健康、生活 › 歯が抜けてしまう原因はさまざまですが、特に多いのは虫歯と歯周病です

2017年11月02日

歯が抜けてしまう原因はさまざまですが、特に多いのは虫歯と歯周病です

これらの病気は細菌感染によって起こることがわかっているため、予防することが可能です。しかし、日本では未だに虫歯や歯周病で歯を失う方が絶えず、平均して80歳の時点でわずか8本程度しか歯が残っていないのが現状です。一方、歯の定期検診が一般的に行われ予防の意識も高い欧米では、80歳を超えても平均20本以上の歯が残っているのです。
抜歯 器具
80歳で20本の歯を残すためには日々のお手入れと定期的なメンテナンスが非常に重要です。口の中の健康を保っていくために、定期的に歯のメインテナンスに通院してもらうシステムが予防歯科です。むし歯になる前に定期的にメンテナンスを行うことで歯の様々な疾患を予防し、健康な歯を維持していきましょう。

歯周病についてもっと知りたい!!~歯周病の種類~
歯周病は、歯肉の炎症による出血、腫れを特徴とする歯肉炎(しにくえん)と、歯を支えている歯槽骨(しそうこつ)が破壊される歯周炎(ししゅうえん)に分けられます。世間一般で言われている歯槽膿漏(しそうのうろう)は、成人性歯周炎をいいますが、歯周病には、その症状、病態によっていろいろな種類があります。

歯肉炎
歯肉のみに炎症が起きているもので、歯周病の一歩手前の歯科疾患です。原因は歯垢。歯垢の中には細菌がたくさんいて、その細菌が有害物質を出し歯肉炎が発症します。

歯周炎(歯槽膿漏)
歯肉炎の進行により発生する、歯を支持する組織(歯根膜や骨など)の炎症や感染を伴う歯科疾患です。

あなたは大丈夫?
歯肉が腫れる
歯肉から出血する
口臭が気になる
歯がグラグラする
これらの症状があれば、歯周病の疑いがあります!!
マイクロスコープ 歯科
歯周病は歯を失うだけでなく、心臓病や糖尿病などの全身疾患にも悪影響を与えます。
一刻も早く治療することが大切です.

歯周病にならないように予防しましょう
歯周病は、適切なメンテナンスを継続することで予防できる病気です。当院では専門的な処置のご提供はもちろん、ご自宅での予防ケアについてのアドバイスも可能です。定期検診に通って歯科医師のチェックを受けるとともに、きちんと予防に取り組む習慣を身につけましょう。



Posted by koikenina at 15:11│Comments(0)
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