健康、生活 › 審美歯科の治療にはいくつかの治療法があり、それぞれ特徴があります。

2018年11月14日

審美歯科の治療にはいくつかの治療法があり、それぞれ特徴があります。

口の中の悪い部分をただ治すのではなく、より美しく整えながら治すのが審美歯科です。
これまでの歯科治療は、悪い部分を治療することに主眼が置かれてきました。虫歯には削って詰め物をしたり、クラウンをかぶせ、歯が抜けた部分にはブリッジや入れ歯をつくって入れ、噛めるようにする。歯医者さんというのは、悪いところを治療する「修理屋」のイメージが強かったのです。
歯科器具
これに対し、審美歯科は悪い歯だけを個々に治すのではなく、歯全体のバランスを考えて対応するのが特徴です。歯は健康の源なのです。単に見た目をよくすればいいというものではありません。噛み合わせを考えながら、なおかつ美しく整える。これは広い意味で審美歯科と呼んでいます。それぞれの患者さんの顔や個性に合わせて歯を白くしたり、形を整えたりします。患者さんの歯や口の欠点をカバーし、顔と調和する美しい口もとをつくるのです。つまり、審美歯科の歯医者さんは、口もとの美しさを演出するプロといってもよいでしょう。

美容歯科のページでも説明したとおり、審美歯科はあくまで個人の歯並び、個人の歯の色味などを考慮して、なるべく治療したことが分からないようにする治療です。
昨今では変色をまねく可能性のある金属はなるべく避け、メタルフリーの材料を使うことが増えました。かみ合わせなどを考慮して、見えないところには金属製の歯を使用した方がかみやすい場合もあります。最適な材料を一緒に考えていきましょう。

審美歯科の治療にはいくつかの治療法があり、それぞれ特徴があります。
ラミネートベニア
ラミネートベニアとは、歯の表面のエナメル質をごく薄く削り、セラミック製のシェル(薄片)を貼り付ける治療法です。貼りあわせには特殊な接着剤を使用しますので、はがれてしまうことはありません。神経は削らず、歯を削る量が少ない治療法なので、少ない負担で行うことが出来、あまり歯並びが悪くない方におすすめの治療法です。
光照射器
セラミッククラウン
虫歯治療などで削った歯が大きく欠けている場合に、その歯を全面に覆う人工のかぶせ物をクラウンと呼びます。銀歯のかぶせ物もクラウンの1つです。この銀歯のかぶせ物(クラウン)を、セラミックやジルコニア製のクラウンに交換することで、健康的で自然な美しい白さを取り戻し、お口のアンチエイジングにもつながります。また、天然歯と分子レベルで接着するため、接合部分から細菌が侵入するリスクが低く、虫歯になりにくいのも特徴です。

セラミックインレー
虫歯治療で削り取った比較的小さな部分につめる人工のつめ物をインレーと呼びます。
銀歯のつめ物もインレーの1つですが、経年変化とともに変形したり細菌が付着しやすい性質があります。この銀歯のつめ物(インレー)を、セラミックやジルコニア製のインレーに交換することで、目立つ金属がなくなり、見た目の印象が若々しくなります。



Posted by koikenina at 12:36│Comments(0)
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