁には行えませんが、汚れと
同時に歯の表面をつるつるに磨き上げます。
飲み過ぎや病気などで嘔吐した後は、胃酸により歯の表面が溶かされてざらつき、汚れやすくなるため、このようなクリーニングがおすすめです。
エアーモーター
歯のホワイトニング
最近審美歯科という言葉を耳にすることがあると思いますが、その中で健康な歯を削らずに歯を白くする方法があります。一般にそれをホワイトニングといいます。  


Posted by koikenina at 16:19Comments(0)

2020年04月13日

親知らずが虫歯になることで痛みが出る場合があります

なぜ親知らずを抜歯するのか
虫歯
親知らずが虫歯になることで痛みが出る場合があります。生え方によってはブラッシングがしづらいため、虫歯になる可能性が高くなります。親知らずが虫歯になってしまうと、虫歯を治療するための器具が届きづらいため、治療ができなかったり治療が上手くいかなかったりする場合があります。

細菌による感染
親知らずは口の中の一番奥にある歯のため、とても磨きづらいです。そのため、他の歯の周囲よりも汚れが溜まりやすいです。また、半分だけ口の中に出ているような親知らずもあるため、歯茎と親知らずの間に物が詰まりやすくなることも多いです。そのような状態で時間が経つと、細菌の繁殖が非常にしやすい環境になるため、周りの歯肉が腫れてしまうことがあります。一度腫れてしまうと、汚れが取り除けないことから腫れることを繰り返してしまうことも多いです。食べかすが詰まるため、口臭の原因ともなります。
生体情報モニター
親知らずのケア方法
やわらかめの歯ブラシで優しく磨く
親知らずに痛みがある場合でも必ず歯を磨きましょう。炎症が起きているため歯茎が腫れている部位は普通の硬さの歯ブラシでも歯茎に傷がつき、逆に炎症が強くなる場合もありますので気を付けましょう。おすすめはワンタフト歯ブラシ(オールケアのプラウト・ソフト)です。毛先がやわらかくヘッドも小さいので奥まで届きやすい歯ブラシです。
マイクロスコープ 歯科
安静にして休養する
基本的に歯を抜いた後の痛みのピークは1~3日程度といわれています。抜歯後3日間はなるべく飲酒・激しい運動・長湯は避けてください。激しい運動、長湯をすることによって血流が良くなると腫れ・痛みが増してしまう恐れがあります。また、アルコールは痛み止めの効果を無くしてしまいます。抜歯後特に症状がなかったからといって激しい運動や無理をしてしまうと二日後急に腫れのピークがくることもあります。上記のことに注意して抜歯後はなるべく安静にして過ごしましょう。  


Posted by koikenina at 15:51Comments(0)

2020年04月10日

自然治癒では治りません。しかし歯周病は、予防することが可能です。大切なのは正しいブラッシングを毎日することです

歯周病は自然に治りますか?
自然治癒では治りません。しかし歯周病は、予防することが可能です。大切なのは正しいブラッシングを毎日することです。専門家により歯石を取り除き歯周菌の棲みやすい環境をなくすこと、歯科衛生士による専門的なクリーニングを定期的受けることが歯周病予防につながります。
超音波スケーラー
10代、20代でも、歯周病になるのですか?
歯周病は中高齢者だけがかかる病気ではありません。若年性歯周炎と呼ばれ、10代でかかることもあります。若いから歯周病にならないとは限らないのです。それに若い頃からの悪い習慣(歯を磨かないなど)が重なり、やがては歯周病になってしまうということも考えられます。日頃のケアが重要となります。

歯周病の治療は何をするの?
歯周病の進行の程度によって治療内容は変わってきますが、軽度の場合は歯の周りの歯石や汚れを取ることが中心となります。

歯周病が進行し歯の周りの骨の吸収が進んでいるような場合は外科処置を併用してより深い部分についた歯石を取り除きます。それでも症状の改善が見られない場合は、骨を作るような処置が必要となることもあります。それ以上に進行した歯周病の場合は抜歯となることもあります。
歯科技工用品
歯周病の症状は?
歯周病の初期では、歯みがきをしていて歯ぐきから出血したり、歯ぐきが赤く腫れてきたりします。歯周病が進行すると、強い口臭や、歯のぐらつきがでてきます。  


Posted by koikenina at 11:44Comments(0)

