健康、生活 › これまで歯科医院へは「歯が痛くなってから行く」という方は多かったのではないでしょうか?

2018年04月19日

これまで歯科医院へは「歯が痛くなってから行く」という方は多かったのではないでしょうか?

歯を失った場合の対処法として、一般にブリッジや入れ歯という方法が採られています。最近ではインプラントも選択肢の一つとなりました。ブリッジは天然歯と同じ感覚でものを噛むことが可能ですが、健康な歯を大きく削らなくてはならず、二次的な虫歯も起こりやすくなります。装着したばかりの時は歯ぐきとぴったり合っていても、時間が経つと顎の骨が次第に痩せていく「骨吸収」が起こるために、歯ぐきと歯の間に隙間ができて審美的な問題が生じます。

入れ歯は咀嚼能力が落ちるという特徴があり、天然歯を100パーセントとすると30パーセント程度しか噛めなくなってしまう点が大きな欠点です。さらに、入れ歯は粘膜とその下の血管を圧迫するために、骨吸収の進行を促します。
光重合器
歯を失った際は、複数の治療法の中からそれぞれのメリットとデメリットを考えた上で選択することになりますが、しっかりと予防をしていればそのような決断を強いられることもありません。そのためには日々のメンテナンスについて見直すことから始めることが大切です。

これまで歯科医院へは「歯が痛くなってから行く」という方は多かったのではないでしょうか? 確かに歯科医院に行くことで歯の痛みの原因を根本から取り除いてくれますが、歯は一度削ってしまったら、もう元には戻りません。痛くなってから行く⇒歯を削るの悪循環をとめることが重要です。そのため、近年はむし歯や歯周病にならないためのケアが重要視されてきています。また、心疾患や糖尿病も歯周病菌が関係していることが明らかになっています。ずっと健康な歯を保つためにも、予防を心がけることが大切です。
スリーウェイシリンジ
PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)正式名称を プロフェッショナル メカニカル トゥース クリーニング と言います。ご自宅のブラッシングではすみずみまで綺麗に磨いているつもりでも、どうしても限界があります。 ご自分で取りきれない汚れを取り除くために、専門の器具を用いて清掃し、むし歯を事前に防ぐのがPMTCです。歯と歯肉の間や、歯と歯の間も専用の器具を用いて、徹底的に清掃します。当院では歯科衛生士によるPMTCをおこなっております。



Posted by koikenina at 12:56│Comments(0)
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