健康、生活 › 歯のくぼみ、溝についている細菌が歯垢です

2017年11月17日

歯のくぼみ、溝についている細菌が歯垢です

歯周病とは、歯にこびり付いたプラークや歯石にひそむ歯周病菌が歯周組織に炎症を起こし、徐々に顎の骨を溶かしていく病気です。初期段階では痛みなどの自覚症状がほとんどないことから「沈黙の病気」とも呼ばれており、症状に気付いたときには重症化していることがよくあります。
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症状があっても放置していると、最終的には歯が抜け落ちてしまうこともある恐ろしい病気なのです。歯周病は日本において歯を失う原因の第一位の病気。日本人の約8割がかかっている、もしくはその予備軍とされているため、誰もが注意しなければいけません。

歯垢(プラーク)や歯石がたまると、ここをかっこうのすみかとして歯と歯肉の境や歯と歯の間、歯のくぼみなどに細菌が繁殖します。この細菌こそが歯周病を引き起こす原因となります。

歯垢(プラーク)とは
歯のくぼみ、溝についている細菌が歯垢です。歯の表面で育ったバイ菌が主成分です。この細菌は、人間の口に入る食物をエサとして、増加する性質があります。そしてこの細菌が格好のすみかとしているところが、歯と歯肉の境、歯と歯の間や、歯のくぼみなどです。

歯垢から歯石へ
歯垢の中の細菌は、唾液の中のカルシウム成分と混ざり歯石(しせき)をつくります。目の非常にこまかい、小さな空洞のある軽石状のものが歯石です。歯石には栄養分が含まれているため細菌にとっては非常にありがたい「たまり場」でもあります。また、歯石は、古くなるにつれて、どんどん硬くなっていき、ブラッシングでは取れません。

ブラッシング指導
おもに、ごく初期の歯肉炎に対して行います。一人ひとりのお口の環境に適した正しい歯磨き方法を指導します。
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スケーリング
比較的軽度な症状の歯周病に対して行います。「スケーラー」という器具を使って普段の歯磨きでは取り除けない、歯に付着したプラークや歯石を除去します。

ルートプレーニング
スケーリングで除去しきれなかった、歯周ポケット奥深くにこびり付いたプラークや歯石を「キュレット」という器具を用いて除去します。同時に、スケーリング後のザラついた歯面をなめらかに仕上げて、汚れの再付着を防ぎます。



Posted by koikenina at 16:18│Comments(0)
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