健康、生活 › 予防歯科はよく、屋根に空いた穴と雨漏りに例えられます

2018年07月11日

予防歯科はよく、屋根に空いた穴と雨漏りに例えられます

「発症させない」、「進行させない」、「再発させない」ことが大切
天然の歯に勝るものはありません。できることであれば、 生涯を通じて、自身の健康な歯のままで美味しいものを食べ、 人と語らい、笑顔で過ごすことは誰もが望むことでしょう。 

むし歯や歯周病、不正咬合などのお口の問題を 「発症させない」「進行させない」「再発させない」ことが歯科治療の基本的なスタンスであるという信念のもと、 皆様のお口の健康づくりのお手伝いをさせていただければと思っております。
パルスオキシメーター
予防歯科を始めましょう
むし歯になってから神経を抜いてセラミック冠をかぶせたり、歯周病で歯が抜けてしまってから入れ歯やインプラントをするよりも、健康な状態を維持することにエネルギーを費やした方が、経済的にも時間的にも、そしてQOL(生活の質)の点でも、計り知れない大きなメリットがあることは明らかです。 

予防歯科はよく、屋根に空いた穴と雨漏りに例えられます。屋根にぽっかり空いた穴を放置してビショビショになった床の水を拭き続けても、いずれ床が腐ってきます。 まずは屋根の穴を塞ぐことが先決でしょう。 要するに、 なぜむし歯ができたのか、なぜ歯周病で歯が抜けてしまったのか? これらの「原因」を探して根本から対処する、そんな当たり前のことから始めるのが予防歯科の基本的な考え方です。

メインテナンス”の絶大な効果
むし歯や歯周病予防のために、もう一つ大切なことがあります。 下の表をご覧ください。厚生労働省が5年に一度行う最新の歯科疾患実態調査から、 各年齢の残存歯数を示したものです。縦軸は歯の残存本数、横軸は年齢を表します。年齢を重ねると歯はどんどん失われていきます。 この結果だけ見ると、人の歯は年とともに抜け落ちてしまい、入れ歯になっていくものだと諦めてしまいそうです。
顕微鏡歯科
歯科の「メインテナンス」をご存知ですか。 むし歯や歯周病を治療したあとに再発予防と歯の保存を目的として行われる、 検診と口腔内バイオフィルムの破壊を目的とする専門的なクリーニングを含めた定期管理のことです(ただの歯科検診とは違います)。 

2004年に北欧の研究グループが、長期メインテナンスに関する臨床研究を報告しました。 進行した歯周病やむし歯の治療後にメインテナンスを受けた550名の患者群の、30年間にも及ぶ長期的な追跡調査です。 歯科治療後に適切なメインテナンスを継続して受けた場合、30年間での歯の平均喪失本数はわずか1本程度でした。 しかも歯を喪失した理由はむし歯や歯周病によるものではなく、そのほとんどが歯の破折でした。 

このことからわかることは、毎日のセルフケアに加えて歯科医院での専門的なメインテナンスを続けることで、 むし歯や歯周病の発生を抑え、歯の喪失を防ぐことができるのです。歯は決して年齢とともに失われていくものではありません。



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