健康、生活 › 今までの虫歯治療では、早期発見、早期治療という考えが主流でした

2018年07月24日

今までの虫歯治療では、早期発見、早期治療という考えが主流でした

予防歯科の目的は「お口の中の健康を生涯維持し、美しい歯を育てる」ことです。小さなお子様であれば、虫歯が一本もないお口の環境を作ることが可能ですし、成人の場合、治療した部分の再発予防、口臭、歯の汚れを防ぐことができます。残念ながら、毎日きちんと歯磨きをしているつもりでも、ホームケアでは、虫歯の原因となるバイオフィルムやお茶、コーヒー、タバコなどの汚れを完全に落とすことはできません。正しいホームケアに加え、定期的なプロによるケア、メンテナンスがあなたの将来の口腔環境を虫歯や病気から守り、自然で美しい歯を育てるのです。
ハンドスケーラー
虫歯になっても治療すれば問題ない?
今までの虫歯治療では、早期発見、早期治療という考えが主流でした。しかし、一度削った歯は再生しません。虫歯を削ってかぶせものをすることで、現在あった虫歯を表面的に治療することは可能ですが、元に戻す事はできないのです。今までの虫歯治療では、早期発見、早期治療という考えが主流でした。しかし、一度削った歯は再生しません。虫歯を削ってかぶせものをすることで、現在あった虫歯を表面的に治療することは可能ですが、元に戻す事はできないのです。

欧米では予防歯科が当たり前!
欧米では虫歯や歯周病にならないため積極的に歯科医院を活用しています。日本人が持つ歯科医院のイメージは、「歯が痛くなったら行くところ」ですが、欧米の予防歯科先進国では「虫歯や歯周病にならないため、健康で美しい歯のお手入れに利用するところ」という考えです。80歳の平均残存歯数20本「8020」を達成したスウェーデンでは、国民の約90%以上が歯科のメンテナンスを受診しており予防歯科の先進国ともいわれています。一方で日本人の80歳の平均残存歯数は13.9本。残念ながら「8020」には程遠い現状なのです。
歯科 鉗子
位相差顕微鏡による細菌検査  
位相差顕微鏡とは、無職透明など輪郭のはっきりしない対象物を高いコントラストで調べる事ができる顕微鏡です。歯科では口腔内の細菌の検査などに利用します。この検査で、現在のお口の細菌の状態を確認することができ、歯周病になりやすいかどうか、今はどういう状態なのか、これからどういう状態になるのかがわかってきます。また、歯周病治療の経過についても実際のお口の中の菌を見ながら確認できます。

PMTC  
PMTCとは、「Professional Mechanical Tooth Cleaning」の略称で歯科医院で行う機器を利用した口腔内の清掃を言います。ご家庭での歯磨きなどのケアでは取り切れない、歯垢や歯石などのバイオフィルムや、後天的な着色などを清掃・除去します。むし歯や歯周病の予防や改善に効果があり、光沢のあるきれいな歯が保てる、口臭の予防・改善など様々な効果があります。しかも早く、痛みもなくこの効果が得られます。



Posted by koikenina at 15:54│Comments(0)
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