健康、生活 › 歯周病の原因は、歯垢と歯石

2017年12月12日

歯周病の原因は、歯垢と歯石

歯周病は、「サイレント・アーミー」~沈黙の病気~とも呼ばれるように、痛みなどの自覚症状が出にくく、それが災いして予防を怠りがちになったり、進行が進んでしまうことがあります。また、歯周病は放置しておくと身体全身に影響を及ぼすことが近年の研究で明らかになってきました。歯周病は、どのような病気かというと、歯の歯肉に近い部分についた歯垢(プラーク)の中にいる細菌によって引き起こされる病気です。歯の歯周病原菌となるいろいろな細菌が、 歯周ポケットの中で異常増殖すると歯肉がはれ、 歯槽骨の破壊を起こさせるのです。
歯科 ユニット
そして、歯肉のところで慢性炎症が起こり、それが糖尿病や心臓病にかかりやすくなったり、それらを悪化させます。もっとわかりやすく説明すると歯と歯ぐきの境目についた歯垢から、歯の根にそって歯周病菌が入り込み、歯を支えている周りの組織をじわじわと壊していくのです。また、「歯周病は歯を失う最大原因」なのです。

歯周病の原因は、歯垢と歯石
歯を丁寧に磨かないと、歯の表面に歯垢がつきます。 歯垢は、食べ物のカスではなく、口の中にいる細菌が固まりを作ったものです。 細菌は、食べ物のカスなどを栄養にして繁殖しながら毒素を作り出し、歯茎に炎症をおこさせます。 
歯科用マイクロスコープ
歯石は、歯垢に唾液中のカルシウムにリンがくっついて固まったもので、歯の付け根によくできます。 表面がざらざらしているので、歯垢がつきやすく、ますます細菌の素と化することになります。 ですから、歯石は早めに歯科院に取り除いてもらいましょう。 歯の手入れを怠ること以上に大きな原因となるのが、喫煙です。 喫煙者は非喫煙者に比べて断然リスクが高いといわれております。 タバコの歯周病への害はあまり知られていませんが、歯周病の怖さとともに認識しておかなければならないのです。 歯周病の予防はなんといっても、丁寧な歯磨きが大切になります。 歯周病予防には歯垢を除去すること、つまり毎食後丁寧な歯磨きをすることが一番で、もちろん虫歯予防も兼ねています。 

食物繊維をたくさん含んだ野菜などを食べたり、ビタミンCを取り入れたり、 砂糖が配合されたケーキなどを避け、食べたらすぐ歯磨きの習慣をつけることで、歯周病の予防に繋がります。 普段からのケアに気を使い、健康な歯にしていきましょう。 以上が、歯周病の怖さについてでした。 是非こちらを参考に、歯周病予防に努めてみてはいかがでしょうか。



Posted by koikenina at 16:07│Comments(0)
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