健康、生活 › 虫歯とは、虫歯菌(ミュータンス菌)が歯を溶かす酸を作り出し、その酸によって歯が破壊される病気です

2017年09月19日

虫歯とは、虫歯菌(ミュータンス菌)が歯を溶かす酸を作り出し、その酸によって歯が破壊される病気です

虫歯は自然に治ることはなく、一度虫歯になってしまうとどんどん進行していきます。破壊されてしまった歯は、二度と元には戻りません。虫歯の治療は、状態に適した治療や優れた修復物により虫歯になる前の状態に近づけることができます。状態が悪化する前に、ぜひご相談ください。
血中酸素濃度計
【C1】
歯の表面はエナメル質で覆われており、虫歯はまずエナメル質に発生します。エナメル質が虫歯になると、光沢がなくなり白っぽくザラザラした感じになります。虫歯は上の歯と下の歯の噛み合せの部分や、歯と歯の間などに発生しやすく、この段階ではまだほとんど痛みはありません。

【C2】
エナメル質の内側には象牙質がありますが、虫歯が象牙質まで進むと虫歯の部分が黒く見え、冷たいものや熱いものを食べた時に歯が痛むことがあります。

【C3】
象牙質の内側には、神経や血管が密集した歯髄がありますが、虫歯がさらに進行して歯の神経まで虫歯菌に感染してしまうと歯髄炎を起こし、歯がひどく痛み出します。こうなると、虫歯になった部分の歯を削るだけでなく、歯髄まで取らなくてはなりません。この段階まで進むと治療が終わるまで時間がかかるうえ、歯髄を取ると歯がもろくなってしまいます。

【C4】
虫歯によって歯の上の部分がほとんど溶けてしまい、歯の根に当たる歯根まで虫歯が進行した状態を残根といいます。このような歯の根だけ残った部分の先端、すなわち歯槽骨(しそうこつ)の中に膿の袋ができることがあります。この膿の袋が炎症を腫れてきます。ここまで進むと歯を抜かざるをえなくなる場合が多くなります。
歯科 マイクロスコープ
できるだけ「削らない」「抜かない」治療
歯科では、患者様の健康的な歯を大切にし、ダメージを最小限に抑えた「削らない」「抜かない」治療を心掛けております。一度虫歯になってしまった歯でも、きちんと治療をして、虫歯予防をしっかり行えば長く自分自身の歯と付き合って行くことが可能なのです。



Posted by koikenina at 15:34│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。