健康、生活 › 初期の虫歯や歯周病には、痛みなどの自覚症状がほとんどありません

2017年08月15日

初期の虫歯や歯周病には、痛みなどの自覚症状がほとんどありません

そのため、自分では気づくことができず、徐々に進行してしまいます。「冷たいものがしみる」「歯が痛い」と感じたら虫歯かもしれません。また、「歯ぐきから出血している」「口臭がきつくなったような気がする」などの症状は歯周病からのサイン。

そのまま放っておくと、どんどん虫歯や歯周病などの病気が進行して、最終的には歯を失ってしまう危険性もありますので、お早めにご相談ください。歯は食べもの噛み砕き、発音を助け、噛むことで脳への血流を促して認知症を防ぐなど、さまざまな役割を担う大切な器官です。お口のトラブルの早期発見・早期治療に努めるとともに、虫歯や歯周病を未然に防ぐ予防を心がけましょう。
歯科機器
「虫歯は治療すれば治る」と思っていませんか? もちろん虫歯治療は大切ですが、歯を削ってしまえばもとに戻ることはありません。また治療を繰り返すと歯はもろくなり、再発もしやすくなります。そして最終的には歯を失ってしまう危険性があります。大切な歯を守るためには、まずは虫歯にならないことが肝心です。

初期の虫歯や歯周病にはほとんど自覚症状がないため、自分で気づくことができません。定期健診を受診すれば、プロの目によって初期の虫歯や歯周病も発見することができ、効果的なケアの指導も受けられます。予防歯科を上手に活用し、歯の寿命を延ばしましょう。
歯科材料

虫歯の進行具合について
虫歯は少しずつ進行していきます。初期段階(C0)であれば、削らずに治療を行う事が可能ですが、それ以上に進んでしまうと削らなければならない事がほとんどです。歯は一度悪くなってしまうと、元の状態に戻らなくなってしまいます。早い段階で発見し、治療を行うことが望ましく、歯科検診を受けるなどしてなるべく初期の段階で治療できるように心がける事が大切です。

C0の虫歯ですと、フッ素入り歯磨きを使い再石灰化させることが可能です。しかし、自覚症状がほとんどないため、歯科検診を受けていないと気づかれることが少ない虫歯です。
歯科レントゲン
C1~2の虫歯になると「歯がしみる」などの自覚症状があります。虫歯を綺麗に取り除き、詰め物を行います。

C3の虫歯では、虫歯が神経まで達している状態で、自覚症状として激しい痛みなどがあります。根管治療を行い、歯の根の奥まで達している虫歯菌を綺麗に取り除き、虫歯の大きさに合わせ、詰め物やかぶせものを行います。

C4の虫歯になると、虫歯が歯の根元まで進行し、歯茎から上の歯がほとんどなくなっている状態です。根管治療を行い、被せ物を行いますが、虫歯菌が深いところまで進行していると、場合によっては抜歯が必要な事もあります。



Posted by koikenina at 16:16│Comments(0)
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