健康、生活 › 初期症状においては若年齢層からでも50パーセントの方にも見受けられます

2017年08月17日

初期症状においては若年齢層からでも50パーセントの方にも見受けられます

歯槽膿漏や歯周疾患などといわれることもある歯周病は、お口の中の歯周病原菌が歯と歯肉の間に入り込み、歯を支えている組織に炎症をもたらすことで病気が進行し、歯が抜けてしまう病気です。 また、歯周病が進行すると口臭がきつくなったり、歯肉炎になったりするほか、重度になると歯がグラグラになって抜け落ちてゆく恐ろしい病気でもあります。 

歯周病にはこれまで中高年層に多く見られると言われていましたが実状では30代前後で約80パーセントの方が発症しており 初期症状においては若年齢層からでも50パーセントの方にも見受けられます。
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歯周病は、歯そのものだけではなく、歯茎やその下の骨の病気です。 ですから、全身の影響を受けやすく、栄養状態が悪かったり、疲れがたまっていたり、睡眠不足やストレスなどが長く続くと悪化します。抵抗力や免疫力が低下するからです。 タバコやホルモンの変調(思春期・妊娠期・更年期)、糖尿病も歯周病を悪化させると同時に治りにくくします。
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歯周炎(軽度)
歯周ポケットが深くなり歯槽骨も溶け始める歯肉の炎症が進み、歯周ポケットが広がります。歯肉の色が赤紫色に黒ずんだり、急に歯肉がはれて痛くなったりします。スケーリングや歯根の不快なところの歯石を除去する、ルートプレーニングなどの治療を行います。

歯周炎(中・重度)
歯の根が露出し、歯槽骨が溶け、歯がぐらぐらするようになったら末期症状です。歯肉はぶよぶよして口臭もひどく、歯根が露出したり、うみが出たりします。抜くしかない場合もありますが、抜かずに歯を固定して炎症を抑える処置をする場合もあります。
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スケーリング
歯の表面に付着した歯石を、スケーラーと呼ばれる器具を使って除去することです。
歯周病の基本的な治療のひとつで、手で行う場合と機械で行う場合があります。歯石は歯垢と違い、歯ブラシでは除去できないため、このようなスケーリングで専門的な除去を行います。歯周病では歯肉縁下歯石と呼ばれる、歯肉の下に隠れた歯根面に付着した歯石が問題となりますが、これらの歯石を除去して根面を滑沢にする事をとくにルートプレーニングといいます。また、歯周病の治療が終わった後も定期的に歯石を除去して歯周病の再発を防ぎます。

プラークコントロール
細菌はお口の中で増えると共に歯の表面に強固に付着し、うがいでは取れなくなります。このような細菌の塊(プラーク)が一度形成されると、虫歯や歯周病が進行していきます。このプラークを除去したり、付着を抑制することをプラークコントロールといいます。



Posted by koikenina at 17:31│Comments(0)
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