健康、生活 › 日本人の約50%の人たちが歯周病で歯を失っています

2017年09月05日

日本人の約50%の人たちが歯周病で歯を失っています

昔は歯槽膿漏と言われていましたが、最近では歯周病もしくは歯周疾患などと呼ばれています。歯周病は、口の中に存在する歯周病原菌が歯と歯肉の間に入り込み、歯を支えている組織に炎症を引き起こし、病気が進行すると歯が抜けてしまう病気です。
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歯周病の特徴
歯をなくす原因のNo.1であります
日本人の約50%の人たちが歯周病で歯を失っています
初期症状のうちは、自覚症状がほとんどありません
静かに進行していくため、気付かないうちに悪化しやすく、内臓疾患へ発展することもあります
歯周病の進行度合は、ポケット(歯と歯肉の溝)の深さを測定する事により判断する事ができます。
ポケットが深ければ深いほど歯周病は進行しています。
その進行したポケットの中に歯周病菌がひそんでおり、歯肉を腫らすとともに、徐々に歯を支えている骨(歯槽骨)を溶かします。
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ブラッシング指導
歯周病の原因はプラークですので、日々のブラッシングが歯周病治療において最も重要です。歯ブラシの当て方など、丁寧に説明させて頂きます。

スケーリング
スケーリングとは歯に付着したプラークや歯石を除去する治療です。歯石は歯面に付着したプラークに唾液中のリン、カルシウムが混じって石灰化したもので、表面は粗造でプラークが更に付着しやすいような構造をしており、歯に強固に付着しています。スケーリングでは主に、超音波スケーラーやキュレットスケーラーを使用して取り除き、歯の表面をつるつるの状態にし、プラークが付着しにくい状態にします。
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予防歯科とは
お口の条件を整えて虫歯にならないようにすること、よく手入れされた健康な歯肉を保つことです。虫歯も歯周病も「生活習慣病」といわれています。虫歯になった歯を治療しても、原因を取り除かずにそのまま放っておいたら、また同じところが虫歯になります。
歯周病も、生活習慣を改め、定期的にクリーニングを受けて、原因除去に努めなければ、再発を繰り返してしまいます。なぜ虫歯になったのかを分析する、なぜ歯周病が繰り返されるのかを分析することが必要です。

それらの結果をもとに、磨き方が悪かったのなら正しい磨き方の指導を、食生活に原因があれば正しい食事指導を行うことも「予防」です。そして何より「予防」に欠かせないのは、病気の原因となる細菌を除去しお口の状態を良くする、専門家による定期的なケアなのです。



Posted by koikenina at 16:02│Comments(0)
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