健康、生活 › 歯磨きだけでは虫歯は予防できません

2018年06月27日

歯磨きだけでは虫歯は予防できません

 虫歯の進行は主に5段階あり、その段階によって治療法は異なっていきます。
CO(シーオー)
虫歯になる前兆の状態です。ブラッシング指導や再石灰化を促し、自然に治るように進めます。
C1(シーワン)
虫歯の始まりですが、まだ痛みを感じません。この段階なら簡単な治療で済みます。早めの受診がおすすめです。
C2(シーツー)
虫歯が進行し、冷たいものが染みるようになってきます。この段階なら数回の治療を行うことで症状を抑えることが可能です。
C3(シースリー)
神経まで進行し、大きな穴があいている状態。炎症を起こすと、激しい痛みを伴います。
C4(シーフォー)
歯の頭の部分がなくなり、歯根だけが残った状態。神経が死んでいることが多いため、痛みはありません。
エアータービン
歯磨きだけでは虫歯は予防できません
「毎日、歯を磨いているのに虫歯・歯周病になるのはどうしてですか?」患者さんからよく聞かれる質問のひとつです。 もちろん、毎日の歯磨き習慣は大切なことです。 しかしながら、それだけでは虫歯・歯周病の予防ができないのも事実です。その秘密は、バイオフィルムとよばれる 歯磨きをしていても除去できない強力な汚れにあります。このことをお伝えするために、患者さんには次のような例え話をすることにしています。たとえば、毎日、台所の三角コーナーの中にある生ごみを捨てますよね。これがお口の中でいう、”歯を磨く”ことにあたります。しかし、毎日、生ごみを捨てていても1ヵ月もすると、”ヌメヌメ”してきますよね。
口腔内カメラ
実は、これと同じことがあなたのお口の中でも起きているのです。この三角コーナーのヌメヌメをきれいにするためにどうしているでしょうか? おそらく、クレンザーなどの強力な洗剤を使用して、元通りのピカピカの状態に戻しているとおもいます。
三角コーナーと異なり、お口の中では、このような強力な洗剤を使用することはできません。したがって、それよりも安全なものとして、普段、あなたが使用している歯磨き剤を使用することになります。しかし、残念なことに歯磨き剤だけでは口の中の”ヌメヌメ”を完全に落とし切ることはできません。これが、毎日、歯を磨いていても虫歯・歯周病になってしまうメカニズムなのです。お口の中にできる”ヌメヌメ”をバイオフィルムと呼び、虫歯菌などにとってのバリアのようなものといえます。このバリアを壊さない限り、虫歯菌などに直接効果的な攻撃を加えることはできないのです。このバリア(バイオフィルム)を除去するためには、歯科医院で定期的にPMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)と呼ばれる”プロによる機械を用いた歯のクリーニング”を受ける必要があります。



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