健康、生活 › 日本人の成人の約8割が歯周病(歯肉炎or歯周炎)にかかっているといわれています

2018年03月14日

日本人の成人の約8割が歯周病(歯肉炎or歯周炎)にかかっているといわれています

歯周病とは、歯周組織が歯垢(プラーク)に含まれている『歯周病菌(細菌)』に感染し、歯肉(歯茎)が腫れたり、出血したり、最終的には歯が抜けてしまう、日本人が歯を失うもっとも大きな原因の歯の周りの病気の総称で、歯周病の初期では自覚症状がほとんどないため、気づいていない方が多いのが特徴です。

歯周病と同じ意味で「歯槽膿漏(しそうのうろう)」という言葉もありますが、最近では「歯槽膿漏=歯周病」として、歯槽膿漏という言葉はあまり使われなくなり、歯槽膿漏を含めて歯周病という言葉を使う事が多くなっています。歯槽膿漏は字のごとく、「歯周組織から膿(うみ)が出る」症状のことなので、厳密にいえば歯槽膿漏は歯周病の一症状ということになります。
光照射器
歯周病の最大の原因はプラーク(歯垢)
歯周病は様々な要因が複雑に絡み合って起こりますが、最大の原因はプラーク(歯垢)です。プラークはただの食べカスではなく細菌の塊です!この細菌の産生する毒素が歯周病の発生・進行に非常に大きく関わってきます。

全身の健康を保ち、大切な歯をいつまでも使うために
再発リスクが高い虫歯や歯周病は、予防が非常に大切な病気です。お口の健康は、全身の健康状態にも大きな影響をもたらします。
虫歯や歯周病が招くトラブル
歯周病菌が血液中に入り込むと、心筋梗塞や脳梗塞、肺炎(誤嚥性肺炎)、糖尿病、早産などの発症率が高くなってしまいます。また、虫歯や歯周病によって歯を失ったり咬み合わせが乱れたりすると、全身のバランスが崩れて肩こりや頭痛、めまいなどが発生しやすくなる、内臓に負担がかかる、正しい発音がしにくくなる、見た目が悪くなるなどのリスクがあります。
オートクレープ
予防で負担軽減を実現
虫歯を治療する際、通常は歯を削らなくてはいけません。歯周病は、進行すると歯を支える顎の骨が溶かされてしまう病気です。虫歯治療で削った歯や歯周病で溶けた骨は、治療してももと通りにはなりません。治療の痛みや時間的・経済的な負担を減らすためには、早めの受診が大切です。お口の中を清潔で健康的な状態に保ち、患者様にかかるさまざまな負担を軽減するために、予防歯科を活用しましょう。



Posted by koikenina at 15:13│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。