2020年04月10日

歯周病は体調の変化やお口の中の環境により気付かないうちに進行しています

歯周病(歯槽膿漏病)とは、歯の周り、特に、歯と歯の間の汚れと、歯と歯ぐきの境目の汚れ(磨き残し)が原因で、歯の周りの骨や組織を破壊していく病気です。
自覚症状
(1)歯を磨くとき、歯ぐきから血が出る。
(2)歯ぐきが赤く、腫れている。
(3)歯がグラグラする。
(4)口臭がある。(人に指摘されたことがある)
歯科 ユニット
歯周病は体調の変化やお口の中の環境により気付かないうちに進行しています。最近では、歯周病が全身の病気(心疾患・糖尿病・胃潰瘍・肺炎・低体重児出産)に影響を及ぼすことが分かってきています。飯田歯科では歯周病予防から、しいては全身の健康を考えます。歯周病の進行を抑制するには、自宅でのブラッシングと専門家による定期的なクリーニングが大切です。

歯周病とは歯周病菌と歯の周囲の歯垢(プラーク)が原因で、歯肉が炎症を起こし歯を支える骨が溶ける病気です。歯周病の治療は、原因となっているプラークを取り除くプラークコントロールや歯石除去(スケーリング)が基本ですが、歯周病が進行した場合には進行状態に応じた治療が必要となります。当院では、中等度以上進行した歯周病患者様に対しては歯周外科治療をおこなっています。
歯科顕微鏡
ところで、歯周病菌が酸素のある環境ではほとんど活動できない細菌だと言うことをご存じですか? 歯周病菌は歯と歯肉の境目(歯周ポケット)に巣を作ります。歯周病が進行すると歯周ポケットが深くなり、歯周ポケットが深くなれば深くなるほど、酸素が届かないので歯周病菌が活動しやすい環境になります。そこで、歯周ポケットの深さを浅くして、酸素を届きやすくするために歯周外科治療が必要となります。  


Posted by koikenina at 11:24Comments(0)

2020年04月10日

痛くなければ歯医者に行かなくても大丈夫?

虫歯はどうして出来るの?
日本人の80%位の人が虫歯になっているという統計が出ています。
人の口の中には約300種類の細菌がいます。その中のごく一部の菌が虫歯の原因となるミュータンス菌なのです。このミュータンス菌は砂糖が大好物で、その砂糖をグルカンという物質に変えその中に住みつきます。このグルカンがいわゆるプラーク(歯垢)と言われる物です。プラーク1mgの中には約1億の菌が住みついているのです。

ミュータンス菌は砂糖をエサにし、乳酸を排出します。その乳酸が歯を溶かし、虫歯の原因となるわけです。砂糖を食べなければ虫歯にならないとも言えますが、一生砂糖を食べないというわけにもいかないので、食べた後は必ず歯磨きをして、口の中にミュータンス菌が住みにくい状態を常に保つことが一番大切なことなのです。
歯 ホワイトニング 機械
痛くなければ歯医者に行かなくても大丈夫?
そんな事はありません。虫歯でも小さな物なら痛みはありません。虫歯が大きくなるにつれ、歯の神経に近づき痛みが激しくなってきます。虫歯は出来るだけ早めに治療した方が時間もお金もかかりませんし、痛い思いをしないで済みます。痛みは虫歯だけではありません、歯ぐきの病気も有ります。歯ぐきの病気は痛みが出てからでは手遅れの場合が多いので、痛みが出てからではなく定期的に検査をすることをおすすめします。

プラークコントロールって何ですか?
プラーク=歯垢、コントロール=管理なので、歯垢を管理することを言いいます。
歯は”磨いた”ではなく”磨けた”にしなければなりません。だからと言って力を入れ強く磨けば良いということではなく、歯1本1本を裏表、歯と歯の間、歯と歯ぐきのさかい目を力を入れずに良く磨いて下さい。歯ブラシは出来るだけヘッド(ブラシの部分)が小さい物の方が奥歯も磨けるので、お買い求める際の参考にして下さい。
歯科 超音波スケーラー
奥歯を磨く時は、口を大きく開けた方が良いと思われがちですが、本当は逆なのです。
奥歯を磨く時には口を半開きにした方が良く磨けます。詳しい磨き方は、医院に行き正しいブラッシング方法を学ぶ方が良いでしょう。ブラッシングは虫歯だけでなく歯肉炎、歯周病の予防にもなり、歯には一番大切なことですので、しっかり覚えて欲しいと思います。  


Posted by koikenina at 10:59Comments(0)