健康、生活 › 歯周病が進行して歯を支える骨が吸収(溶けること)してしまうと歯を保存(残しておくこと)が困難となります

2018年09月20日

歯周病が進行して歯を支える骨が吸収(溶けること)してしまうと歯を保存(残しておくこと)が困難となります

歯と歯肉の境目にある溝の深さをポケットプローブ(探針)という器具で測定します。
健康な歯ぐきのポケットの深さの目安は約1~2mm、3mm以上になると「歯周ポケット」となります。この歯周ポケットが深ければ深いほど、歯周病が進行していることを意味してします。また、ポケットプローブで測定した溝からの出血の有無も炎症の目安となります。もちろん炎症のある場合には、出血があります。

レントゲン検査
レントゲン撮影により、歯を支えている顎の骨(歯槽骨)の量を調べます。歯周病は顎の骨が溶かされて(吸収されて)いく病気なので、歯の根が植わっている骨の量が少ないほど歯周病が進行していることを意味しています。また、骨の質もレントゲンで調べることができます。骨の密度が小さいとレントゲン写真では黒っぽく写りますが、骨の密度が大きいところはより白く写ります。歯周病から回復してくると、骨の密度が増し、歯の動揺もおさまってきます。
マイクロモーター
歯周病の再生療法
歯周病が進行して歯を支える骨が吸収(溶けること)してしまうと歯を保存(残しておくこと)が困難となります。この吸収してしまった骨を再生して元の骨の形態に戻す治療法を歯周組織再生療法と言います。すべての骨吸収に対して可能ということではありませんが、CT等で事前に骨吸収の形態を把握して、適応症であるならば骨の再生ができます。
術前の歯の周りの骨が黒くなっているところが溶けてしまっている骨です。

術後1年の写真では歯の周りの骨がだんだん白っぽく写ってきていることがわかります。これが歯周組織再生療法です。歯周組織再生療法はマイクロスコープを使って行う繊細な手術ですので、非常に高度な技術が必要となります。

歯周病と歯ぎしりの関係
歯周病の症状は、かむ力によっても左右されます。歯周病によって顎の骨が弱くなってくると、歯は、より左右に揺さぶられるのです。家の基礎に例えるなら、くいの刺さった土台がひび割れてきている状態といえます。ただでさえ安定しませんし、隙間に歯周病菌が入り込む恐れもあります。
 歯科バイブレーター
<ナイトガードを併用した治療方法>
歯周病が確認され、なおかつ歯ぎしりや食いしばりが顕著な場合は、睡眠するときにお口へ「ナイトガード」を着用してみましょう。模型や絵図がございますので、詳しく知りたい方は、直接おたずねください。



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