健康、生活 › 『歯肉炎』とは、プラークによって発症する歯肉の炎症です。

2018年03月26日

『歯肉炎』とは、プラークによって発症する歯肉の炎症です。

歯周病とは、細菌の出す毒素によって歯を支える骨が溶けてしまう病気です。歯を失う最大原因とも言える歯周病は、サイレントディジーズ(Silent Disease:静かなる病気)とも呼ばれ、痛みなどの自覚症状が出にくく、症状が顕著に出る状態にまで放置してしまうと既に歯周病が進行した状態になってしまっています。長い期間をかけて徐々に進行し最後には歯が抜けてしまいます。初期の頃は痛みも無く歯ぐきからの出血、口臭程度でほとんど自覚症状がありません。ある程度悪化してから噛めない、腫れている、歯が動く、隙間ができた、歯並びが変わった、などで歯周病だと気づきます。
エアーモーター
プラークと歯石とは?
歯垢(プラーク)は、食べカスと思っている人もいますが、実際は『細菌と代謝物のかたまり』です。歯の表面に付着している、白色または黄白色のネバネバした物質です。1mgには1億個以上の細菌が存在しています。細菌は歯に付着しても、多くの場合は唾液で流されてしまいます。しかし、唾液の流れが悪い場所に付着するとその場で増殖を始め、徐々に歯垢(プラーク)を形成するため、早めに取り除くことが重要です。むし歯の原因菌である細菌(ミュータンス菌)は、歯に付着しやすく、強固な歯垢(プラーク)を形成するため、早めに取り除くことが重要です。歯石は歯垢(プラーク)が石灰化したもので、主に歯と歯茎の境目につく灰白色の石のような硬いかたまりです。歯垢(プラーク)が残ったまま放置すると、個人差もありますが2~3日で石灰化し始め、やがて歯石へと変化して除去しにくくなります。歯石は表面がでこぼこしているので細菌がつきやすく、むし歯、口臭、歯周病などのリスクを高めます。

歯肉炎と歯周炎の違い
『歯肉炎』とは、プラークによって発症する歯肉の炎症です。
つまりプラークや歯石を除去することや毎日正しいブラッシングを行うことで100%治せます。『歯周炎』とは、プラークに起因する細菌による感染症です。歯茎の腫れや出血などから始まり、進行すると歯がぐらぐらして抜けてしまうこともあり、歯を失う大きな原因となっています。この病気の特徴としてあげられるのは、経過が非常にゆっくりと進行するということです。そのため痛みなどを感じる自覚症状が少なく、この病気にかかっていても自覚している人が非常に少ないのです。口腔衛生習慣の改善により、日本人の虫歯は減少してきました。しかし、歯周病はあまり減少することなく、30歳以上の成人の約80%が歯周病にかかっており、歯の喪失原因の第1位になっています。
歯科 ユニット
PMTCとは、プロフェッショナル メカニカル トゥース クリーニング(Professional Mechanical Tooth Cleaning)の略で、歯科医師や歯科衛生士といった専門家による機械を用いた歯の徹底的な清掃のことです。30年ほど前にスウェーデンで始まり、今では世界の先進国で広く行われています。ただ単に歯ブラシの代わりに機械を使って掃除するというものではなく、歯ブラシ等では絶対に落とせないバイオフィルム(台所のヌルヌル汚れのようにこびりついてしまった歯の汚れ)を柔らかいゴムのチップなどを用いて剥がし取り、悪玉菌が多い状態を善玉菌が多い状態にしてしまおうというものです。歯科医院で徹底的なクリーニングを受けてお口の中を善玉菌が多い状態にして、さらにお家でのお手入れを丁寧にしていただくと、次の定期クリーニングの日まで歯のバランス状態を良好に保つことができます。



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