健康、生活 › 歯周病は静かなる病気と言われています

2017年10月02日

歯周病は静かなる病気と言われています

歯周病は大きく2種類に分けられます。歯を支えている歯ぐきなどの歯周組織だけに炎症が起きている段階を「歯肉炎」といい、そこからさらに進行し、歯を支える顎の骨が溶け出してしまった段階を「歯周炎」といいます。歯肉炎はプラーク(歯垢)や歯石を除去し、正しいブラッシングを行うことで改善しますが、歯周炎はさらに治療が必要です。放っておくと歯が抜け落ちてしまうことにもつながりますので、早期発見・早期治療が大切です。
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歯周病は静かなる病気と言われています。 悪化させると歯が1本もなくるなる可能性もあります!?歯周病とは歯周病菌により歯を支えている骨が解かされる病気です。初期状態では歯ぐきに炎症が起こり、腫れたり出血したりします。悪化すると膿みがでてきて顎の骨が溶けていき、歯を支えている組織が破壊され、最終的には歯が抜けてしまします。

歯周病は「静かなる病気」と呼ばれ、自覚症状がほとんど感じられない病気で、気づいた時には歯を支えている骨がボロボロになり、重症になっているケースも少なくありません。歯周病を予防するには早期発見、早期治療が重要です。

軽度歯周病(歯肉炎・歯周炎)の場合
スケーリング
スケーラーと呼ばれる器具を用いて、普段のブラッシングでは除去できない歯や歯の根に付着した歯垢(プラーク)や歯石を除去する治療方法です。歯石は歯垢が石灰化したものです。スケーリングによって歯垢や歯石などの汚れを徹底的に除去することで、歯周病の発生を防ぐことができます。
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中度歯周病(歯周炎)の場合
ルートプレーニング
中度まで進んだ歯周病の場合、スケーリングでの歯石の除去に加え、ルートプレーニングと呼ばれる処置が必要になります。歯茎に隠れたさらに奥の見えない部分にある歯の根(ルート)に付いた歯垢や歯石、歯周病菌に感染した歯質などを特殊な器具で除去する方法です。歯や歯の根の表面がツルツルになり、歯垢や歯石などの汚れが付きにくくなるという効果もあります。

重度歯周病(歯周炎)の場合
重度まで歯周病が進行している場合、スケーリングやルートプレーニングだけでは状態が改善されない可能性があります。その場合は、外科的な処置や、歯周病で溶けてしまった骨を回復させる歯周組織再生治療を行います。



Posted by koikenina at 15:30│Comments(0)
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