健康、生活 › 歯の表面に付いた汚れをプラーク(歯垢)といいます。

2017年09月11日

歯の表面に付いた汚れをプラーク(歯垢)といいます。

虫歯はこのプラーク(歯垢)の中にある細菌によって引き起こされる病気です。虫歯の原因菌として代表的なもので、ストレプトコッカスミュータンス菌があります。歯に付着した食べかすや糖分を含む食物は細菌によって酸となります。この酸が歯の硬い部分を溶かす(脱灰)ことにより虫歯となります。

C1
エナメル質が虫歯になっている状態。この状態の時はほどんど自覚症状がありません。

C2
象牙質まで虫歯になっている状態。この状態の時は、冷たい物や甘いものがしみはじめます。

C3歯の神経(歯髄)まで虫歯になっている状態。この状態の時は神経(歯髄)が炎症を起こすために激痛が生じます。

C4歯の根(歯根)の方まで虫歯になっている状態。この状態の時は病気が根(歯根)の先の方まで進行して、根(歯根)の先に炎症が生じます。この時にはあまり痛みは生じませんが、放っておくと根(歯根)の先の病気がどんどん大きくなってしまいます。
超音波スケーラー
初期むし歯の場合
初期むし歯の場合は、わずかに削って詰めることで終了する場合がほとんどです。ケースによっては削ることをせず、再石灰化を促し様子を見ることもあります。この時点で見つけることができれば治療回数は少なくて済みます。

むし歯が神経にまで達している場合
大きく削る必要はあるものの、歯の神経は残せる可能性が高い状態です。歯の根の先までは原因菌の感染が進んでいない状態です。麻酔をし、むし歯を削ります。必要に応じて詰め物や被せ物をします。

むし歯が骨まで達している場合
状態がさらに進み、神経が壊死した状態です。細菌が歯の根の先まで侵入するため強い痛みを発します。神経を取り去ったのち、神経が通っていた管をきれいに消毒します。その後神経の管に薬を詰めて必要に応じ冠をかぶせます。最悪の場合抜歯の必要もあります。
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オールセラミッククラウン
白く透明感があり自然に見える被せ物です。
オールセラミッククラウンの特徴は、金属を使用していないことです。そのため、透明感のある自然な色合いの表現が可能です。セラミックは陶器であるため、長期間お口の中に入れていても変色することがありません。いつまでも入れたままの輝きと色がキープできる点が大きなメリットです。特に、目立ちやすい前歯に使用することが多いです。金属アレルギーの心配もありません。安心の治療法です。



Posted by koikenina at 16:06│Comments(0)
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