健康、生活 › 日頃からチェックしておくことが大切です

2017年12月19日

日頃からチェックしておくことが大切です

「歯周病」はお口の中の細菌によって引き起こされ、歯を支える組織(歯周組織といいます)に起こる病気の総称です。歯周病、特に歯周炎の問題は、歯を支える骨が徐々になくなってしまうことです。しかし、病変がかなり進行した状態になるまでは自覚症状がないことが多いため、日頃からチェックしておくことが大切です。

歯周病チェックリスト
歯みがきのとき、歯茎から血が出る
冷たい物や熱い物が歯にしみる
歯がのびてきた
歯と歯の間が離れてきた
歯並びが変わってきた
歯茎のフチが赤いまたは腫れぼったい
歯茎を押すと白いウミが出る
指で動かすと、歯が揺れる
糖尿病を患っている
1つでもあてはまるときは早目に受診されることをおすすめします
マイクロモーター
歯肉炎(①の状態):歯周ポケットが3~4mm
歯肉が赤く腫れ上がってしまい、歯ブラシなどで歯肉から出血しやすくなります。

初期歯周炎(②の状態):歯周ポケットが4~6mm
歯肉が赤黒くなってしまいます。口臭がひどくなり、口の中が粘っこく感じられます。

中期歯周炎(③の状態):歯周ポケットが6~8mm
歯が動くようになり、咬みづらくなります。歯肉に膿がたまり、急激な痛みが生じてしまうことがあります。

後期歯周病(④の状態):歯周ポケットが8~10mm
歯槽骨が吸収されて、歯が支えられなくなります。
歯がグラグラ動いてしまい、自然に抜けてしまうこともあります。
超音波スケーラー
スケーリング & ルートプレーニング
歯垢(プラーク)は時間が経てば歯磨きでは取り除くことができない歯石になり、歯石は歯周病菌の格好の棲家となるため、早めに取り除くことが大切です。歯石・歯垢(プラーク)を除去し、再び付着しづらくする治療法がスケーリング&ルートプレーニングで、歯磨きでは取り除けない歯石はもちろん、取り除けていない歯垢(プラーク)を歯医者で除去することによって炎症が収まっていき、歯周ポケットの深さも浅くなりますので、歯周病の進行を抑え、症状の改善が期待できます。



Posted by koikenina at 16:09│Comments(0)
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