健康、生活 › なぜ、こんなに大きな差がついてしまったのでしょうか?

2018年06月29日

なぜ、こんなに大きな差がついてしまったのでしょうか?

「歳を取ったら歯は悪くなって当たり前だ」と思ってらっしゃる方も、たくさんいらっしゃいます。残念ですが今の日本の現状ではその通りです。現在、80歳の方の平均残存指数は、たったの6.8本(厚生省調べ)しかありません。通常、人間のお口の中には28本の歯がありますから、約1/4しか残ってないのです。アメリカであれば85歳のときに平均15.8本、スウェーデンであれば75歳で平均19.5本の平均残存歯数となっています(サンスター調べ)。

なぜ、こんなに大きな差がついてしまったのでしょうか?以前の日本では歯医者も削ってつめる治療だけを行い、「どうしたら悪くならないように予防できるか」ということを考えて来なかったのです。これが欧米諸国との間に大きな差がついてしまった最大の原因です。スウェーデンでは75歳の平均で約20本も歯が残っているのです。歯は残せないのではなく、単に歯を残していないだけなのです。きちんとしたことを行えば、十分、歯を残せるのです。
歯科タービン
どうしたら歯を残せるでしょうか?
では、どうしたら歯を残せるのでしょうか?欧米諸国はどのようにして、歯を残しているのでしょうか?その答えが「1~3ヶ月に1回、定期的に歯科医院でメインテナンスを受けること」なのです。

欧米では、治療ではなく、このメインテナンスに力を入れたことによって、国民の平均残存歯数が飛躍的に向上したのです。日本でも、熊谷崇先生の調査によると、以下のグラフのようにメインテナンスをしっかり受けた方と受けなかった方とでは80歳になったときに約9本もの差がついているのです。皆さんは、80歳になったときに、何本、歯を残していたいですか?20本以上の歯があれば、ほとんどの食べ物を噛みくだくことができ、味を楽しみながら食べることができます。「8020(80歳になっても20本以上自分の歯を保とう)」は、健康で長生きするための大切な目標といえるのです。
口腔内カメラ
1. 定期的な口腔内のチェック
みなさまの状態によって、1ヶ月~4ヶ月ごとにお口の中を診査します。むし歯、歯周病のチェックを行い、前回と比較します。期間は、そのかたの症状や状態をみて考えて行きます。検査の結果はイラストで印刷し担当の衛生士が説明の後、みなさまにお渡しします。お家に帰ってから、ゆっくりご覧になり、前回の検査結果と比較してみてください。
2. 歯石や歯垢を取り除きます
従来の歯垢歯石をとるスケーリングのみならず、PMTC(プロフェッショナルメカニカルトゥースクリーニング)という方法で歯の表面から細菌のついたプラークをはがしとります。
3. きれいになった歯面にフッ素を塗布
きれいになった歯面にフッ素を塗布し、エナメル質の強化や細菌の活動を抑制し、むし歯の予防を促進します。
4. 歯肉マッサージ
仕上げに歯ぐきをマッサージすることで、血行を促進します。



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