健康、生活 › 歯磨きと合わせてデンタルフロスを使用するとさらに効果的です。

2018年04月10日

歯磨きと合わせてデンタルフロスを使用するとさらに効果的です。

歯を失う原因の7割以上が虫歯と歯周病だということ、ご存知ですか?
これは誰にでも起こる老化現象ではなく、防ぐことができます。つまり、虫歯と歯周病にならなければ、歯を失う確率を大幅に下げることができるのです。国全体の歯科医療の方針として「予防歯科」の考えが採用されているスウェーデンでは、子どもの頃から歯の検診や歯の健康づくりが生活習慣として定着しており、虫歯や歯周病を防ぐことに繋がっています。そして80歳を迎えても、多くの方が若い時とあまり変わらない本数の歯を維持できていることで、食事やおしゃべりを楽しめて、より豊かで充実した時間を過ごされているのです。

クリーニング PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)
クリーニングとは、プロにしかできない特別なケアメニューで歯の表面についた食べ物の汚れや飲み物などによる着色を取り除く歯面清掃のことです。日常の歯ブラシで取れない汚れを歯科医院のプロがジェットポリッシャーで薬品を歯の表面に吹き付ける方法と超音波スケーラーを併用し、最後の研磨剤で歯の表面をきれい仕上げます。定期的に行うことにより汚れの付きやすいところや虫歯になり易いところが把握でき歯周病の予防、早期発見にも役立ちます。
コントラ 歯科
①歯磨き
むし歯・歯周病を予防するためにもっとも重要なことは歯磨きです。正しい歯磨きをすれば、口腔内の汚れを落とすことができます。自分の口腔内を良く観察して、歯の溝や隙間にもブラシが行き届くように磨きましょう。正しい歯磨き方法については、当院でも指導させていただいております。お気軽にご相談ください。

②デンタルフロスや歯間ブラシ
歯磨きと合わせてデンタルフロスを使用するとさらに効果的です。どうしても歯ブラシが届かない歯の隙間に使用してみてください。歯周病予防にも効果があります。
また、歯間ブラシも歯間や歯の根元の歯垢を取るのに効果的です。歯と歯の隙間が広い方やデンタルフロスが苦手な方は歯間ブラシでのケアを行いましょう。
歯科用マイクロスコープ
③食生活や生活習慣の改善
食事をすると口の中が酸性になって歯が溶けやすく、むし歯菌が活躍しやすい状態になります。食事は1日3回、なるべく決まった時間に食べるようにして、その後はしっかり歯磨きをするようにしましょう。また、タバコはニコチンによって口腔内の血管が収縮する、ヤニがたまるなどしてむし歯・歯周病のリスクを高めます。食生活・生活習慣もこの機会に見直してみましょう。



Posted by koikenina at 12:50│Comments(0)
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