健康、生活 › 歯周病の直接の原因は、プラーク(歯垢)です。

2017年12月13日

歯周病の直接の原因は、プラーク(歯垢)です。

この中の歯周病菌は歯磨きを怠ったり、砂糖を取りすぎたりしますと、歯周ポケット内で異常に増殖し、それらが産出する毒素や酵素によって歯周組織に炎症をおこし、歯槽骨をとかす歯周病へと進行していきます。

また、歯石はプラークが石灰化して固まったものです。表面がざらざらしているのでさらにプラークがたまりやすくなります。歯石はうがいや歯磨きでは取れないので専門家にとってもらうしかありません。そうなる前にまず歯磨きでプラークをきれいに取り除くことが大切です。
コントラ 歯科
20歳代で約7割、30~50歳代は約8割が歯周病
日本における歯周病の有病率は20歳代で約7割、30~50歳代は約8割、60歳代は約9割に達しており、歯を失う原因の第1位となっています。歯周病は虫歯と異なり、痛みなどの自覚症状がほとんどありません。そのため、気付いた時にはかなり進行していて、抜歯しなければいけないということもあります。

歯周病は完治することはありません。また、歯周病は口内だけではなく、糖尿病や心臓病などの全身疾患や、早産・低体重児との関連性も数多く報告されています。生活習慣を改善し、歯周病菌や歯石の除去を定期的に行い、歯周病予防だけでなく全身の健康を守っていきましょう。
歯科用ユニット
予防歯科~虫歯・歯周病にならないお口に~
毎日の予防が健康への近道です
虫歯や歯周病は治療によって治すことができます。しかし、一度でも治療を受けた歯には少なからずダメージが蓄積されています。治療跡が再び虫歯になるケースもあり、再発すればさらに歯を削ることとなり、歯の寿命自体を縮めてしまいかねません。

そうならないために、普段からの予防に努めることが最善だと言えます。毎日の歯磨きを怠らないことはもちろん、健康なご自身の歯を生涯にわたって維持するためにも、定期的に歯医者へ通い、口腔内に異常が起こってないかをチェックすることが大切です。



Posted by koikenina at 15:44│Comments(0)
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