健康、生活 › 2020年10月08日

2020年10月08日

歯周病は、成人の7割以上がかかっているといわれるお口の病気です

歯周病は、プラーク(歯垢)に潜む歯周病菌が原因で、歯ぐきなどの炎症を引き起こす病気です。進行すると歯を支えている骨が溶け、最後には歯が抜けてしまう怖い病気です。しかも初期段階では自覚症状がなく、激しい出血や痛み、歯の揺れなど明らかな自覚症状が出る頃には、重度の歯周病になっていることも珍しくありません。
早期発見・早期治療のため、定期的な検診をおすすめします。

歯肉炎
歯ぐきが炎症をおこして腫れています
歯周病の初期段階。歯と歯ぐきの境目にプラークが溜まり、歯ぐきが炎症を起こして赤く腫れています。痛みはありませんが、歯ブラシの際に稀に出血することがあります。歯科医院で行うスケーリング(歯石の除去)と、毎日のブラッシングでプラークをしっかり除去することで、健康な状態に戻すことができます。
スリーウェイシリンジ
軽度歯周炎
歯周ポケットができ、出血もみられます
歯ぐきの炎症が進み、歯から歯肉が剥がれて歯周ポケットができます。歯ブラシの際に出血することがありますが、この時点ではまだ痛みがありません。歯科医院で行うスケーリング(歯石の除去)と、毎日のブラッシングでプラークをしっかり除去することで改善します。

中度歯周炎
歯ぐきの奥まで歯石ができ、歯を支える骨が溶ける
歯周ポケットが深くなり、歯を支えている骨(歯槽骨)が溶け始めます。あわせて歯肉も下がるため、歯が伸びてきたように見えます。歯ぐきの出血に加え、歯が揺れる、痛みや違和感などの症状が出ることがあります。スケーリングや、ルートプレーニング(歯ぐきの中に入り込んだ歯石の除去)による治療を行います。
超音波スケーラー
重度歯周炎
骨が溶け、歯がグラグラする
歯を支える骨(歯槽骨)が溶けて半分以上なくなり、歯が激しくグラグラするようになります。治療も難しくなり、歯を抜かなければならない場合もあります。溶けてしまった骨は、基本的には元に戻りません。できるだけ早く治療しましょう。  


Posted by koikenina at 16:00Comments(0)

2020年10月08日

歯を失う原因第1位は歯周病です

歯の病気といえば、多くの方は「虫歯」を思い浮かべるでしょう。歯科医院で治療するイメージも、歯を削るシチュエーションをよく想像されると思います。しかし歯を失うことにつながる原因としては、実は虫歯ではなく「歯周病」がもっとも多いということはご存知でしょうか。日本では40歳以上の成人のうち、実に5人に4人が歯周病に罹患しているといわれています。
スリーウェイシリンジ
歯周病は自覚症状がほとんどないまま進行してしまう病気です。初期段階で患者さまご自身が気づくことが難しく、だんだんと口内の状態を悪化させていき、重篤な状態になって初めて、痛みや違和感が生じます。

最近では、歯周病が心臓血管疾患や糖尿病、低体重児出産、早産など、歯科領域以外の病気の原因になることも、研究によって明らかにされてきました。一度歯周病によって骨が溶けてしまうと、完全に元の状態に戻すことは難しいのが現状です。ただし、歯周病治療後の定期的なメンテナンスで骨の状態の悪化を防ぐことや、歯周外科処置(歯周再生療法)で部分的に骨を再生させることはできます。

歯周病の進行
歯肉炎
歯の周囲の歯周ポケットに歯垢が溜まり、細菌が炎症を起こし始めます。

軽度歯周炎
炎症が歯肉や歯槽骨に広がっていきます。歯周ポケットが深くなり、腫れや出血も起こります。

中度歯周炎
炎症が拡大して、歯槽骨が溶かされていきます。歯がぐらついたり、冷たいものがしみたりします。
エアーモーター
重度歯周炎
歯槽骨が半分以上溶けて、歯が揺れ動きます。このまま治療せず放置すると、歯は抜け落ちてしまいます。  


Posted by koikenina at 15:35Comments(0)