健康、生活 › なお、歯周病の治療は基本的に保険内で行います

2018年01月16日

なお、歯周病の治療は基本的に保険内で行います

歯周病とは、歯磨きが不十分などの理由で歯と歯ぐきの間(歯周ポケット)に歯垢(プラーク)や歯垢が硬くなった歯石がたまり、それらが歯肉に炎症を引き起こす病気です。進行すると、歯を支えている歯槽骨(しそうこつ)を細菌が溶かしていきます。最悪の場合、歯が抜けてしまいます。歯周病は歯ぐきから出血したり、歯がぐらぐらと動いたりする症状がありますが、軽度では多くの場合に症状がなく、気付かないうちに進行してしまう怖い病気です。日本人が歯を失う原因の第一位です。
歯科用コントラ
歯周病の治療について
セルフケアと歯科医院での専門的な治療が必要です
歯周病の治療は、患者さんのセルフケアと歯科医院での専門的な治療を並行して行い、病気の原因となっている歯垢や歯石を取り除くことが必要です。歯垢は通常の歯磨きでも取り除くことができますが、歯石は歯科医院で専門的な治療を行わないと取り除けません。歯科医院で歯垢・歯石取り専用の器具を使って行う治療のことをスケーリング、ルートプレーニングと言います。なお、歯周病の治療は基本的に保険内で行います。
生体情報モニター
PMTC
PMTCとは歯科医師、歯科衛生士が専門の機械を用いて歯をクリーニングすることです。
食べかすによる歯垢や プラークはバイオフィルムとよばれ、歯の表面にネバネバした膜を作ります。この膜の中にはむし歯や歯周病の原因となる細菌が住み着きます。バイオフィルムは歯ブラシでは取り除けないほど強力な粘着力を持っています。PMTCを定期的に行うことによってバイオフィルムを除去し、お口の中をむし歯、歯周病から守り健康な口腔内を維持することをおすすめします。

SRP
細長い歯科専門の器具を使い、歯根の部分に隠れている歯垢や歯石を取り除きます。SRPをすることによって歯周ポケットの深くまで清潔にでき、歯根の表面をツルツルにできるので、むし歯や歯周病になることも少なく、トラブルの原因を効果的に除去できます。



Posted by koikenina at 16:25│Comments(0)
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