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2018年01月03日

プラスチックのかぶせ物はすり減ってくる


「審美」という言葉は耳慣れないかもしれませんが、わかりやすく言うと「美容的な歯科治療」だと考えてください。「見た目」をきれいにすることです。審美歯科には、患者様に調和した自然な美しさを作る「歯列矯正」「セラミック修復」「ホワイトニング」などがあります。

時間が経過しても自然な白を保つセラミック
セラミックの補綴物もプラスチックの補綴物も入れて3年程度は同じ白いということには変わりありません。(厳密に言えば、セラミックの方がより自然に美しい白さです。)
しかし、5年くらいたつと明らかにプラスチックの補綴物は、黒っぽくなってきます。一方セラミックの方は殆ど変色しません。これは素材の違いによるものです。写真はいれてから3年~5年経過したプラスチックのかぶせ物です。黒っぽくくすんだ色になっているのがお分かりいただけるかと思います。
ポータブルレントゲン
プラスチックのかぶせ物はすり減ってくる
硬度が高いセラミックは、耐久性が高い為、割れにくく長持ちします。保険適応の銀歯の寿命は5年程度と言われており、多くの場合、時間が経過すると入れている銀歯と歯ぐきの間に溝ができ、銀歯の下で虫歯ができてしまうリスクがあります。セラミックを使用し、きちんとメンテナンスを行うことでこうした虫歯リスクを低くすることが出来るのです。また、金属ではない為アレルギーの心配がないという点も魅力の一つです。

セラミックは、虫歯、歯周病の原因菌がつきにくい
セラミックのかぶせ物はプラスチック, 金属のかぶせ物と比較し、虫歯, 歯周病の原因菌が表面に付着しにくく、しっかりとしたメンテナンスを行うことで、虫歯や歯周病の再発減少が期待できます。
マイクロモーター
セラミックのかぶせ物は劣化しにくい
銀歯を外してみると中で虫歯が広がっている症状を「二次カリエス」と言います。銀歯は経年劣化により変形してしまうことがあり、また虫歯, 歯周病菌がつきやすいため、銀歯と歯の隙間から菌が入り、再度虫歯になってしまうことがあります。



Posted by koikenina at 16:33│Comments(0)
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