健康、生活 › 自覚症状のないまま進行し、将来、歯を失う原因ともなる病気です

2018年03月21日

自覚症状のないまま進行し、将来、歯を失う原因ともなる病気です

歯周病は、歯の周りにある歯肉(歯茎)や歯を支えている骨などの組織が細菌感染によって炎症を起こし、 歯肉炎や歯周炎を起こす病気のことです。
自覚症状のないまま進行し、将来、歯を失う原因ともなる病気です。歯ぐきから出血したり、歯がグラグラしている場合は、歯周病の可能性が高いです。国民のほとんどが罹患しており、生活習慣が大きく関与しています。歯ブラシのみの予防法では、進行を止めるのは難しい病気ですので、検査により原因を明らかにし、対策を立てるようにしてください。

歯の周りの細菌
歯の周りには、歯垢(プラーク)と呼ばれる微生物のかたまりがあり、1mgあたりに約1億個の微生物が活動をしています。歯周病の原因の細菌は、この歯垢の中に潜んでいるのです。
 ハンドピース 歯科
歯石
歯垢が石灰化した歯石も歯周病の原因のひとつで、歯石は歯ブラシだけで取り除くことはできません。気になる方は、私たちにご相談ください。
 
喫煙
タバコも歯周病を悪化させる要因の一つです。タバコを吸うと血液の循環が悪くなり、歯ぐきの再生能力が弱くなるため歯周病が進行してしまいます。
歯周病は強い自覚症状の出にくい病気で、様子を見ているうちに病気がかなり進行してしまっているケースも少なくない、恐ろしい病気です。

また、その他にも以下の様なことが原因として考えられます。
砂糖の過剰摂取や食生活の乱れ
噛み合わせの悪さ(合っていない義歯や歯冠
歯ぎしり
ストレス
糖尿病や骨粗しょう症などの疾患
ホルモンバランスに乱れ
家族間の感染や遺伝
薬の長期間の服用
電気歯髄診断器
治療する
1初期の歯周炎の段階では、きちんと歯磨きをすれば改善する場合があります。当院では、担当歯科衛生士が正しい歯ブラシの持ち方・使い方・歯磨きの仕方をしっかりアドバイスいたします。お口の中を清潔に保ち、虫歯や歯周病を予防しましょう。

2「スケーラー」と呼ばれる器具を用いて、歯周病の原因となる歯垢を除去します。軽度の歯周病に対して行う治療です。歯石は歯磨きでは取れないので、定期的に歯科医院で取ってもらいましょう。



Posted by koikenina at 15:10│Comments(0)
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