健康、生活 › 初期の虫歯や歯周病は、痛みなどの自覚症状がほとんどありません。

2018年03月05日

初期の虫歯や歯周病は、痛みなどの自覚症状がほとんどありません。

日本の成人のおよそ8割がかかっているか、あるいはその予備軍といわれるほど蔓延している病気、それが歯周病です。虫歯同様、初期段階では自覚症状がほとんど見られないため、気づいたら重症化していることも珍しくありません。歯周病では、歯周病菌がプラーク(歯垢)や歯石内で増殖して、歯ぐきに慢性的な炎症を引き起こし、やがては歯を支える骨が溶かされていきます。それを放置すれば、歯は抜け落ちてしまうことに……。実は、日本人が歯を失う原因の第1位は歯周病だといわれているのです。

予防歯科の重要性
初期の虫歯や歯周病は、痛みなどの自覚症状がほとんどありません。歯科医院のメインテナンスではトラブルの有無を確認し、歯科衛生士をはじめとする専門家がお口のケアを行い、病気の再発を防ぎます。早期発見は早期治療につながり、歯の寿命を延ばすことにもつながります。しかし歯周病は適切なケアによって予防することが可能です。毎日の正しいブラッシングに加え、定期検診で専門的なケアを受け、歯周病から歯を守りましょう。
エアーモーター
歯周病予防
まず歯周病にかかりますと細菌によって炎症が起こり、歯周組織が壊されてしまうことによって、 歯が支えられなくなってしまいます。さらに歯茎が腫れ、歯が揺れ、何かを食べるとと痛みを感じるようになり、最後には 歯が抜けてしまいます。

日本人の10代から~20代の約60%、50 代の約80%が歯周病にかかっているといわれますが、 歯周病は自覚症状がほんとんど感じられない病気なので、気づいたときには重症になっているケース も少なくありません。クリニックでは自覚症状のない歯周病を予防するため、患者様に定期検診を呼びかけております。
歯科 ユニット
歯科医院でのケア方法
生活習慣のチェック
口腔内に異常を起こしている原因が、特定の食習慣にあるということもしばしばあります。
口腔内のチェック
患者様のお口の中を拝見します。歯や歯肉の現状をチェックし、必要があれば検査や治療を行います。噛み合わせが歯周病の悪化の原因になっていることも多いのです。

歯垢、歯石除去
どれだけきちんとした歯磨きをしていても、すべての歯の歯垢を落としきれるとは限りません。ましてやそれが歯石化した場合、ホームケアでの除去は不可能といえます。そこでプロの手であらゆる隙間に潜んだ汚れを、すべてきれいに掃除します。

PMTC
歯科衛生士や歯科医師により、 専用の器具と専用のペーストを使用し、全ての歯面プラークを機械的に取り除く方法で、 タバコのヤニなどもキレイに除去できます。



Posted by koikenina at 16:18│Comments(0)
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