健康、生活 › ここで、歯を失ってしまう原因の9割以上が、虫歯と歯周病であることを知っておいてください

2018年01月10日

ここで、歯を失ってしまう原因の9割以上が、虫歯と歯周病であることを知っておいてください

虫歯も歯周病も初期には自覚症状の無いことが多いので、歯に穴が開いた、痛い、グラグラするなどの自覚症状に気付いてからご来院なさった場合は、かなり進行した状態であることが多く、したがって歯を残すことも難しくなります。定期的なメンテナンスを含めた予防を行って健康な歯を維持し、疾患の進行を抑えることが、とても重要です。そして、今後の歯科治療は、虫歯や歯周病などを治療するだけでなく、いかにお口の中の健康な状態を長く維持するかが非常に重要なことと考えられています。それが「予防歯科」という考え方なのです。歯は一生の大切な財産ですから、患者様の歯を1本でも2本でも多く残すようにご支援いたします。

「歯科医院は、歯が痛くなってから行くところ」とお考えの方も、まだ少なくないのではないでしょうか?もちろん歯の痛み、症状があるところを治療することは大切ですが、虫歯や歯周病が進行してしまってから治療を受けると、どうしても時間や費用が多くかかります。悪くなる前に予防出来れば、余計な時間や費用をかけずに済みます。
エアスケーラー
そして、お口の中を健康な状態に保つには、定期的なメンテナンスがとても大切です。「しっかり歯磨きをしているから大丈夫」と考える方が少なくないようですが、歯磨きだけでは取り切れない汚れがあり、汚れが溜まると、歯垢や歯石が付着し始め、虫歯や歯周病のきっかけになってしまいます。そのため、定期的なメンテナンスを含めた予防を行うことが、とにかく大切なのです。

虫歯や歯周病から歯を守る
しっかり歯磨きをしているのにどうして虫歯や歯周病になるんだろう・・・・・と疑問に感じたことはないでしょうか?毎日の歯磨きで念入りにブラシで磨いていても、歯の細かい溝、歯と歯のあいだ、歯と歯茎の境目などに磨き残してしまうことが多く、原因はその磨き残しです。磨き残しの口内の細菌はバイオフィルムの中で繁殖し、悪影響を与えています。その細菌のバイオフィルムを壊すことを目的とした治療がPMTCです。
抜歯鉗子
バイオフィルムを壊すことで、細菌の数を一時的に激減させると共に、細菌が歯の表面に再付着しにくくなるため、虫歯や歯周病の予防につながります。一度PMTCを行えば、再びバイオフィルムができるまでに2~4ヶ月かかります。定期的にPMTCを行うことで、虫歯や歯周病を十分に予防することができるでしょう。着色は下には汚れが定着しやすい膜があり、歯石および歯垢(プラーク)が付着しやすい状態です。歯石、歯垢(プラーク)をクリーニングするのと同時に、着色も除去することをお薦めします。虫歯や歯周病から歯を守るために、毎日の歯磨きと定期的なPMTC治療をお勧めいたします。



Posted by koikenina at 15:19│Comments(0)
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