健康、生活 › 最後には取り返しのつかないことになってしまう怖い病気です

2017年10月05日

最後には取り返しのつかないことになってしまう怖い病気です

歯槽膿漏(しそうのうろう)は、歯周病の症状の一つです。歯槽膿漏=(イコール)歯周病と捉えられることも多いようですが、厳密には歯周病は、細菌によって引き起こされる歯や歯ぐきの病気である「歯肉炎」と「歯周炎」の総称です。病名としては歯周病が正解です。日本人の場合、歯肉炎は10~20代前半ですでに60%の方が患っているといわれ、50才代でおおよそ80%の人がかかっているといわれるほど、多くの方が悩んでいる歯の病気です。だれもがかかっている病気だからといって軽視していると最後には取り返しのつかないことになってしまう怖い病気です。

歯肉炎
歯ぐきが赤く腫れ、歯を磨くと血が出ることがあります。プラークや歯石を取り除いて治療します。

軽度歯周炎
歯ぐきがさらに腫れ、歯周ポケットの深さが3mm程度(健康時:2mm)まで深くなります。
初期段階より時間を使って、プラーク(歯垢)や歯石を除去する治療を行います。
エアースケーラー
中等度歯周炎
歯周ポケットの深さが4~6mmとなり、歯が伸びたように見えます。歯がグラつくことで固い物が噛みにくくなることもあります。場合によっては歯ぐきを切開してプラークや歯石を除去します。

重度歯周炎
歯周ポケットの深さが7mm以上になり、顎の骨が半分以上溶かされてしまいます。歯がグラつくことで最終的に抜け落ちることもあります。重度歯周炎の場合には、外科手術や顎の骨の再生治療を行います。
電気歯髄診断器
歯周病セルフチェック 
歯ぐき色が赤い。
歯と歯の間の歯肉が丸く、腫れぼったい。
歯ぐきを押すと白い膿が出てくる。
歯ぐきが下がって歯と歯の間に隙間ができた。
歯が長くなったように感じる。歯が伸びてきた。
歯と歯の間に食べものが挟まりやすい。
歯の表面を舌で触るとザラザラする。
歯を磨くと出血する。
口臭が気になる。人から口臭があるといわれる。
歯が動いてきた。
歯の前歯が出てきた。
朝起きた時、口の中がネバネバして気持ち悪い、口の中が苦い。
以上の項目に1つでも当てはまったら、歯周病の恐れがあります。歯科医院の検診に行きましょう。



Posted by koikenina at 15:53│Comments(0)
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